
みなさん、歯磨きは1日に何回しますか?
私は、1日2回、多い時には3回します。
歯磨きをすると、口の中がすっきりしますよね。
寝起きや寝る前は欠かせないですし、
人と会う前のエチケットでもあると思います。
歯磨きをするときに必ず使うのが歯磨き粉ですね。
みなさんは、どの歯磨き粉を使っていますか?
実は、歯磨き粉の中にはあまりよくない
成分が含まれていることがあるんです。
みなさんも知らず知らずのうちに使っているかもしれません。
そこで今回は、使ってはいけない歯磨き粉とその理由、
おすすめの歯磨き粉について紹介していこうと思います。
なぜ歯磨きをするの?

まずはじめに、歯磨きをする必要性に
ついてお話ししたいと思います。
歯を磨かなければいけない理由は、
大きく分けて3つあります。
①細菌を除去するため
歯磨きは、虫歯や歯周病の原因となる
細菌を除去する働きがあります。
細菌をしっかりと除去しないと
口のトラブルが起こるだけでなく、
歯磨きしている人と比べて3~5倍の細菌が
口の中に住み着いていることになります。
口内の食べかすをなくして細菌の増殖を防ぐためには、
1日2回の歯磨きが必要になってきますね。
②歯の汚れを落として人に清潔な印象を与えるため
もし、歯がすごく汚れている人と
食事をすることになったらどう思いますか?
はっきりと本人には言いませんが、
あまり清潔な印象を受けることはありませんね。
そう思われないためにも、歯を清潔に保つことは必要です。
黄ばみやねばねばの汚れは人に清潔でない
印象を与えるだけでなく、独特なにおいを発して
人を不快にさせることもあります。
自分の印象を悪くしないためにも、
エチケットの一環としてしっかりとした
歯磨きをしたほうがいいですね。
③細菌の塊を落とすため
小さい細菌はうがいで落とすことができますが、
大きな塊はそうはいきません。
歯ブラシを使ってごしごしとこすることで、
大きな塊を除去してきれいな口内を保つことができます。
塊になると歯垢のようにどんどん
目に見えるものになってきます。
不潔な印象を与えないためにも、
歯ブラシできちんと磨くようにしましょう。
使ってはいけない歯磨き粉とその成分

歯を清潔に保つために必要な歯磨きですが、
その際に使う歯磨き粉には使ってはいけないものもあります。
ここでは、使ってはいけない歯磨き粉と
含まれている成分について紹介していこうと思います。
●合成界面活性剤が使われているもの
歯の表面をきれいにするための合成界面活性剤は、
実は歯によくないんです。
合成界面活性剤はラウリル硫酸ナトリウムという成分で、
発泡性と刺激性があります。
シュワシュワとした歯磨き粉には
たいてい含まれている成分です。
このラウリル硫酸ナトリウムは、
口内粘膜から吸収され体内に蓄積されます。
その後、味覚・皮膚障害の原因やアレルギーの
原因になることがあります。
ジョイなどの食器洗剤にも使われるほどの
強い成分でもあるので、
できるだけ入っていないものを選ぶようにしましょう。
ガードハローという歯磨き粉に含まれています。
薬局などで販売されているので、
気になる人は購入を控えるようにしましょう。
●フッ素の入っているもの
多くの歯磨き粉に入っているフッ素ですが、
本来はあまりいい成分ではありません。
ですが、フッ素の入っていない
歯磨き粉のほうが少ないですよね。
歯医者さんでも最後にフッ素を塗って
虫歯を防止することがあります。
フッ素は脳の損傷や甲状腺の異常、
がんを引き起こす可能性があります。
先ほどと同じガードハローにも含まれているので、
気にする人は購入を控えましょう。
●サッカリンナトリウムが使われているもの
聞きなれない成分ですが、
子供用の歯磨き粉に多く含まれています。
サッカリンナトリウムは、
砂糖の500倍以上の甘さを持っていて、
発がん性があるといわれています。
香味材として使用されていることが多いので、
甘くて使いやすい歯磨き粉には気を付けるようにしましょう。
GUMという歯磨き粉の香味材として
使用されているので、
気を付けたほうがいいかもしれません。
●顆粒が入っているもの
CMなどではいい成分のように思える顆粒ですが、
実は少し危険なものです。
歯茎の引き締まりによっては、
歯肉の中に顆粒が埋まってしまうことがあります。
一応、すぐに砕けるから安全とのことですが…。
やっぱり気になってしまいますよね。
顆粒が多く埋まると不安になるし、
歯磨きをしてもすっきりする感じがなくなってしまいます。
また、埋まったままにしていると
細菌が繁殖するきっかけになってしまいそうです。
口のトラブルを防止したいなら、
選ばないほうがいいかもしれません。
クリアクリーンの一部商品には顆粒が含まれています。
気になる人は購入を控えたほうがいいでしょう。
買ってはいけない歯磨き粉 まとめ

今回は、歯磨き粉をする理由と使ってはいけない
歯磨き粉・使用されている成分について紹介しました。
歯磨き粉は口のトラブルを未然に防いだり、
歯をきれいに保ち清潔な人という印象を
受けたりするために使うものです。
自分の口内状況にあった歯磨き粉を使いつつ、
危険な成分の使用されていないものを選ぶようにしましょう。