児童育成手当てという制度
貴方は、児童育成手当てと呼ばれている制度が存在している事を知っているでしょうか?この手当は、児童扶養手当てと名称が似ていることから、混同してしまっている方も結構多くいらっしゃることでしょう。
しかし実際のところは、児童育成手当てというのは、児童扶養手当ては全く別のものとなります。
児童扶養手当てと同様で、所得によりまして制度を受けられるかどうかというのは変化することとなりますが、条件に該当していれば、育成手当ての場合には、子どもが18歳を迎えるまでは、月額で一人につき13500円貰うことが出来ます。
その条件というのは、母子家庭や父子家庭であることなどが挙げられます。また児童育成手当てというのは、申請をしなければ受け取る事が出来ない手当てとなります。
ただし自治体によりましては、取り扱いをしていない行政も少なからず存在しています。母子家庭で収入が低めの方でしたら、受給することの出来る可能性についてはかなり高くなりますので、もし心当たりのある方は、是非一度問い合わせされることをオススメします。
また、児童育成手当ての中には、障害手当てというものも存在しています。こちらについては、一人につき月額15500円と決められています。身体、または精神に障害を持っている未成年の子どもを扶養している場合におきましては、こちらが適用されます。
■最後の手助けは生活保護
もちろん、この障害手当てだったとしても、所得によりまして制限が設けられていますのでご注意ください。
育成手当て、そして障害手当てのどちらにせよ、申請をするためには印鑑を含めて、色々と用意をしなければいけません。何が必要となってくるのかは、自治体によって変わってきますので、実際に足を箱ぶ前に電話などで確認しておくようにしてください。
さらに、受給資格があるかどうかというのは毎年審査が行われていますので、忘れることなく再審査の手続きをするようにしてください。もし、忘れてしまいますと、受給が停止されてしまいます。
シングルマザーの方の多くは、最低限の生活すら困難になってしまうほど、収入が少ない傾向にあるようです。
子どもを一人で育てていき、さらに仕事をこなしていくのは、大変な部分が多いのは当たり前のことです。子どもが熱を出してしまうと、保育所などにも預かってもらうことが出来ませんので、その結果仕事に差し支えてしまう可能性も高くなってしまいます。
そのような生活をしていたら、限界を感じてしまうこともあるかもしれません。そのような時の強い味方となってくれるのが、生活保護なのです。