「絵本の読み聞かせ」で心がほっとする育児を

  

  子育てに奮闘中のお父さん お母さん。

  子どもにしてあげたいことのひとつに、

  『絵本の読み聞かせ』 を選んでみてはいかがですか。

 

 インターネット通信が便利な時代になって、

 アナログの活字よりもデジタル画面を見ることがほとんど、

 という方も多いでしょう。

 子育てにもスマホやインターネットが活用されて、もう手放すことのできない

 便利で大事なツールになっていますよね。

 

 そんな時代だからこそ、

 「子育てに絵本の読み聞かせをしてみませんか?」

 というシンプルな提案です。

 

「絵本の読み聞かせ」は、読む人と読んでもらう人の

 おたがいの心がほっとする、とっても幸せな育児方法のひとつです。

 そこで、

  「絵本の読み聞かせを始めるタイミングは?」

  「絵本の読み聞かせはどうやるの?」

 について、お話をしていきたいと思います。

 


絵本の読み聞かせを始めるタイミングは?

  絵本の読み聞かせを始めるのは、早ければ早いほどいい! のです。

 

  読み聞かせは、何歳ぐらいから? 何歳までしてあげたらいいの?

  と疑問に思われるかもしれませんね。

  実は読み聞かせには、何歳から何歳までという決まりはありません。

  ですが、早いタイミングで絵本の読み聞かせを始めてあげると、

  子どもは「読んでもらえる」心地よさを感じながら成長することができます。

  まだ本が読めない赤ちゃんや、幼児はもちろん、

  ひとりで本が読めるようになった子どもや小学生にとっても、

  お父さんやお母さんが「絵本を読んでくれる時間」というのは

  とても特別で幸せな時間です。

  なかなか気づかないかもしれませんが、読み手であるお父さんやお母さんも、

  絵本を読みながら幸せな気持ちを感じることができます。

  ぜひ妊婦さんにも、お腹の赤ちゃんへ語りかけるように、読み聞かせをおすすめします。


絵本の読み聞かせはどうやるの?

 次に、子どもの年齢に合った読み聞かせの方法についてお伝えします。

 子どもの年齢を下の 1.~3.に分けました。

 年齢別の傾向と、おすすめの絵本を紹介していきます。

 

1.赤ちゃんへの読み聞かせ(0~2歳)

 赤ちゃんに読み聞かせって、必要あるの? と思われるかもしれません。

  まだ生まれたばかりの赤ちゃんの視界は、ぼんやりとしています。

  見える色は、黒・白・灰色の世界 なんだそうです。

  生後5~6カ月で、人の輪郭や目・鼻・口などに興味がわいてきて、

  1歳ごろで視力0.1~0.2程度、その後の視力は3歳までに

  急速に発達していく、と言われています。

 赤ちゃんの視力から考えてみると、

 0歳の赤ちゃんに絵本を選ぶ時には、

 色のはっきりとした、大きくてわかりやすい絵が描かれた本が良さそうです。

 絵本を読む時は、赤ちゃんに語りかけるように、ゆっくり読んであげてください。

 赤ちゃんはいつも周りの人のようすや気配を、聞こえてくる声で感じとっているのです。

 

 首がすわって、ひざにおすわりの態勢がとれるようになる頃には

 お父さんお母さんが絵本を手にもって、読み聞かせができます。

 この頃に読み聞かせをしていて、いちばん困ることは

  ・聞いてくれない ・ページが(お話が)先に進まない 

  ・本をなめる、やぶる

 どれもよくあることですね。

 赤ちゃんにとっては、絵本もおもちゃの一つ。

 目の前の物はさわって遊びたいので、「遊びながら」読んでいけばいいのです。

 赤ちゃん対象の絵本が厚い紙でできているのは、このためなんですね。

 さわってもやぶれにくく、なめても危なくないように、角が丸くなっているものや

 小さなサイズのものなど、本屋さんには赤ちゃん向け絵本がたくさん並んでいます。

 絵本を読む時には、どのページからでも好きなようにめくってあげて、

 お父さんお母さんの言葉で語りかける、 この繰り返しが大切です。

 

   【 0~2歳 おすすめの絵本 】 ※しかけ絵本のようなものを除きます

   ◇〈松谷みよ子あかちゃんの本〉いない いない ばあ  瀬川康男 え (童心社)

   ◇ きんぎょが にげた  五味太郎 作 (福音館書店)

   ◇ ねないこ だれだ  せなけいこ さく え

   ◇〈赤ちゃん版〉ノンタンおしっこしーしー  キヨノ サチコ作・絵(偕成社)

   ◇ ノンタンおやすみなさい  キヨノサチコ作・絵(偕成社)

 

 赤ちゃんはいろんな絵を見ることで、色や形をだんだんと覚えていきます。

 先ほどの、赤ちゃんの視界の話にもありましたが

 赤ちゃんは「見る」ことで視力が発達していきます。

 読み聞かせは、「見る」ことプラス、お父さんお母さんの語りかけがありますから、

 「ことば」の発達にも大きく関わってくるのです。

 こんないいことづくめの「絵本の読み聞かせ」は、

 実は0~2歳の頃がいちばん大切な時期、なのかもしれませんね。

2.幼児への読み聞かせ(3歳~6歳)

 この年齢になると、自分の好きなもの(こと)への興味がだんだん出てきます。

 好きなものをたくさん集めたり、好きなものがのっている本を自分で見ようとしたり、

 とにかく「自分でしたい!」の思いが強くなる年齢です。

 また成長につれて、「字」を読もうとします。この興味がでてきた時に

 一緒に読み聞かせをすると、字を覚えることにもつながります。

 また、絵本に対しても自分の好みがはっきりしてくるため、

「今日は何を読んでほしい?」と問いかけてみたり、

 子どもに好きな絵本を選んでもらうのも、ひとつの方法です。

 また、眠る前に絵本を読む、という習慣を作るのもいいですね。

 

   【 3~6歳 おすすめの絵本 】

   ◇ ぐり と ぐら   なかがわりえこ と おおむらゆりこ(福音館書店)

   ◇ そらまめくんのベッド  なかや みわ さく・え (福音館書店)

   ◇〈ノルウェーの昔話〉三びきのやぎの がらがらどん 

            マーシャ・ブラウン え  せた ていじ やく (福音館書店)

   ◇ くいしんぼうさぎ  せな けいこ  (ポプラ社)

   ◇ ちか 100かいだてのいえ  いわい としお  (偕成社)

3.小学生への読み聞かせ(7歳~12歳)

 いよいよ小学生です。

 もう自分で本を読むことができるようになりました。

 家で絵本を読んでもらうということが、ほとんどなくなる年齢ですね。

 恥ずかしがるかもしれませんが、読んでもらうことは、本当はうれしいはずなんです。

 子どもが眠れない時や、病気の時など、枕もとで絵本を読んであげると

 気持ちがやさしく落ち着く、ということもあります。

 まだ読み聞かせのチャンスはあるので、ぜひ読んであげてくださいね。

 

 小学校では、読み聞かせボランティアの人に本を読んでもらう機会があります。

 (学校や地域によります)

 私の経験なのですが、子どもが通う小学校で「読み聞かせボランティア」に参加していました。

 低学年の子ども達は、まだ幼さが残っていて、絵本の読み聞かせがとても喜ばれます。

 では高学年の子ども達は、と言うと。

 物語ではなく、絵本を読んであげると、これが意外にも喜ばれました。

 子ども達に聞いてみると、シンプルな絵本のお話が面白い、という感想でした。

 やはり、小学生になっても、絵本の読み聞かせは楽しいようです。

 じっと静かにお話を聞いている子ども達の顔を見ていると、それがよくわかりました。

 

   【 7歳~12歳 おすすめの絵本 】

  ◇ ちょっとだけ  瀧村有子 さく 鈴木永子 え (福音館書店)

  ◇ はるの ゆきだるま  石鍋芙佐子 作・絵  (偕成社)

  ◇ となりのせきの ますだくん  武田美穂 作・絵  (ポプラ社)  

  ◇ おこだでませんように  くすのき しげのり・作 石井聖岳・絵 (小学館)

 


まとめ

 「絵本の読み聞かせ」についてお話をしてきました。

 おすすめの絵本を紹介させていただきましたが、

 私が子育てをしてきた中で、実際に読み聞かせに使った絵本です。

 どの絵本も、子ども達が大好きなお話なので、絵本選びの際に

 ぜひ参考にしていただけると、うれしく思います。

 絵本の読み聞かせを通して、心がほっとする育児時間を過ごしてくださいね。


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