お別れの会の平服って普段着!?お別れの会に参列するマナーとは?

近年、葬儀といえば家族葬が多くなってきました。
そこで知人や会社の同僚が「お別れの会」を主催することがあります。

実は最近、主人の上司が定年を目前に亡くなり、お別れの会が開催されました。
そこで主人が目にしたのは驚くべき服装の方々…。
今回は、お別れの会に参列するときの服装やマナーを考えてみました。

「お別れの会」とは

「お別れの会」とは、亡くなった方を葬儀とは異なる形で偲ぶ会です。
近年増えている家族葬は、多くが身内のみで執り行われます。

友人や会社の同僚は家族葬に参列できないため、「亡くなったという実感が無い」と思われる場合があるようです。
そこで、友人や同僚が有志として集まり「お別れの会」を主催することがあります。

亡くなった方の立場によっては、会社が主催することもあるでしょう。
主人の上司の「お別れの会」は、会社の友人が有志として開催されました。


「お別れの会」は平服指定?


「お別れの会」のご案内状には「ご来臨は平服で…」との文言がありました。
調べてみると、主催が知人・会社問わず「お別れの会」は平服指定であることが多いようです。

ここで注意すべきなのが、「平服」の定義!
平服とは普段着ではありません。

例えば、結婚式を思い浮かべてみてください。
結婚式の招待状でも「平服」と指定されていることがあります。
でも、普段着を着ていくのはマナー違反ですよね。

気持ち的に華やかなスーツかワンピースを着用していくことが多いでしょう。
同じように、「お別れの会」もフォーマルを想定した服装を着ていきます。

友人主催で「堅苦しくしたくない」との意向がある場合は、法事に参列するような服装にすればOKです。
会社主催であれば、平服と書いてあっても葬儀に準ずる服装にするほうが無難でしょう。

平服と指定されたら具体的に何を着ればいいの?

・男性の場合
男性は黒か紺色、グレーなどのスーツです。
ネクタイもダークで模様が目立たないデザインが好ましいでしょう。

会社主催の場合は黒いネクタイにします。
ベルトや靴は光沢を抑えたビジネス用のものを使えばOKです。

・女性の場合
女性も黒・紺色・グレーなど落ち着いた色のスーツかセットアップ、ワンピースを着用します。
バッグや靴は黒か紺色で、ビスなど光る飾りの無いものが無難です。

ストッキングは黒が好ましいとされていますが、会社帰りであれば無理に履き替えなくてもいいでしょう。


実際にあったNGな服装とは?

主人の上司の「お別れの会」は、会社の付帯施設で平日に行われました。
場所はシャンデリアがあるカーペット敷きのフロアで、50名前後入る大きなホールです。

友人主催ですがかなり大きなお別れ会でした。
ただ、就業後という事情があったかもしれませんが、平服を「普段着」と思われた方が多かったようです。

後に主人や主催者からいただいた写真を拝見しましたが、私もびっくりしました。

・ピンク色のニットカーディガン
・白いスニーカー
・グレーのチュニックセーター
・ノーネクタイ
・ポロシャツやTシャツなど

テーブルや食事はまるで結婚式のようなセットでした。
ですが、参列している人があまりにカジュアルな服装だったため、ちょっと違和感がありました…。

平服と言われたら服装のマナーに気をつけましょう。


お別れの会で気を付けたいマナーとは

・招待は基本的に断らない
お別れの会は従来のようなお通夜やお葬式とは異なり、招待制のことがほとんどです。
招待されたら、なるべく都合をつけて参列するのがマナーだと言われています。

主人の上司の「お別れの会」の場合も招待制です。
ただ、招待された方々が「誰々が来るなら行かない」「上司とはあまり仲が良くなかった」といった理由でお断りされた方が複数出てしまいました。

そのため参列人数が席数より少なくなってしまったようです。
前日になって我々に「夫婦で来れませんか?」という打診がありましたが、子どもの預け先が無いためにお断りするしかありませんでした。

ギリギリといえども夫婦で招待されたので、お香典に変わる会費も2人分という形で出すことに…。
いろいろ考えて欲しかったな、と思わずにいられません。

・ご遺族に無理強いしない
「お別れの会」を開催するにあたり、亡くなった方のご家族に連絡を取る場合があります。
この際、本来であればご遺族の気持ちに沿うのが何より大切です。

主人の上司の場合、お母様が80代後半とご高齢で大変気落ちされた、という話を訃報の際に聞きました。
最初は、お別れの会も遠慮されていたのだそうです。
でも、主催者の一人が何度か通い、最終的には根負けされたのだとか。

この話を聞いて、「お別れの会」を開くこと自体が大丈夫だったのかな?と心配になりました。
最終的には、お母様に喜んでもらえたという報告があったので良かったようです。
お別れの会の主催をされる場合は、どうかご遺族への配慮を忘れないでくださいね。

まとめ

今回は、主人の体験から「お別れの会」に参列する服装やマナーを考えてみました。
まとめると、

・「平服」は普段着ではない
・「お別れの会」に参列するときは法事のような服装を選ぶ
・「お別れの会」は基本参列し、ご遺族の気持ちを何よりも優先する

です。

「お別れの会」はこれから増えてくるかもしれません。
亡くなった方のご冥福を祈りつつ、参列をお考えくださいね。


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