もう迷わない!洗濯洗剤の徹底解剖

生活の中で欠かせない家事に洗濯があります。ドッラクストやスーパーに売られている洗濯洗剤はたくさんのメーカーや種類が売られていて、いったいどの洗剤を買えば良いのか迷ったことはありませんか?成分表記を見てもよく分からない名前が並んでいますよね。

洗濯洗剤の特性を理解しておけば、迷う手間が省けますね!今回は洗濯洗剤の成分から用途にあわせた洗剤選びをご紹介します。

 

洗濯洗剤の成分

 

洗濯洗剤の中身の種類は、大きく分けて【中性】【弱アルカリ性】に分類することができます。

◎中性洗剤・・・洗浄力は弱いが衣類や肌への負担が少ない

◎弱アルカリ性洗剤・・・洗浄力が強い。衣類や肌への負担がある

 

洗濯洗剤によく使われている5つの成分

◎界面活性剤・・・衣類に付着している皮脂や油を水と混ざりやすくし、汚れを落とすための主成分です。油(汚れ)と水は混ざりませんが、そこに界面活性剤を入れてあげると油と水の仲介役なり混ざりやすくなります。

また3つの機能を兼ね備えています。

1.浸透作用(繊維の中に洗剤を浸透させる)

2.乳化・分散作用(汚れを水と混ざりやすくし、汚れを浮かせる)

3.再付着防止作用(繊維から浮かせた汚れを再び繊維に付くのを防ぐ)

 

洗濯洗剤の成分表示には下記のように表記されています。

・ポリオキシエチレン脂肪酸メチルエステル

・アルキルエーテル硝酸エステル塩

・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩

・ポリオキシエチレンアルキルエーテル

・純石けん分(脂肪酸ナトリウム)

 

◎水軟化剤・・・普段使っている水道水などにはカルシウムやマグネシウムなどミネラルが含まれています。それらは界面活性剤とくっつき汚れを落としにくくさせてしまいます。そこで水軟化剤を使うことで、界面活性剤とくっつくのを防いでくれます。

 

洗濯洗剤の成分表示には下記のように表記されています。

・アルミノケイ酸塩

・アクリル酸・マレイン酸系高分子

 

◎酵素・・・繊維の奥まで入り込んだ皮脂汚れやたんぱく質汚れを分解し落としやすくしてくれます。つけ置きなどに効果的な成分です。

洗濯洗剤の成分表示には下記のように表記されています。

・プロテアーゼ

・リパーゼ

・アミラーゼ

・セルラーゼ

 

◎蛍光増白剤・・・衣類を白く見せるための染料の一種です。衣類は洗濯を繰り返していくうちに、黄ばみやくすみがでてきます。それを元の白さにも戻すために使用されます。

洗濯洗剤の成分表示には下記のように表記されています。

・蛍光増白剤

 

◎アルカリ剤・・・洗濯液をアルカリ性にするための成分。アルカリ性にすることで汚れを浮かしやすく性質を変化させたり、汚れ同士や汚れと繊維のくっつきを弱めたりしてくれます。

 

洗濯洗剤の成分表示には下記のように表記されています。

・炭酸塩

・ケイ酸塩

・アルカノールアミン

 

◎その他の成分

漂白剤・・・シミ・汚れを科学的に分解する成分

泡調整剤・・・泡の量を調整するための成分

安定化剤・・・液体洗剤の分離や凍結、粉末洗剤の凝固を防ぐための成分

ph調整剤・・・洗濯液のphを調節するための成分

 

※ph(ペーハー)とは水溶液の性質[酸性、アルカリ性]の程度を表す単位のこと

 

 

洗濯洗剤の種類について

洗濯洗剤といっても様々な形状のものが売れています。それぞれの特性についてまとめてみました。

 

1.粉末洗剤・・・一般的に弱アルカリ性洗剤が多くその中でも強力な洗浄力を持つ。コストパフォーマンスが良く毎日大量の洗たく物があるご家庭にオススメです。また綿やポリエステル素材の衣類の洗濯に最適です。

しかし、粉末洗剤は水に溶けにくいので、水温の低くなる時期は衣類に洗剤成分が残ってしまう可能性があります。

2.液体洗剤・・・一般的にほとんどが洗濯用の中性洗剤。界面活性剤や酵素などが入っているものが多く汚れを落としやすくする工夫がされています。水に溶けやすく、すすぎ1回でOKの洗剤もあり節水・時短にもなり人気の洗剤です。

汚れが軽いものや、衣類の生地を傷めたくないものに使用するのがオススメです。

また、水温が低い時期は粉末洗剤は水に溶けにくいので代わりに液体洗剤を利用するのも良いですね。

 

3.ジェルボール洗剤・・・液体洗剤と同じで中性洗剤です。特殊な膜で洗剤をパックしたボール状の洗剤で水に濡れるとパックが溶け出す仕組みになっており、1分ほどで洗剤が広がり洗う瞬間に洗浄効果が高まるのが特徴です。また洗浄力は液体洗剤以上とも言われています。

最大のメリットは洗剤の計量いらず! 

1回の洗濯に1個ポンっと入れるだけでお手軽です。泡切れが良くすすぎ1回でOKなところも嬉しいですね。

しかし、洗濯物が少ない方や逆に多すぎる方は粉末洗剤や液体洗剤より洗剤の減りが早くコストがかかりすぎてしまうことがあります。

また、ジェルボール洗剤の耐熱温度が35度程度なので夏場は保管の場所に注意が必要です。

 

4.石鹸洗剤・・・天然成分で作られた弱アルカリ性洗剤。天然成分で出来ているので赤ちゃんや肌が弱い方にオススメです。また柔軟剤なしでもふっくら仕上がるのが特徴です。

しかし、洗濯槽に汚れが溜まりやすく定期的に洗濯槽の掃除は欠かせません。

また、他の洗剤に比べ少し割高になっています。

 

5.おしゃれ着洗い洗剤・・・中性洗剤と柔軟化剤やシリコンが入った洗剤で繊維をなめらかにしてくれます。また水流が弱い「手洗いコース」や「ドライコース」などでも汚れや臭いを取ってくれます。

・衣類の縮みや型崩れが心配なニットセーター

・色褪せしやすいデニム、

・毛玉ができやすいアクリルニット

・毛羽しやすいコーディロイ

これらの衣類が最適です。

洗浄力は優しめなので、衣替えのタイミングでクリーニングに出すのがオススメです。

 

おわりに

いかがでしたか?

普段何気なく使っている洗濯洗剤ですが様々な特徴があり、この機に今お使いの洗濯洗剤の成分など見てみたり、ドラックストアやスーパーに売っている普段手に取らない洗濯洗剤を見たりするのも楽しいかもしれません。

また季節や衣類の汚れに対して使い分けしてみたりするのもいいですね。


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