寝ぐせの直し方!なんとポイントは『水』でした!


おはよう~って、寝坊じゃん!

毎朝忙しいですよね、お疲れ様です。
寒い冬にもなれば、お布団に一秒でも長く入っていたいですよね。

でも、遅刻してしまいますよ!
パンでもかじって、顔洗って歯を磨いて・・・
おっと、寝ぐせです!

この寝ぐせ、朝の大急ぎな時間を左右しますよね。
奇跡的に寝ぐせがセットされている状態に仕上がっていたらどんなにかいいのにと毎朝思います。

この寝ぐせ、果たしてどうやったら簡単に直るのでしょうか。

寝ぐせのメカニズム


実は寝ぐせは、パーマでつけるくせとは違います。

寝ぐせは、水素結合によっておきると言われています。
水素結合とは、いかにも難しそうな言葉が出てきましたね・・・。

簡単に言うと、水に濡れると切れて、乾くとくっつく結合なんです。

ちなみにブローやアイロンや、コテなどでつけるくせも水素結合です。
薬品などでくつういているわけではありませんから、身体にも悪いことがまったくないですね。

パーマはシスチン結合という結合をパーマ液で切って、ロッドで結合をずらして、パーマ液で結合しなおしています。

パーマとは結合が違うので、ストレートパーマをかけても、肩に髪が当たる長さだとはねてしまうのはこのためです。

ポイントは『水』

寝ぐせ=水素結合ということは、水が関係しているということなんです。
ポイントは『水』です。

寝る前にしっかりとドライヤーをした日と、しないで寝た日で寝ぐせのつきかたが違う感じがしたという経験はありませんか?

朝起きて、今日は全然寝ぐせがないという日を思い出してください。
前日に、きちんと乾かし切れている日ではありませんか?
そうなんです、水分が多いと、寝ぐせになるんです。

夏は就寝中に汗をかくため、しっかり乾かしていても汗で結合が切れて、乾いて、寝ぐせがついてしまうこともあります。

夏は自然乾燥にしてしまっている人が多いですね。
でも、ドライヤーで乾燥させた方が、水分はとぶんです。
冬はお風呂上がり髪が濡れていると寒いからきちんと乾かす人が多く、スタイリングが上手くいってる人が多いかもしれませんね。

逆に、寝ぐせは一旦濡らして水素結合をおこして、それを乾かせば直るということですね。

濡らしたのにすぐに戻ってしまう寝ぐせ


朝起きて、はねているところを濡らして乾かして出かけたのに、職場についたらもうはねていたという経験がある方も多いでしょう。
濡らして水素結合を切ったはずなのになぜ元に戻ってしまうのでしょうか。

髪の毛は根元が潰れていると、外側にはね、根元が起き上がっていると、内巻きになる性質があるのです。

濡らして乾かしたのに戻ってしまう寝ぐせは、根元の水素結合が、濡らし切れていなくて残ってしまっているんですね。
毛先の水素結合だけを直してしまい、通勤中に根元の寝ぐせにより、毛先がまたはねてしまったということなんです。

こういったことを踏まえて、寝ぐせの直し方を考えてみましょう。

寝ぐせの直し方

1.一旦髪の毛全体を濡らして乾かし直す


髪の毛全体の水素結合を一気に切ってしまう方法です。
1番キレイになりやすいです。

美容室でおでかけのブローを頼むとシャンプーからするのもこのためですね。
ドライヤーで根元から空気を入れるようにしっかり乾かします。

手櫛でも少し引っ張るように乾かすと、ブローしたような艶が出やすいです。
全体を濡らす方法はショートヘアーやボブなど比較的髪が短い人に有効です。

ロングヘアーの方は時間がかかるためこの方法は毎朝は辛いかもしれないですね。

2.アイロンやコテを使う


毛先のくせは一瞬で直せるため、おそらく1番している人が多い方法です。
ただ前記のように根元が潰れてしまっているままだと元に戻ってしまいます。

髪の毛が乾いたまま、ドライヤーを当てながらブラシやクシでとかします。
前から後ろ、後ろから前、右から左、左から右にとかし、根元を起こしてからアイロンを入れると、キレイにまとまり、元にも戻りにくいですよ。

3.クルクルドライヤー、ブラシ付きアイロンを使う


クルクルドライヤーや、ブラシ付きアイロンは温度がアイロンやコテに比べて低いため、寝ぐせを直す際にやや時間がかかる印象があります。

しかしアイロンに比べて根元の髪の毛まで熱を入れる事が可能なため、潰れてしまった根元を起こす事ができます。

温度が低い分、アイロンに比べて火傷等の心配も少ないのも良い点ですね。

ドライヤーやアイロン等熱を髪の毛に当てる際は、洗い流さないトリートメント等熱から髪の毛を守ってくれるものを使いましょう。

トリートメントをきちんと使えば、静電気もおきにくく髪をダメージから守ってくれます。

また、美容室などで購入できる『寝ぐせ直しウォーター』は、水よりも髪の毛に馴染みやすく作ってあるため、浸透しやすく、忙しい朝の味方です。
香りもいろいろな物が出ているのでお好みのものを見つけましょう。

まとめ

寝ぐせは、朝の忙しい時の難敵です。

できるだけ前日から次の日に寝ぐせが出ないように、しっかり乾かして寝るのが一番ですね。

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