英才教育をしてプロを目指す~かかる費用


大谷翔平さんと言えば、いまや誰もが知る日本を代表するメジャーリーガーです。
その他にも、世界のトップと言える日本人のアスリートは数多くいます。

彼らは、英才教育され、才能を開花させています。
そこでわが子に同じ影を投影してしまい、期待してみます。

いったいいくらかければ一流トッププレーヤーになれると言うのでしょうか。
調べてみました。

トッププレーヤーを目指せ

まずはプロ野球選手を目指す


まずプロ野球選手を目指すというのは、収益性が高いからです。
成功報酬があることが確実にわかっています。

ではプロ野球選手になるための近道はというと、強豪校に入って甲子園に出ることです。
その近道は、少年野球です。
幼少から硬式野球チームに入れることです。

日本の公式少年野球は、リトルリーグと、大阪のボーイズリーグです。
リトルリーグやボーイズリーグの練習は主に土日祝です。
でも朝から晩までみっちりの練習で、まる一日練習になります。

幼少から硬式野球をやっていても、身体に合ったトレーニングをするため、壊れることはありません。

試合には投球制限数と休息規定があり、選手の安全は厳格に守られます。

監督・審判・コーチといった周りの大人たちが厳しく安全に愛情を注いで、才能を開花させるといったところです。

例えばリトルリーグで言えば、月にユニホームのレンタル代などあわせて五千円程度。ボーイズでも1万円にはいかないくらいです。
小3からリトルリーグに参加したとすると、高校までの総額は100万におさまるくらいでしょうか。

Jリーガーになる


次はJリーガー。
高校サッカーで活躍するのが普通ですが、Jリーグの下部チーム(ジュニアユースなど)で活躍するという場もあります。

このジュニアユースは大変に狭き門で、10人枠を100人で争うほどの難関です。

野球と違い毎日毎日ボールに触っている子が伸びるというから、チームに幼少から参加したらどれほど自分で練習できるかが鍵なのでしょう。

Jリーグ下部組織のアカデミーに参加するとなると、会費やユニホームで月に3万円程度。小3から高3までトータルでは360万程度かかるので、野球よりお金がかかるという感じです。

ゴルファーを目指す


ゴルフは意外と知られていないのが、強豪高校の部活です。
インターハイなどで結果を残せば、強豪大学のゴルフ部の特待生や、ツアープロへの道が開かれます。

男子は大学から、女子は高校からプロになっていく傾向が強いです。

プロゴルファーの平均的なゴルフを始めた年齢はというと、おそめの9歳です。
ということは、色々な経験を積みながら、基礎体力をつけつつ、ゴルフの道に入っていく感じでしょう。

実際に野球選手などは、野球を目指していたがゴルファーに転向するという人も多いです。

9歳からゴルフを始めたとして、中学卒業までゴルフスクールに通えば、150万から300万円はかかります。

ジュニアのゴルフ大会の参加費は、1万円以内+交通費です。

ただ、ゴルフは道具にお金がかかります。
クラブを揃えたら50万くらいです。

フィギュアスケーターを目指す


テレビでよく見るのは、氷の上の花形、フィギュアスケートです。
小さいころからの習い事として、フィギュアをやっている人も結構出会います。

特に近くにスケートリンクがあると、練習に通いやすいです。

スケートの練習は早くて、2歳くらいからもう始めます。
遅くとも5歳までには始めていないといけないでしょう。

小学校4年生くらいまでにトリプルのジャンプができるようになって、有名な全日本ジュニア選手権に出場してというのが夢の道です。

フィギュアスケートのレッスン費用は1万円程度ですが、個人レッスンを受けると別途かかります。
高校生くらいでコーチの個人レッスンを受けると、6~7万円がかかることもあります。

これにシューズ代、衣装代、遠征費、コーチの宿泊費なども出さなくてはいけませんので、総額1千万以上かかることもざらです。

棋士になる


今で言えば藤井名人が憧れという子もいるでしょう。
昔は将棋や囲碁の棋士になるという子は少なかったと思いますが、今は教育にもいいですので、幼少からやらせる親も多いです。

将棋は、奨励会というプロの養成会があります。
そこに入会するのが早い道でしょう。
四段まで昇段すると、プロになれます。

日本将棋連盟の研修会は、入会金に3万円程度、お月謝は1万円と少しです。
奨励会の試験は、3万円から5万円で、お月謝は6千円程度です。

将棋教室も同じように6千円程度のお月謝です。

将棋は自分で勉強するところも多く、本などを買うのに年5万円くらいだと思います。

夢ではありますが、例えば藤井名人は年間賞金が1億円を超えています。
竜王戦に勝てば4千万以上の賞金だということです。

まとめ

プロフェッショナルの道は、どんなアスリートでも険しいものです。
それぞれにチームに所属したり、練習生になったりと、さまざまなお金がかかります。

これがプロになって、上位に入れるような成績を残せればいいのですが、それも一握りでしょう。

夢のような気もしますが、それでもわが子には目指して欲しいと思ってしまいますね。

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