「マイバッグ」いつも持ち歩いていますか?

お店で買い物をする時に、自分で持ってきた袋、いわゆる「マイバッグ」を使うことが今では日常になっていますね。



お店で商品を受け取る時、袋はありますか?と聞かれることも多くなりました。

手持ちの袋やバッグがない時は、レジ袋を有料で買って商品を入れてもらうことになります。

レジ袋有料化は、2020年7月から本格的に始まりました。

この有料化をきっかけに、なるべくビニール袋を消費せずに、自分の袋やバッグを使って買い物をしようとする動きが出てきました。

実際のところ、買い物に「マイバッグ」を使うことで便利になったことは何でしょうか。

また逆に、不便なことは何だろうか?ということについて調べてみました。

 

マイバッグ運動とは

買い物の際にマイバッグを使うことを、「マイバッグ運動」とよびます。

 「マイバッグ運動」とは (Wikipediaより)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0%E9%81%8B%E5%8B%95

 お店で物を買う時に、買い物袋を持参するように呼びかける環境運動のこと。

 お店側で用意した袋を使わずに、買い物をした人が自分で袋やバッグを持参して使用すること。

 マイバッグ運動は、

 ・レジ袋の大量消費を防ぐ

 ・くり返し利用できる買い物袋を使用する

 ・ごみの削減と二酸化炭素などの温室効果ガスを削減する

 ・レジ袋の原料である原油の資源を保護する

 などを目的としています。

 

マイバッグ使用のメリットとは

マイバッグを使うことによって、どんなメリットがあるでしょうか。

①レジ袋代がかからない

主にスーパーやコンビニエンスストアでは、有料袋の使用に1枚3円~5円ほどの料金がかかります。

スーパーで食材などを買う時には、物の量によっては袋が1枚で足りないことがあります。

買い物のたびに2~3枚のレジ袋を有料で買うよりも、マイバッグを使えば袋代が余分にかかることもなく、

何度も繰り返して使うことができます。

 

②マイバッグ持参でお買い物ポイントがたまる

お店によってはマイバッグを持参して買い物をすることで、お店独自のポイントがたまる制度があります。

たとえば、「無印良品」です。https://www.muji.com/jp/mybag/index.html

無印良品アプリを登録すると、買い物金額に応じてマイルがたまっていきます。

マイバッグを持参すると530マイルがもらえるという特典があります。

 

③マイバスケットの使用で時短

ナイロン製など袋状のマイバッグのほかに、プラスチック製のカゴ型があります。

マイバスケットと呼ばれています。主にはスーパーで使用することが多いです。

レジでは、スーパー専用の買い物カゴからマイバスケットへ買った物を移すだけでいいので、いくつにも分けて袋詰めをする手間が省けます。

今はセルフレジも増えているので、このマイバスケットを使えば、商品を移したあとはカゴを持ち帰るだけですみ、

効率よく買い物をすることができます。

 

マイバッグ使用のデメリットとは

マイバッグを使うことによって起きるデメリットは、なんでしょうか。

①マイバッグの衛生面

マイバッグは何度もくり返して使えますが、袋の汚れや破損など、衛生上の問題が考えられます。

特に食品の買い物では、衛生面が気がかりです。何でも同じ袋に入れることへ抵抗を感じることがあります。

 

②ごみ袋再利用ができない

レジ袋がもらえなくなることで、ごみ袋としての再利用ができなくなります。手元にレジ袋が不足

することで、ごみ袋のために新たに袋を購入することになります。結果として、ビニール袋の使用は

減ることがありません。

 

③マイバッグが何枚も必要

買い物のたびにマイバッグを使うと、お店が変わるごとにバッグが必要です。マイバッグを何枚も

持ち歩かなければならず、足りない時は有料レジ袋が必要になることもあります。

 

④購入品と私物の区別

買った物をマイバッグに入れることで、購入済みの商品と私物として持ち歩いている物との区別が

見た目からは判断しにくい、という問題です。

もしも万引きが起きた時、犯罪の判断が見分けにくいのではないかと考えられます。

 

マイバッグを上手に利用しよう

ビニール袋の大量使用や、ごみ問題を解決しようとする動きから、マイバッグ運動が始まりました。

環境問題に取り組む、という点から「エコバッグ」とも呼ばれます。

マイバッグ・エコバッグを使うことで考えられるメリットとデメリットがありました。

買い物の内容や使い道によって、マイバッグの使い方もさまざまです。

出先で思いがけず買い物をした時に、バッグが準備できないこともあります。

そのような時は、有料の袋を買って使う方が便利です。

いつでもマイバッグを使える、というわけではありません。両方の使い分けをしながら、

なるべくビニール袋の消費を少なくしていこう、という意識を持つことが大切ではないでしょうか。

日頃から、折りたたみのマイバッグを携帯する習慣をつける。買い物に行く前にはマイバッグをひとつでも持って出かける。

私たちにできる、もっとも身近で簡単な環境運動への参加が、マイバッグの利用です。

毎日の生活の中で、上手に取りいれていきたいですね。

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