部屋干しの嫌なニオイを解消!洗濯物を早く乾かす方法

雨の日が続いたり、一人暮らしで洗濯物を外に干すことをためらったり、どうしても部屋干ししないといけない場合、気になるのは生乾きのニオイやカビなどの問題です。

また、室内干しは限られたスペースに干すため、部屋が狭くなってジメジメします…

だから少しでも早く乾かしたい!

そこで今回は、部屋干しの嫌なニオイを防いで、出来るだけ早く洗濯物を乾かすためのポイントや干し方のコツなどをご紹介します。

部屋干しの嫌なニオイを防ぐには干す前の準備が重要

部屋干しの嫌なニオイの原因は「雑菌」です。

雑菌の繫殖は時間が経つほど増えていくため、部屋干しをするときは、その雑菌の繫殖を抑え早く乾かすことがポイントです!

洗濯する前と洗濯時、そして干す前の工夫で、部屋干しのあの嫌なニオイをずいぶん減らしてくれます。

洗濯物は通気性の良い場所に置く

脱いだ服をそのまま洗濯機に入れて翌朝洗濯するというパターンはよくあることですが、これはNGです。

洗濯物だけではなく洗濯槽まで菌が繫殖し、カビやニオイの原因になるので、脱いだ洗濯物は通気性の良いカゴなどに入れ、すぐに洗濯できないときは除菌スプレーをかけておきます

我が家では、植物性由来のキッチン用アルコールスプレーを使っています。

使う前はバスタオルなどに黒いポツポツのカビが付くことがありましたが、スプレーをかけるようになってからは翌朝洗ってもカビが付くことは無くなりました。

洗濯時の工夫

使う洗剤は衣服に付いた皮脂などの汚れを落としやすく、菌の繫殖を防ぐ部屋干し用の洗剤がおススメです。

そして、一度に洗う衣類の量にも気をつけましょう。

洗濯物をたくさん洗濯機に詰め込んで洗ってしまうと、衣類に水が通りにくく汚れが落ちないだけでなく、すすぎも不十分で洗剤が残ってしまい菌の繫殖につながります。

そうならないように、洗濯物の量は洗濯槽の7割くらいまでに抑えて使うようにします。

また、洗濯槽もカビが付きやすいため、洗濯機の使用後は常にふたを開けて湿気を逃がし、定期的に洗濯槽クリーニングを行い清潔に保ちます。

脱水時の工夫

洗濯物を早く乾かすために脱水を強くかけてしまうと、洗濯物がシワシワになってしまいます。

なるべくシワにならないように水分を取る方法は、脱水が始まる前に洗濯機の運転を一時停止し、乾いたバスタオルを洗濯物を囲むように入れて脱水を再開します。

乾いたバスタオルを入れ脱水することで、タオルが濡れた洗濯物の水分を吸ってくれるため乾きやすくなります。

干す前にアイロンをかける

干す前にアイロンをかけると洗濯物のシワも伸びるし、ニオイの原因となる菌の繫殖を抑えることができるので、時間に余裕があるときにはおススメの方法です。

ですが、洗濯後時間が経っていると既に菌が発生している可能性があるので、アイロンは洗濯後すぐにかけるようにします。

また、アイロンのスチーム機能は使わずにドライモードでかけましょう。

洗濯物を早く乾かすポイントは風の通り道を作る

洗濯をして干すまでの対策ができたらいよいよ部屋干しをしますが、極力早く乾かすためにはちょっとした工夫が必要です。

干す場所を工夫する

リビング

部屋干しに最適な場所は、湿気がこもりにくく風通しの良いところなので、室内で一番向ているところはリビングになります。

そして、湿気は部屋の隅や壁側にこもりやすいため、リビングに洗濯物を干す場合は風の通りの良い中央に、スタンド型の物干し台などで干すことをおススメします。

浴室

浴室は湿気を逃がしやすいように作られているため、窓やドアを開け風の通りを良くして、換気扇を回すか、浴室乾燥機能が付いている場合は利用すると早く乾燥します。

浴室に物干しロープなどが付いていない場合は、突っ張り棒を使用したり、浴室と脱衣室のドアを開け、そのドア枠の上部に部屋干し用ハンガーを取り付け、洗濯物を干すとよく乾きます。

部屋干しに向いていない場所を避ける

窓枠・カーテンレールは光が当たり部屋干しに最適のようですが、意外と風通しが悪く、カーテンなどはホコリが吸着していることが多いのです。

そこに濡れた洗濯物の水分が付いてしまうと、カビやニオイの原因になるためカーテンレールなどに干すのは避けた方がいいですね。

寝室にはベットや布団などがあり、その素材は水分を吸収しやすく、洗濯物を干してしまうと部屋全体の湿度を上げるため、ここも避けた方がいいです。

干すときは風の通り道を作る

部屋の中央・上部

部屋干しをするときは空気のよどみが少ない部屋の中央部に、そして、天井に近いほど空気の動きがあるため上部に干すと乾きやすくなります。

アーチ干し

角ハンガーを使う場合、両端に長い衣類、内側には丈の短いものを干して「アーチ型」を作るようにすると風(空気)の通り道ができて、効率よく洗濯物を乾かすことができます。

洗濯物同士の空間を作る

洗濯後の衣類は前身ごろと後ろ見ごろが密着しているので、干すときには空気が入るように離します。

また、ポケットの付いているジーンズやパンツ類は生地が重なって乾きにくいため、裏返しにすると重なった生地が表に出るので乾きやすくなります。

そしてハンガーとハンガーの間は、最低でも手の拳一つ分を離して風の通り道を作ります。

洗濯物は下から風を当てる

濡れた洗濯物の冷たい水蒸気は下の方へと降りていきます。

なので干した洗濯物は下の方から風を当てると、水分がたまるのを防ぎ空気も循環させてくれるため、より早く乾かすことができます。

風を送るのは扇風機でも十分ですが、より効果的に風を当てることができるのはサーキュレーターです。

サーキュレーターは洗濯物の真下にセットして、下から風を送ることができるので部屋干しには大活躍します。

種類は豊富にあり、シンプルなタイプは4000円代のものもありますが、除菌消臭などの機能が付いていると、さらに部屋干しの嫌なニオイを防いでくれるのでおススメです。

まとめ

部屋干しの嫌なニオイの対策は、菌を繫殖させないことがカギです。

そのためには、洗濯する前から干すまでのポイントを押さえて、干すときにはちょっとした工夫をすると、部屋干しの問題がずいぶん抑えられます。

雨の日は気持ちがふさぎがちですが、部屋干しの対策をすると少しだけストレスを解消できるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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