モノを手放してスッキリ!1日5分の片付けが幸運を呼び込む!

あなたの今いる空間は快適ですか?
モノがあふれている現代では、「モノが多く、いらないモノに囲まれている」「部屋が狭くてストレスを感じている」といった状況も多くみられます。
ほんとうに必要なモノや、お気に入りのモノに囲まれていると、毎日心地よく過ごすことができそうですね。
今回は、いらないモノを手放し、片付けることによって幸運を呼び込む方法をお伝えします。
モノが多くても大丈夫!
ひとつひとつ、手放していきましょう。

部屋が変わると、人生が変わる!

部屋の状態と心の状態には、不思議なつながりがあります。
部屋がごちゃごちゃして整理できていない状態だと、心の中も混乱し、落ち着かないことが多いのではないでしょうか。
一方、部屋が片付いていて居心地のよい状態だと、気持ちや考えも整理され、スッキリした気分になりませんか?
つまり、心や人生を変えたかったら、部屋を居心地のよい状態に変えればよいのです。
そして、片付けはゴールではなく、自分とまわりの人が幸せな毎日を送り、自分らしく充実して過ごすための手段のひとつと考えてみましょう。

これがわかれば運が開ける!

開運するためには、部屋を片付けるという行為を通して自分と向き合い、自分のほんとうの望みに対して行動を起こすことが大切です。
ほんとうに必要なものは何か
ほんとうは何をしたいのか
ほんとうはどうしたいのか
これらは部屋を片付けることによってわかるようになります。
今の環境は、その人の生きる姿勢や習慣、考え方などの結果です。
どんな人生を歩んできたかを片付けを通して見直すと、見えてくることがたくさんあるのではないでしょうか。
つまり、自分のほんとうに望んでいることをはっきりさせ、片付けるという具体的な行動を起こすことで望みに近づくことができるのです。

1日5分の片付け習慣が幸運を呼び込む!

習慣をたったひとつ変えるだけで、人生は変わります。
1日たった5分、机の上を片付けるだけでもよいのです。
毎日続けて習慣にすることで、必ず何かが変わります。
たとえば、「脱いだ靴は必ずそろえる」という習慣によって、自然にまわりの人への配慮ができるようになるかもしれません。
それをきっかけにして人間関係や仕事がうまくいく可能性もあります。
つまり、1日5分の片付け習慣によって、幸運やチャンスを引き寄せることもできるのです。

無理しなくても大丈夫!

近年では「断捨離」や「ミニマリスト」といった、モノを減らすことや、そもそもモノを持たない暮らしが注目されていますね。
しかし、あまりこだわりすぎると、かえって執着やストレスになってしまいます。
そのモノに対する強い思い入れがある場合は、無理に捨てる必要はありません。
割り切れない感情や気持ちも大切にしてよいのです。
そんなときには、「捨てる、残す、保留(わからない)」で分類してみましょう。
ただ、捨てずに残すのならばその理由をはっきりさせます。
たとえば、クローゼットを片付ける場合。
まずクローゼットの中にある服を全部出し、ひとつひとつ見て「今着ているもの」だけを入れていきます。
そして、「今は着ていないけど捨てない」という服は、ダンボールなどの箱に入れてまとめておくのです。
すると不思議なもので、「今は使っていないけど捨てないもの」「残しておくもの」がわかると、捨てるべきものを捨てられるようになります。
それは「残すべきもの」がはっきりし、風通しがよくなるからです。
もし、未練があるのに無理に捨ててしまえば、あとでモヤモヤしたり、後悔したりするかもしれません。
そんな未練や後悔がある部屋で、心地よく過ごすことができるでしょうか?
いくらきれいに片付いている部屋でも、そこに住んでいる人の「愛」や「想い」が感じられなければ、幸運を呼び込むことはできないのです。
無理せず、心地よく過ごせる空間を目指していきましょう。

スッキリ片付けるには?

お気に入りのモノに囲まれて心地よく過ごすためには、どうしたらよいのでしょうか。
いきなり部屋全体をきれいにしようとせずに、基本的なステップを踏んで少しずつ片付けを行えば、スッキリした部屋になります。
基本的には、以下の3つのステップを、部屋の各部分に対して繰り返し行うだけです。

片付けのステップ

  1. モノを全部出して、分ける
  2. きれいにする
  3. モノの定位置を決め、キープする

引き出しひとつ、本棚の一段など、5分でできる範囲でやってみましょう。
では、それぞれのステップを解説します。

ステップ1:モノを全部出して、分ける
このステップでは、片付けたい場所にあるモノを全部出して、ひとつひとつ確認する作業を行います。
引き出しや本棚などにあるすべてのものを出し、「これは自分にとってどんな意味があるのか」「自分にとってどれだけ大切なものなのか」を見直していくのです。
たとえば、旅行の時の記念品や誰かからもらったおみやげ、感動した本。
当時は大切に思っていたけれど、「今の自分にはもう必要ない」と思えるものもあるかもしれません。
果たして、その記念品やおみやげ、当時感動した本などを手元に置いておくことによって、今も幸せな気分になったり勇気づけられたりするでしょうか?
今の自分は当時よりも成長しているし、今もバージョンアップし続けていると考えてみましょう。
そして、今の自分にとって「いちばん大切なモノ(大切なこと)は何か、それを大切にできているか?」と問いかけてみましょう。
この作業は、今の自分に大切なモノや大切なことを再確認し、大切にする練習なのです。

ステップ2:きれいにする
さて、次は「汚れを落とし、きれいにしてから収納する」という作業です。
「きれいにする」「磨く」ということは、やればやるほどきれいになり、結果が出ます。
心を込めて行えば、きれいになって達成感もあり、おまけに心もスッキリ。
「ひとつだけ」でよいので、「徹底的に」やってみましょう。
たとえば、今日はキッチンのシンクまわりを片付けて、調理器具やシンクを磨くと決めた場合。
ていねいに磨いていくとシンクが輝きを取り戻し、達成感があります。
また、ストレスを感じたときほど、無心になってシンクを磨いていると、頭も心もスッキリし、気分転換になるという効果も。
実は、クリエイティブな仕事をしている人の中には、アイデアやひらめきがほしいときにはそうじをする、という人も多いようなのです。
ちなみに、あなたは大事な勉強中にそうじをしたくなったという経験はありませんか?
この行動の心理については諸説ありますが、中には「そうじをした後はスッキリして、気持ちよく勉強に取りかかれた。集中できた」という人も少なからず存在するようです。
「きれいにする」「磨く」という行為は、頭の中を空っぽにする単純作業なので、思考が整理されるという効果も期待できるのですね。
これは、マインドフルネスや瞑想に通じるものがあります。
近年流行しているマインドフルネスは、ひとつのことに集中し、ストレスを取り除いたり頭の中を整理したりするものです。
わざわざマインドフルネスや瞑想の時間をとらなくても、「ひとつだけ」「徹底的に」きれいにするだけで、同じ効果があります。
大切なものがきれいになる上に、頭や心も整えることができるのです。

ステップ3:モノの定位置を決め、キープする
これは片付けの定番ですね。
モノを決まった位置に片付け、その状態を保つために片付けを習慣化しましょう。
自分にとって心地よい状態をキープし、モノや物事の流れを「循環させる」ことが大切です。
「循環させる」とは、片付けを定期的に行い、不要なものは手放して新しいモノを取り入れること。
新しいモノを取り入れるためには、スペースが必要です。
不要なモノを手放すことでスペースを作れば、自然と新しいモノや流れが入ってきます。
ちなみに、「エネルギー」も循環するものです。
モノをためこんでしまうクセのある人(私自身がそうです)も、ひとつずつでよいので不要なモノを手放し、モノだけではなくよいエネルギーも循環させましょう。
「ひとつ手に入れたいと思ったら、ひとつ手放す」という片付けのルールを用いるのもよいですね。
さらに、ひとつにつきふたつ手放せれば言うことなしです!
また、思い出のモノを処分したいと思ったときは、新しい自分に生まれ変わるチャンス。
古いものを手放すことは、新しいモノやコトを受け入れるための準備をすることです。
ひとつでも「手放す」という行動を起こせば、きっと新しい流れが生まれることでしょう。

片付けのポイントとは?

片付けのポイントは、物が散らかっている状態から、モノがない空間(スペース)を作ることです。
まずは、片付ける場所を小さく区切って、1日5分から始めてみましょう。
たとえば、机の上に書類が散らかっている場合。
とにかく一か所にそれらの書類をまとめます。
そうすると、一時的に何もモノがないスペースができますね。
そのスペースをぞうきんで拭くなどして、きれいにするのです。
すると部屋の一部にきれいな空間ができ、スッキリします。
あとは、まとめた書類をひとつひとつふるい分けて、定位置に片付けていくだけ。
このように、きれいな空間が増えていく体験をすると、片付けのモチベーションもアップします。
はっきりと成果が目に見えれば、楽しく片付けができるようになりますね。
そして、空間にゆとりをつくることは、心のゆとりにもつながります。
その心のゆとりによい運気もやってくるのです。

空間の整え方

では、具体的にどのようにしたらよいのか、場所ごとにみてみましょう。

  1. 玄関
    まずは、快適な玄関をつくりましょう。
    どんな玄関だったら部屋に帰りたくなるでしょうか?
    家族がいる方は、気持ちよく送り出し、迎える場所としても大切な空間ですよね。
    玄関を通るついでに片付ける、という気楽な気持ちで片付けてみましょう。
    家を出るときも、帰るときも、気分が上がる玄関になるとよいですね。

     

    玄関を片付けるポイント

    1. 靴は靴箱にしまい、出しておかない:玄関は、人を迎える場所であるということを意識しましょう。
    2. はかない靴は処分する:靴を全部出して、ふるい分けます。はく機会のない靴は処分しましょう。
    3. 床をきれいにする:靴を片付けると玄関の床にスペースが生まれ、きれいにしたくなります。
  2. お風呂
    1日5分の片付けにおすすめなのが、お風呂です。
    お風呂に入ったついでに、気がついたところをきれいにしてみましょう。
    頭を空っぽにしてお風呂をきれいにそうじする習慣をつけると、直感力が冴えて、ピンときたことをパッと行動に移せるようになりますよ。
  3. テーブルや机
    片付いた状態を保つために大切なのは、テーブルや机に置くモノの定位置を決めることです。
    ひとつひとつ片付けながら、そのモノの置く位置を決めていくとよいでしょう。
    たとえば、テレビのリモコンなどは、使うたびに違う場所に置いたりしがちです。
    リモコンひとつでも、置く場所を決めておき、使った後は必ずそこに戻しましょう。
    それだけでも片付けが楽になり、心もスッキリします。
    片付いた状態を写真に撮っておいてもよいかもしれませんね。
  4. 鏡、窓ガラス
    洗面台の鏡や、窓ガラスを磨いてきれいにしてみましょう。
    1日5分の片付けの中に、「鏡を磨く日」などと決めて習慣にします。
    鏡や窓ガラスは、磨いてみると意外と汚れているものです。
    これらの汚れを取り除いてピカピカにすると、その場所が明るくなり、新しいエネルギーが入ってくるような気がしませんか?
    また、洗面台はできるだけモノを収納し、出しておかないように。
    出しておく場合は必要最低限のモノを整理して置き、何もない空間を広くとります。
    整った空間で、ありのままの自分の姿を鏡に映すことを習慣にしましょう。
    すると、自分のことが好きになり、自信が持てるようになりますよ。
  5. トイレ
    昔から、トイレには神様がいて、「そうじをするといいことがある」と信じられてきました。
    トイレをきれいにそうじすると、仕事やお金などの運気が上がる、という話を聞いたことがある人もいるでしょう。
    トイレは、皆がそうじを嫌がる場所ですが、そこを率先してきれいにするという心がけもよいのかもしれませんね。
    飲食店などのお店でも、トイレがきれいなところは心が安らぎ、また来ようという気持ちになります。
    ところが、いざトイレをきれいにするぞ!と思っても、トイレはそうじのハードルが高い場所。
    一度に全部きれいにしようとせずに、一か所ずつそうじをしてみましょう。
    以下の4つの部分に分けてみます。

     

    1. 便器の内側
    2. 便器のまわりと便座
    3. 手洗い場やペーパーホルダー
    4. 床と天井

    1日5分でもかまわないので、徹底的に。
    特に、便器の内側は抵抗があるかもしれませんが、エイヤっと思い切ってきれいにしてみましょう。
    すると、他の部分もスムーズにできるようになりますよ。


  6. 開運するためには、ぞうきんを使って水拭きするとよいそうです。
    床も全部一度にやろうとせず、トイレやキッチンなどで区切って行いましょう。
    このくらいならできそうという時間を決めて、ていねいに磨きます。
    まずは置いてあるものを片付け、掃除機をかけることから。
    あとは固くしぼったぞうきんで、無心になって拭くだけです。
    汚れのひどいところは、重曹を使うとよいでしょう。
    床がきれいになると、その場所の空気が変わります。
    気分が落ち込んでいるときに行うと、明るい気分になれるでしょう。
    また、床磨きが習慣になると、細かいところまで目が行き届くようになります。
    細かい気配りや配慮ができ、立ち居振る舞いも洗練された女性になれるかもしれません。
    床をピカピカにすれば、仕事や人間関係もうまくいきそうですね。
  7. 冷蔵庫
    今、あなたの冷蔵庫の中にはどんなものが入っていますか?
    冷蔵庫の中を見れば、だいたいその人の考え方や行動パターンがわかるそうです。
    たとえば、賞味期限切れのものがたくさんある人は、古いものを捨てられず、しかも衝動買いが多い性格なのではないでしょうか。
    冷蔵庫の状態は部屋の状態やふだんの生活に反映されます。
    つまり、冷蔵庫を見直すことで、片付けに対する意識や、人生をも変えていくことができるのです。
    冷蔵庫を整えることを通して自分と向き合い、自分自身を変えるヒントを見つけていきましょう。
  8. クローゼット
    クローゼットの中は、特に女性の場合、心の中を表していることが多いようです。
    服というのは、自己表現の手段のひとつ。
    自分軸がしっかりしていないと、自分をどう表現したらよいのかわからなくなります。
    そのため、クローゼットの中には着ていない服がいっぱい、という状態になりがちなのです。
    また、クローゼットは「自分はどうありたいか」を反映しています。
    もしクローゼットがごちゃごちゃしていたら、それは「自分はどうありたいか」がクリアになっていないのかもしれません。
    クローゼットを片付けることによって、自分が抱えている問題の根本的な原因がみえてくることもあります。
    これまでみてきた片付け方と同様に、クローゼットの中身を全部出して、ひとつひとつチェックしてみましょう。
    今の自分に必要なものか、どんなときに着ているものなのか、自分が持っている服の傾向をつかむことも必要です。
    心理学的には、服の色は潜在意識と深いつながりがあるといわれています。
    たとえば、黒系統やネイビー色の服が多い場合、自分を守ろうとする意識が強く、人を寄せ付けないようにしていることが多いようです。
    そこで、明るい色の服の割合を増やしてみると、人とのコミュニケーションが改善し、人間関係の悩みも解消した例もあるとのこと。
    クローゼットの中身を変えることによって、「自分自身のあり方」も変えることができるのです。

片付けが教えてくれること

片付けとは、自分自身を磨くこと
自分の気持ちや想いに気付き、いらないモノを手放していくことで、自分自身がきれいになり、磨かれていくのです。
また、部屋には、自分の過去や今まで積み上げてきたことが表われています。
まずは自分のいる空間を大切に思い、認めてあげましょう。
片付けは、ありのままの自分の姿を受け入れ、肯定するところから始まるのです。
モノを上手に手放せるようになると、今過ごしている空間が変わります。
人生は行動あるのみです。
1日5分でも、行動すると確実に何かが変わりますよ。
片付けやそうじを通して、自分をバージョンアップさせていきましょう。

まとめ

いらないモノを手放し、片付けることによって幸運を呼び込む方法をお伝えしてきました。
片付けることは気持ちのよいことであり、自分自身が気持ちよく過ごすために行うもの。
1日たった5分でも、片付けることは気持ちよい、楽しい、という体験をすることが大切です。
片付けは、今すぐに、誰にでもできる簡単なこと。
実行すれば、自分のほんとうの望みに近づくことができます。
ぜひ、スッキリした気持ちで、自分の人生を輝かせるための一歩を踏み出してみてくださいね。
きっとあなたに幸運が舞い込みますよ。

参考文献:伊藤勇司著「『いいこと』が次々起こる片づけの法則」

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