買ってはいけない小動物3選~小さくても大事な命~

昨今、ペットブームに拍車がかかり、ペットの需要が拡大していると言われています。
ペットといえば犬と猫が有名どころですが、実際に勢いで買ったものの育てきれず里親にだされたり最悪の場合は保健所やそこら辺に捨てるといった悪質な行為も目立ってきているようです。
そんななか、大きなペットにあたる犬、猫以外に最近は変わった小動物の販売が増えてきています。
小動物であればマンションなどの集合住宅でも飼えるため、思わず買ってしまう人もいるのではないのでしょうか?
そんな小動物の中でも知っておいた方がいい情報や買うべきでない理由などを今回紹介していきたいとおもいます。

飼うべきでない小動物

ハムスター

ハムスターは最近という訳ではなくかなり前から小動物の代表と言っても過言ではない小動物ですよね。
あの可愛いハムスターの飼うべきでない理由を説明していきたいとおもいます。

①臭いがきつい

ハムスターは私自身飼ったことがあるためこの臭いの点が一番きつかったと言えます。
ハムスターはヒマワリの種など穀物ばかり食べているイメージが先行している気がしますが、実際は雑食動物です。
つまり、人間と同じでなんでも食べるタイプの生き物であるということです。
植物も食べれば昆虫のような肉類も食べます。
雑食の動物や肉食の動物に共通する点は臭いです。
さまざまな食べ物を食べる生き物や肉食動物はなぜかものすごく臭いがきついです。
ですので、臭いに敏感な方には絶対おすすめできない小動物の代表だと言えるでしょう。

②夜行性なので夜うるさい

最近では音がなりにくい回し車など出てきていますが、うるさくて寝られないという方は沢山います。
回し車でも音が出にくい加工をしていないものを使っていれば、夜中に活発になる夜行性のハムスターは回し車を沢山使うため、うるさくて我慢できません
真夜中に目が覚めるという事はしばしば起きます

以上ハムスターについては大まかに買わない方がいい理由を挙げました。
もちろん、ハムスターも大切にすると名前を呼ぶと寄ってくるほどなつく可愛い生き物ですが、可愛さだけでは飼えないのもまた生き物の鉄則です。
デメリットもしっかりと知っておきたいですね。

インコ

インコと言っても沢山種類がありますが、今回はすべてのインコを対象にした内容を書いていきたいとおもいます。
インコもペットショップに行くと、すり寄ってきたりと可愛いペットですが沢山のデメリットがあります。
そのなかでも特に気にすべき点を列挙していこうと思います。

①放鳥しなければならない

放鳥とは犬でいうと散歩みたいなものです。
でも、犬の散歩のように外に連れ出さないといけないというものではありません。
室内で最低でも30分以上飛ばしてあげて運動させないと健康に悪いため、飼うと決めた場合は絶対にしないといけないお世話の一つです。
しかし、この放鳥タイムにインコたちはいたずらをする場合があります。
どのようないたずらかと言うと、いろんなものを噛むといういたずらです。
インコなどの鳥には噛み癖がある個体がおり、その癖をしつけできなかった場合はさまざまなものを噛みます。
私の知っているパターンではスマホケースをボロボロにされていた、ということがあります。

②種類によっては非常に長生き

インコの種類によって寿命は大きく変わってきますが、一番有名とおもわれるセキセイインコの寿命は5年~8年とされています。
このくらいの寿命であれば普通に感じますが、種類によっては20年生きるものや50年も生きると言われるものが存在します。
こんなにも長生きするペットですので最後まで飼いきるという覚悟が必要になってきます。
生き物を買うので気軽に買うという表現は不適切であると思いますが、寿命があまり長くない生き物と比較するとかなり飼いづらいポイントとなってくると思います。

ウサギ

幼稚園や小学校でも飼われるような非常にポピュラーな小動物ですがウサギも意外とデメリットが多い小動物です。
それでは紹介していきたいと思います。

散歩を毎日させないといけない

犬を散歩させることは当たり前のように知られていますが、実はウサギも散歩させないといけないとご存知でしたか?
ウサギもインコと同じように一日30分ほど室内で散歩させないといけません。
そのうえ、ウサギは毛が生えている動物であるため部屋中に毛が飛び散ってしまう可能性があります。
毎日のようにブラッシングしていれば大丈夫かもしれませんが、毛が飛び散らないほどブラッシングすることはほぼ無理だと思います。
そのため、アレルギー体質の方には向いていない動物であるとも言えるでしょう。

最後に

全ての動物にいえるデメリットですが、それは命があるものなので必ずしんでしまうということです。
ペットを飼うと決めたのであれば必ず最後まで世話をし、面倒を見切ることが大原則です。
世話は面倒に感じてしまうこともあると思いますが、必ず情も湧いてきます。
そんな大切なペットが無くなってしまうと信じられないくらい辛い思いをするでしょう。
これからペットを飼おうと考えている方はまず、世話が必ず必要なこと、そして最後には別れが待っていることを覚悟して飼いましょう。

タイトルとURLをコピーしました