買ってはいけないスマートウォッチ

最近は、スマートウォッチを腕にはめている人も多くなりましたね。

しかも、若者だけでなく、様々な年代層に広がってきています。

 

また、Apple Watchだけでなく、国産メーカーのモデルも、Sonyのwena、CITIZEN CONNECTED Eco-Driveなど、選択肢がどんどん広がってきました。

 

他方、Amazonなどの通販サイトを覗いてみれば、1万円はおろか、5,000円もしないスマートウォッチが山のようにヒットします。

Apple Watchなどと比べて、多少の価格差であればよいのですが、1ケタ違うとやはり気になってしまいますよね。

 

ブランドに強いこだわりがなければ、安い商品でもいいのではないか。

そんな気にもなってしまいます。

 

そこで、今回は、激安スマートウォッチを考察していきます。

スマートウォッチとは

そもそもスマートウォッチとは何でしょうか。

スマートウォッチは、スマートフォンと連動することで、様々な機能が使える腕時計型のウェアラブル端末のことです。

メール通知を受け取ったり、健康管理を行ったりするのが基本的な機能ですが、最近では、電子決済機能を搭載したり、モバイルSuicaにも対応したりするなど、どんどん高機能化が進んでいます。

また、デザインも、シンプルなモノからおしゃれなモノまで豊富に揃っています。そのため、プライベートだけでなく、ビジネスシーンでも使用できるアイテムになっています。

スマートウォッチでできること

 

先ほども述べたように、スマートフォンからの通知を受け取ったり、健康管理やエクササイズ管理を行ったりすることなどが、スマートウォッチの基本的な機能ですが、電子マネーの使用やスマートウォッチ本体での電話通話も可能なモデルも出てきています。

ここでは、スマートウォッチの主な機能をご紹介します。

通知機能

スマートフォンに届いたメールやSNSのメッセージ、電話の着信を通知してくれます。

モデルによっては、メッセージの返信を行うこともできます。

通知をすぐにチェックしたい方におすすめの機能です。

健康管理

心臓がどのくらいのペースで鼓動しているかを測る心拍計を備えていれば、毎日の健康状態を管理することができます。運動中だけでなく、睡眠中でも心拍数を計測してくれるので、体にかかっている負担の度合いを把握できます。

また、心拍数だけでなく、身体の様々な状態もモニタリングしてくれる活動量計(アクティブトラッカー)も基本的な機能の1つです。歩いた歩数、消費カロリー、睡眠時におけるレム睡眠・ノンレム睡眠などの睡眠精度、血中酸素濃度、血圧なども、データを収集・記録してくれます。

「電子マネー」の決済機能

電子マネー機能が搭載されていれば、読み取り端末にスマートウォッチをかざすだけで簡単に支払いができます。

たとえばJR東日本の「モバイルSuica」に対応しているモデルならば、交通運賃の支払いやレジでの代金の支払いに使用できます。

さらに、Apple Watchであれば、Suicaの定期券も載せることができます。

音楽機能

音楽機能と連携できるモデルであれば、スマホを取り出さなくても、スマートウォッチで再生、停止、ボリューム調節などの操作ができます。

また、スマートウォッチ本体にストレージが内蔵されていれば、スマートウォッチに音楽を保存できるので、ランニング時などにはありがたいですね。

GPS機能

「GPS」とは人工衛星を利用して位置情報を取得するシステムです。これも、ランニングに威力を発揮し、複雑なルートでも、走行ルート・走行距離やスピードなどを記録することができます。

スマートウォッチの選び方

スマートウォッチを選ぶ際のポイントは、次の3つです。

 

1.対応しているOS
2.必要な機能と性能
3.デザイン

まず、第1に、お持ちのスマートフォンに対応しているかどうかをチェックしましょう。

Apple Watchは、iPhoneしか対応していません。

それに対して、GoogleのWear OS搭載のスマートウォッチは、Androidだけでなく、iPhoneにも対応しています。

 

第2に、「必要な機能と性能」です。

Apple Watchの最上位モデルを選べば、現在スマートウォッチでできるほぼすべての機能が備わっています。iPhoneユーザーの方で、価格とデザインで納得がいけば、これを選べば間違いありません。

しかし、それ以外のモデルから選択することを検討しているのであれば、自分に必要な機能が備わっているかチェックすることをおすすめします。

例えば、スイミングで使用したりするのであれば防水機能は必須です。また、長時間使用するのであれば、バッテリーの持ち時間も気になりますね。

自分がどういう使い方を念頭に置いているか、よく検討してみましょう。

 

そして、選ぶポイントの3つめは、「デザイン」です。

デザインは、オーソドックスなラウンド型、Apple Watchに代表されるスクエア型があります。また、ランニングなどの使用に適したHUAWEI bandなどのバンド型も人気があります。

また、高級腕時計ブランドのHermèsとのコラボボデルなどや、アウトドア向けのデザインも用意されています。

お好みのデザインを探すのも、難しくなくなりました!

通販の激安スマートウォッチはどうか

Amazonなどの通販サイトでは、「スマートウォッチ」と検索すると、検索上位には5,000円を切る激安スマートウォッチが上位を占めることもあります。

デザイン的にもそう変わるものではないので、機能的に大差ないのなら、安く買える方が嬉しいですよね!

 

でも、ちょっと待ってください。実際にはどうでしょうか。

 

商品のページを見ていると、激安スマートウォッチには、いくつか特徴があることに気付きます。

1.メーカー名や商品名がよくわからない。
2.メーカーの公式サイトが見当たらない。3.へんな日本語。

商品名は、きちんとした商品であれば、「カシオ G-Shock Gravitymaster」のように、「メーカー名+商品名」となるのが普通です。

しかし、激安スマートウォッチのばあい、たんに「スマートウォッチ~」となっていることが多く、メーカー名も商品名もよくわかりません。

なんとか、メーカー名がわかって、ググってみても、メーカーの公式ページにたどりつくことはありません。

商品説明やQ&Aなどを読んでみても、しょっちゅうヘンな日本語に出会います。

 

また、商品レビューを読んでみても、

・ペアリンクがよく切れるため、スマホの通知が届かないことがある。
・万歩計機能が手の動きに反応しているためか、睡眠中でも1000歩ほど歩いていたらしい!

といったものも見受けられました。

 

スマートウォッチの基本的な機能に不安があれば、いくら付加機能が豊富にあっても、問題アリですね。

それに、公式ページがなく、日本語対応も心もとなければ、いざとなったときのサポートにも不安があります。

 

こういったことを考慮すると、あまりに激安なスマートウォッチは、買うべきではないのではないでしょう。

1万円を切るスマートウォッチのおすすめは?

では、1万円を切るスマートウォッチの中におすすめはないのか?

ということですが、そんなことはありません。

HUAWEIやXiaomiといったきちんとしたメーカーから、安くて良い商品があります

 

HUAWEI bandやXiaomiのRedmi Watch、Mi スマートバンドは、家電量販店でも販売されているぐらいの商品なので、製品的に安心できます。

通販で購入するのが不安な方は、家電量販店で購入するのもいいですね。

何かトラブルがあったときにも、安心できます。

まとめ

 

以上、スマートウォッチについて、いろいろ調べてみました。

 

安くても、商品に問題があれば、高い買い物になってしまいます。

せっかく買うのであれば、自分に納得のいく、いい買い物をしたいですね!

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