買ってはいけないよ…そのジャム

突然ですが、毎日の朝食は何を食べていますか??

 

ごはん派・パン派と分かれると思いますが、パン派の皆さんはトーストにジャムを塗って…という方も多いのではないでしょうか。

溢れんばかりのジャムをたっぷりと塗ったパンは、子供だけでなく大人でも食欲をそそられますよね。

 

朝一番に甘いものを食べると頭の回転が良くなると言われています。

 

甘いジャムがてんこ盛りのパンを朝食に食べるのはとても理にかなっているのですが、

でも、ちょっと待って!!

 

そのジャム…

果たして安全だと言いきれますか??

 

スーパーに行くと、沢山の種類のジャムが販売されていて、どれを買うか迷ってしまいますよね。

 

そこで今回は老若男女問わずみんな大好きなジャムについて調べてみました。

 

安全性は?どんなジャムを選べばいいの??といった疑問にもお答えします。

そもそもジャムとは

 

ジャムとは、果物の果肉や果汁に重量比10%から同量程度の砂糖やはちみつを加えて加熱濃縮したものになります。

 

スプレッド類の1つで、コンフィチュールとも呼ばれたりもします。

 

スーパーでは、イチゴやブルーベリー、オレンジやリンゴといった様々な種類のジャムが並んでいますよね。

ジャムの原材料は?その安全性は??

 

スーパーで種類豊富に陳列されているジャム。

 

毎日食べているという方も多いかと思いますが、

 

ずばり、「安全です」とは言い切れません

 

その理由は…

 

・食品添加物が使われている

・糖類の多量摂取

・甘味料が使われている

 

といった点です。

 

では詳しくその内容を見てみましょう。

 

以下の原材料は大手メーカーが販売しているジャムのものです。

 

商品名称:ミックスジャム

 

原材料名:糖類(水あめ 砂糖 ぶどう糖)、果実(いちご カシス ブルーベリー)、マルチトール、洋酒、ゲル化剤(ペクチン)、酸味料(クエン酸)、ph調整剤(クエン酸Na)

 

はじめに書かせていただいた通り、ジャムは果実と砂糖やはちみつがあれば作れるのですが、それ以外の様々な食品添加物が入っていますね。

 

この中での添加物は、

 

・ゲル化剤(ペクチン)

・酸味料(クエン酸)

・ph調整剤(クエン酸Na)

 

になります。

 

まず、ゲル化剤のペクチンは、粘り気を出すための添加物です。

 

主に柑橘類やリンゴ等から抽出され作られたものになるので、人体には悪影響はないと言われています。

 

次に酸味料(クエン酸)。

 

クエン酸は酸味料の代表とも言える食品添加物で、マイルドで爽やかな酸味をつけるために用いられます。

 

レモンやオレンジ等の柑橘類にもクエン酸は含まれていますが、酸味料と記載されているこのクエン酸は人工的に作られたものです。

ただ、人工的に作られているといってもそのほとんどが野菜や植物からとれるものが主成分なので、危険性は低いとされています。

 

危険性は低いとはいえ、一定量以上を摂取すると何らかの害が身体に出ることもあるので、注意は必要です。

 

最後にph調整剤(クエン酸Na)。

 

ph調整剤は食品の変色や変質、腐敗を抑えるために使用される食品添加物です。

 

この添加物の怖さは、人体の腸内細菌を死なせてしまう等害があると指摘されている点です。

 

そして、ph調整剤はその種類が沢山ありますが、一括表示が認められているので、何がどの程度含まれているのかが消費者にはわからないようになっていて、その点の怖さもあると言えます。

 

そして、食品添加物ではない「マルチトール」。

 

聞き慣れない方が多いかと思いますが、これは甘味料として使われる糖アルコールです。

 

マルチトールは砂糖と比較して甘みが弱くクセのない甘さが特徴です。

 

また、体内でほとんど吸収されない事から、低カロリー食品にも多用されていますが、糖質には変わりありませんので摂りすぎには要注意です。

 

気になる点としては、過剰に摂取するとお腹が緩くなるといった報告がありますので注意が必要です。

 

ご覧の通り、市販のジャムには食品添加物が使用されているものがあります。

 

どの添加物も安全性は国の基準を満たしてはいますが、過剰に摂取することで健康に害が出ることが懸念されます。

そして、糖分も多く含まれるので食べすぎには気をつけましょう。

健康に良い、安全なジャムを選びましょう

まず、安全なジャムとは

 

・食品添加物不使用

・砂糖や糖分が少ない

 

ということになりますね。

 

いずれも、購入する際に原材料をチェックすることは必須となります。

 

ですが、果実そのものに「果糖」といった糖分が含まれているので、砂糖や甘味料が含まれていないからといっても、食べ過ぎは要注意です。

 

そして、何より安全なのは、手作りすることです。

 

はじめにご紹介させて頂いた通り、ジャムの原材料はどこでも購入することが出来るものばかりなので、砂糖の量を調節すれば甘さもお好みの物が作れます。

 

この機会に手作りジャムに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

いかがでしたか?

 

いつも何気なく手に取っているジャムですが、厳選すれば安全なジャムも販売されているので、手に入れることができます。

今後は原材料をチェックして、健康に良いジャムを食生活に取り入れてくださいね。

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