髪のオシャレを楽しむためには欠かせないヘアアイロン。
ヘアアイロンには、さまざまな種類のものがあり買う時に悩むことはありませんか？
今回は、ヘアアイロンの種類と特徴、ヘアアイロンが髪に与えるダメージ、買ってはいけないヘアアイロンの特徴をご紹介していきます。
ヘアアイロンの種類と特徴
・ストレートアイロン
髪の毛がうねっている時や、髪の毛を真っ直ぐに整えたい時にオススメなヘアアイロンです。
熱せられたプレートで髪を挟んで伸ばすので髪の毛が毛先までサラサラな真っ直ぐなヘアスタイルを作ることができます。
毛先を挟み手首を返すと毛先部分をカールさせることができ、ストレートヘア意外にもヘアスタイルを作ることが可能です。
ストレートアイロンは使い方がなによりシンプルで癖の強い髪の毛の人にはオススメですが、プレートが広く高音なため髪にダメージを与えやすく、髪の状態や質によってはオススメできません。
・カールアイロン
巻き髪を作ったり、毛先をカールさせるさせることができ髪に動きをつけたい時やアレンジしたい時にオススメなヘアアイロンです。
先端のパイプ部分が円柱になっており、パイプ径によって自分好みのカールを作ることができます。
髪の長さや作りたいカールの大きさなどによって太さを選ぶといいでしょう。
カールアイロンは、ウエーブ系やゆるふわカールなどスタイリングの幅が広いですが、カール以外に使えないことや、ストレートアイロンと同様、髪へのダメージが大きいです。
・2way型アイロン
2way型アイロンは、ストレートとカールのどちらの機能も兼ね備えたヘアアイロンで、ストレートスタイルもカールスタイルも楽しみたい人にオススメなヘアアイロンです。
1台でストレートにもカールにもでき、ストレート用のアイロンとカール用のアイロンの2台を持つ必要がないです。
2wayヘアアイロンは構造的に外側のプレートも過熱し、プレートが全体的に熱くなるためやけどをしやすく注意が必要です。
・ブラシ型アイロン
ブラシ型アイロンは、特に初心者さんやアレンジすることが苦手な人にオススメです。
カールアイロンなどのように発熱部分が外に露出してないため、やけどの危険性が少なくヘアブラシとヘアアイロンが一体化したもなので、髪をとかすだけでナチュラルなストレートヘアを作ることができ、髪へのダメージが少なくブラシで髪全体に熱を与えることができるので効果的なスタイリングができます。
ですが、髪へのダメージが少ないということは熱の伝わりも弱いということなので髪質によってはオススメできないこともあります。
ヘアアイロンが髪に与えるダメージ
ヘアアイロンはキューティクルに大きなダメージを与え、キューティクルが傷ついてしまうと髪の表面が痛み乾燥状態になってしまいます。
髪の毛に高熱が加えられ続けると髪のタンパク質が変性し、このことをタンパク変性毛といいます。
タンパク変性してしまうと、カラー剤がうまく入らなくなったりパーマがかかりにくくなったり、切れ毛、枝毛、抜け毛、薄毛になってしまったり、アイロンで髪を引っ張ることにより牽引性脱毛症の原因にもなります。
買ってはいけないヘアアイロンの特徴
①ストレートとカールができる2wayアイロン
2wayアイロンは先ほども述べたように、2つの機能を兼ね備えていて一応どちらのスタイルも作ることはできますが、ストレートスタイルを作りたい場合でもプレート全体が熱くなってしまうので、やけどをしやすかったり上手に巻けなかったりします。
なのでストレートアイロンの機能としては使いにくく機能性はあまりよくないものです。
②温度設定がほぼできないもの
温度設定がON/OFFのみだったり、LOW/MID/HIGHなどと2、3段階しか温度調整ができないものがあります。
髪の毛が太い人は温度を高めにしたり、髪の毛が細い人は温度を低めにしたりする必要がありますが、温度調整がほぼできないものは自分に合う温度で使えないためセットが上手にできなったり、髪の細い人は特に髪の毛が痛みやすいです。
温度が低すぎても髪の毛が真っ直ぐにならなかったりキープすることが難しく、
10度きざみに温度調節ができて130度以下でも使用できるものを選ぶといいでしょう。
ヘアアイロンにはさまざまな種類のものがあり、購入する際はどんなヘアアレンジにしたいのかなど用途にあったものにし、アイロンの種類によって自分に合う合わないがあるため髪にとって多少でもダメージの少ないものを選ぶといいでしょう。
一定の期間どんな髪型にしたいのか決めている人は、美容室でパーマ(ストレートパーマなど)や縮毛矯正をかけてしまえば、パーマなども髪への痛みはありますがヘアアイロンによってのダメージはなくなり、よくヘアアイロンを使うような人はスタイリングをする際多少整えるだけでヘアスタイルがきまるので、時間短縮にも繋がると思います。
ヘアアイロンを購入する前に、パーマなどヘアアイロン以外の他の選択肢がないかなども考えてみるといいかもしれませんね。
