超音波食器洗浄機は買ってはいけない?

BDPの超音波食洗器「The Washer Pro」が、クラウドファンディングで家電として史上最高額を集め話題になりました。

食洗器を導入したいけれどスペースが無いと悩んでいた方には、コンパクトな超音波洗浄機は気になる存在かと思います。

しかし、安いものではないし、本当に買っても大丈夫?と不安になりますよね。超音波食洗器のメリットデメリットについてご紹介します。

超音波食洗器とは?

超音波食洗器とは、その名のとおり超音波で食器の汚れを落としてくれる洗浄機です。

40000回/秒の振動により真空の泡を発生させ、それが押しつぶされたときに起こる「衝撃波」で汚れを破壊するという仕組み。

本体と超音波発生器に分かれており、超音波発生器を水に浸けて使います。シンクをそのまま使うこともできますし、洗い桶を用意して使用することも可能です。

メリット

超音波食器洗浄機には下記のようなメリットがあります。

工事不要

工事不要で設置できるため、賃貸でも気軽に導入することができます。もちろん工事費も不要。

場所を取らない

「The Washer Pro」本体の大きさは、長さ215mm×高さ172mm×幅75mm。超音波発生器の大きさは長さ239mm×高さ109mm×幅50mmとなっておりコンパクト。

また、見た目もスタイリッシュでキッチンに馴染みます。

時間とお金を節約

平均洗浄時間は6分。最速で30秒での洗浄が可能です。

そして1回にかかる電気代は約1円です。

一般的な食洗器では、予洗いや食器を並べて入れる工程も必要ですが、「The Washer Pro」では不要。洗浄後にすすぎ洗いをする必要はありますが、すべて手洗いすることを考えると大幅に時間を節約することができます。

グラスなどの軽度な汚れは洗剤も不要で、すすぎ洗いも不要とのこと。

食洗器不可のものでも洗える

高温洗浄ではないので、一般的な食洗器では不可だった高温に弱い食器や銀製銅製のものも洗うことができます。

手で洗えないところも綺麗になる

水筒やおろし金など手洗いでは洗いづらい物も、水の中に浸けておくだけで汚れを落とすことができます。

さらに換気扇や五徳など厨房用品、アクセサリーやメガネ、こどものおもちゃといったものまで洗浄可能です。

食品も洗える

農薬除去機能も搭載しており、野菜を洗うこともできます。94.7%以上の農薬除去が可能なんだとか。

魚介類も洗うことができるので、魚のぬめりや洗いにくい甲殻類なども簡単にそして安全に洗浄できます。

さらには、ワインや日本酒などを熟成したり、ビールの泡をクリーミーにする機能もあるというので驚きです。

デメリット

「The Washer Pro」を実際に使った人の口コミを参考にデメリットをみてみましょう。

すすぎと乾燥は自分で

一般的な食器洗浄機は入れっぱなしで乾燥までしてくれますが、「The Washer Pro」の場合は洗浄が終わったら水から取り出す必要があります。

洗剤なしで使用した場合はすすぎ洗いが不要ですが、落ちた汚れが再び食器に付着しないよう、長く放置せず取り出した方がよいです。

運転音

超音波を発生させるときの高い音が、慣れず気になってしまうという口コミが見られました。

実際に聞いてみるとジジジジジという独特の音で、確かに耳障りかも…。

また、洗い桶やシンクの素材大きさによっても大きな音が発生してしまうことがあります。

油汚れがひどいものは落ちない

ネットの口コミを調べてみると、ギトギト油汚れのフライパンはきれいにすることが難しいようです。事前に予洗いが必要です。

こんな人におすすめ

メリットもデメリットもある超音波食器洗浄機ですが、こんな人にはおすすめです!

賃貸でキッチンのスペースが足りない人

食洗器を導入したいけれど置くスペースがないという賃貸住まいの人。

工事不要なので退去時のことを考えず導入できることは大事ですよね。

また、引っ越しがあっても簡単に持っていけるのもよいです。

手で洗いにくいものがたくさんある

毎日家族全員の水筒を洗うのが大変だったり、複雑な形の食器や調理器具を洗う頻度が高い人にもおすすめです。

キャンプに行く人

超音波食洗器は持ち運びができることもメリット!

洗い桶とともにキャンプに持っていけば食器を洗う手間を省けるだけでなく海鮮や野菜をきれいに洗うこともできます。

どこで購入できる?

まとめ

超音波食器洗浄機には、独特の音が気になる、油汚れがひどいものは落ちにくいなどのデメリットがあります。

しかし工事不要で置く場所も選ばないため、賃貸や一人暮らしの方にはおすすめです。

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