安易に買ってはいけないオープンカー。その対処法は?

「何となくオープンカーが欲しい!」と考えている人はいませんか?

晴れている日には、海沿いをオープンカーでドライブしたいと思う事はありますよね。

しかし、安易にオープンカーを買ってはいけません。

安易にオープンカーを買って後悔した人を私は多く知っています。

また、もしも買うなら、どのような点に注意して買えば良いのかをお伝えします。

この記事を読んで、オープンカーの購入を考えている人の参考になり、その一助となれば幸いです。

荷物があまり乗らない

オープンカーを買う人は、人があまり乗れない事は覚悟しているとは思います。

しかし、オープンカーは積載量がかなり少ないです。

これは、あまり知られていない事実かもしれません。

例えば、大型の荷物を買った時などは持ち帰ることがほとんどできないので、送料を払い家まで運んでもらうしかありません。

また、いらない物を捨てにいくことも難しいです。

そして、スペアタイヤが乗っていないことが多いので、タイヤがパンクしてしまった時にはレッカー車を呼ぶしかありません。

スポーツカーは走る機能に徹した車なので、ユーティリティーの面では普通車よりも劣ってしまうことが多いでしょう。

私の考えはやはり、スポーツカーはお金に余裕のある人が乗るべきだと思います。

または、奥さんの車をセカンドカーとして、普通車に乗ってもらうことで対処することができます。

一家に一台は、最低限の荷物を積められる車を持っておくことを私はお勧めします。

セキュリティ面が気になる?

オープンカーのボックスにはカギが付いていますが、オープンのままお店に行くのが気になる人もいるでしょう。

その為、気軽に車内に物を置くのが難しいです。

お店に行くたびに、車の中を整理するのはけっこう面倒ですし、わざわざ幌を付けるのも煩わしく感じることもあるでしょう。

ある程度の事は気にならないメンタルがないと、維持するのは難しいかもしれませんが、対処法は自動で幌が閉じられるオープンカーが便利だと思います。

あとは本当に大切なものは、あらかじめ鍵付きのボックスに入れておくことが重要です。

シートが疲れる

オープンカーは普通車よりも、車高がかなり低く作られています。

また、車の振動を直に感じやすいので、それにより身体が疲れることがあります。

シートもあまり倒せないので、無理な姿勢が続き、途中で横になって休憩することも難しいです。

もちろん、それによりスピード感が得られるのは事実です。

憧れで買ってみて、最初の内は満足感があると思いますが、長時間運転すると疲れてしまいます。

私もオープンカーを持っている友人が数人いますが、その多くはシートを純正の物から交換しています。

それでも、長時間の運転には疲れると言っています。

解決策は、こまめに休憩するしか方法がないでしょう。

もしかすると、オープンカーは生活様式的には都会での使用が向いているのかもしれません。

ヘッドライトが眩しく感じることも?

最近の車のヘッドライトはLEDを採用していますが、あなた対向車のヘッドライトが眩しく感じた経験はないでしょうか?

上記のように、オープンカーは車高が低いのでヘッドライトを直に受けて眩しく感じることが多いです。

特に、田舎道で対向車がヘッドライトをハイピームにしているとかなり運転しづらいです。

この対処法はとても難しいですが、排気量の小さいオープンカーよりは大きいオープンカーであれば影響は少ないと思います。

また、フロントガラスに反射防止スプレーをかけるのも効果的です。

日本は雨が良く降るから

日本は雨が良く降るので、オープンカーは根付きづらいと私は考えています。

一般的には、オープンカーの幌は布地なので雨に強くありません。

あくまでも日よけ効果の為にある物なので、雨を防ぐ効果はありません。

これを勘違いしている人はおそらく、多いかと思います。

欧米などの比較的気候が安定している地域ならば良いのですが、島国である日本は気候が変わりやすいです。

日常的にオープンカーを使うのは難しいですが、対処法としては幌を変えることをお勧めします。

幌には2種類あり、ソフトトップとハードトップに分けられます。

前述のように、ソフトトップは布地でできており、多くのオープンカーに採用されています。

一方で、ハードトップは車本体と同じ素材で作られているので、雨が降った時には屋根になります。

後者のハードトップを採用したオープンカーなら、年間を通して乗ることができるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

オープンカーに乗るには、かなり多くのデメリットがあると私は思っています。

そして、もし一般の人が乗るのなら工夫が必要です。

特に、毎日車を使う人には注意が必要です。

良くノリでオープンカーを買って失敗する人がいますが、私はオープンカーは特別な人が乗れる車であってほしいという想いもあります。

また、ハードトップであることが日本でオープンカーを乗るうえでは必須だと思います。

そして、基本的には都会で乗ることをお勧めします。

なぜなら、田舎での毎日の買い物や物を運ぶには適していませんし、道も整備されている方が走りやすいです。

是非、オープンカーを買う際には参考にしてみて下さい。

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