皆さんは、子供服にお金を掛けていませんか？
親は自分の子供には、できるだけ良い服を着させてあげたいと思うのが当たり前かもしれません。
私は、三人兄弟だったので新しい服を買ってもらった覚えがなく、兄のお下がりがほとんどでした。
しかし、私は何もそれで嫌な思いはせず、むしろ親が子供服にお金を掛けなかったことは間違っていなかったと思います。
子供が出来た今、そのように育っていない私は子供服を買うことはありません。
ほとんど、親戚や友人からの貰い物で済ませています。
それは、特別に無理をしてそうしている訳ではなく、むしろ、子供服のお下がりにはかなり多くのメリットを感じています。
そこで、今回は子供服を買ってはいけない理由を解説しようと思います。
また、周りに合わせて、子供服にお金をかけている人の一助となれば嬉しく思います。
子供服にお金を掛けてしまう理由とは？
親が子供服にお金を使ってしまうのは、多くの理由があると私は思っています。
良く言われるのは、「自分の子供が可愛いから」だと思いますが、それはかなり浅い理由だと思います。
私はお洒落な子供服も増えたことで、子供が着せ替え人形のようになっているような気がしています。
あなたは子供服を買う時に、子供目線になって買い物したことはありますか？
子供は不快な物にすごく敏感で、子供が求めているのは機能性を重視しています。
しかし、親は我が子は自分の命よりも大切な存在なので、子供の意思とは関係なく、キレイな格好をさせようとしますが、親のエゴで子供服を買う必要はないと思います。
子供の成長は早い！
子供は日々成長しています。
その時々で良いと思う服を買っても、サイズが直ぐに変わります。
また、それが子供服の種類が増えた原因と言っていいでしょう。
つまり、サイズが変わるので良く服が売れます。
大人になると、サイズが大きく変わることはないので、服を買う機会も少なくなります。
頻繁に子供服を買うと、知らないうちに結構な出費になります。
また、服が家に溜まり、服を売ろうにも子供服はなかなか売れませんし、兄弟の性別が違えばお下がりに回すことができません。
子供服は何となく買うのではなく、良く考えてから買う必要があります。
すぐに汚すから
子供は家で食べ物を良くこぼしたり、公園などで服を汚して帰ってきます。
むしろ、それが仕事と言っていいかもしれません。
キレイな服を買って、それを子供が汚してしまい、怒ることがあるととても良くないでしょう。
その点からも、子供服は汚れることが前提であると考えておきましょう。
確かに、服の洗い替えがかなり必要なのは事実なので、数を持っておいても良いかもしれません。
しかし、できるだけ、古着や友人から譲ってもらえると良いですね。
お下がりでもキレイ
子供服を良く買う人は、子供服は汚いのではないかと思っている人がいますが、これは逆です。
子供は服のサイズが早く変わるので、お下がりがかなりキレイなことが多いです。
私は良く知り合いから子供服を頂きますが、「これは本当にお下がりなの？」と驚きます。
むしろ、「新品なのでは？」と疑うことがあるくらい状態が良いものばかりです。
もちろん、無理してお下がりだけに頼るのではなく、必要な子供服は買っても良いと思います。
しかし、子供服においては、一つの服を長く着る機会がとても短いことは頭に入れておくと良いでしょう。
シルエットがあまり変わらないから
子供服には流行がなく、シルエットが変わらないので、どの服を買っても同じような形をしています。
デザインは毎年異なりますが、昔の物と比べても変化があまりありません。
その一方で、大人服はデザインとシルエットが毎年変わり、けっこう大変ですよね？
具体的には、ワイドやスキニーなどが時代ごとに変化しますが、これはファッションが一台ビジネスとなったことを表しています。
私が新品の子供服をお勧めしない理由は、デザインに関しては時代により大きく変わることは少ないと思っているからです。
つまり、過去のデザインだとしても、それが古いかどうかは分かりづらいですよね？
しかし、シルエットに関しては流行がかなりあるので、世間にある程度の合わせることも大切かもしれません。
その点では、シルエットの変化の影響を受けづらい子供服は、中古の物でも譲り受けた物でも大きく変わらないので新品を買う必要はないと考えます。
まとめ
私は子供服に関しては、できるだけお下がりをお勧めします。
なぜなら、それを頭で分かっていても子供服を買ってしまう人が多く、状態の良いものが大量に残っているからです。
わざわざ、もったいないから使うのではなく、反対に有効利用すべきだと思います。
そして、子どもは周りからどう見られるかをあまり意識しておらず、逆に周りを気にしているのは親だけでしょう。
しかし、もしも、子どもが服に興味を持ち始めたときには、迷わず買ってあげることも心掛けておきましょう。
