毎年寒い冬にかかせないが暖房器具ですよね。皆さんは普段どの暖房器具を使用していますか？
エアコン(暖房)、ストーブ、ファンヒーターなど今はたくさんの暖房器具があります。そのため新しい暖房器具を新調しようとするとどれを購入すればよいか悩みますよね。
そのなかで石油ファンヒーターを検討しているそこのあなた！あなたは「買ってはいけない」対象者かもしれませんよ。
本記事では石油ファンヒーターのメリット、デメリットを紹介して最後に「買ってはいけない対象者は誰なのか！？」についてお話します。
ぜひ最後までお読みになってくださいね！！
石油ファンヒーターのメリット
まずはじめに石油ファンヒーターを購入するメリットについてお話します。以下の2点があげられます。
・即暖性が高い
・部屋が乾燥しない
ではそれぞれ説明しますね。
【メリット1】即暖性が高い
石油ファンヒーターは即暖性(部屋全体をはやく暖める能力)が高いです。これは実際に点火して部屋を温めているためですね。
エアコンの暖房機能も部屋全体を暖めることができますが石油ファンヒーターと比べると少し時間がかかります。
極寒の外から帰ってきたときは「すぐにでも体を温めたい」と思うときもありますよね。そのときに石油ファンヒーターは大活躍してくれるでしょう。
そのため即暖性が高いのはメリットのひとつと言えるでしょう。
【メリット2】部屋が乾燥しない
石油ファンヒーターを使用する場合、部屋が乾燥することはありません。石油ファンヒーターは石油を燃やして部屋の中に暖風を送っています。その暖風の中に水蒸気が含まれているのため乾燥はしません。むしろ水蒸気が部屋全体を加湿をしてくれています。
エアコンの暖房だと性質上、湿度が低下して部屋はどうしても乾燥してしまいます。部屋の乾燥をそのままにしておくと乾燥肌や喉の痛みなど体調不良を起こしてしまいます。そのため暖房を使用する際には加湿器などの乾燥対策は別途しなければなりません。
そのため乾燥対策をしなくてもよいところは大きなメリットだと言えるでしょう。
石油ファンヒーターのデメリット
次に石油ファンヒーター購入後のデメリットについてお話します。以下の2点があげられます。
・灯油の補充が面倒
・1時間に1回程度の換気が必要
ではそれぞれ説明していきましょう！！
【デメリット1】灯油の補充が面倒
石油ファンヒーターを使用する場合、灯油の補充が面倒です。これは灯油の準備をするのに手間がかかるためです。
例えば石油ファンヒーターを使うとき、ホームセンターやガソリンスタンドで灯油を購入する必要があります。さらに買ってきた灯油をすべてファンヒーターのなかには入れられません。そのためファンヒーターの中身がなくなってから次の給油を分けて行う必要があります。
電気ファンヒーターやエアコンなどと比べるとだいぶ手間がかかり面倒なことが分かりますよね。
【デメリット2】1時間に1回程度の換気が必要
石油ファンヒーターを使用する場合、1時間に1回程度窓を開けて換気する必要があります。なぜなら長時間の使用していると部屋の酸素が少なくなり一酸化炭素中毒になるからです。
筆者は実際に石油ファンヒーターを使っていたことがあります。使いはじめはなにも問題はないのですが、20～30分ぐらいたつと多少の息苦しさがでてきてしまうのでその都度換気をしていました。
それと比較してエアコンなどは頻繁に換気をする必要はありませんよね。なので1時間に1回の換気はどうしてもデメリットになってしまいます。
石油ファンヒーターを「買ってはいけない」対象者は？？
以上のメリット、デメリットを踏まえて「石油ファンヒーターを買ってはいけない対象者は誰か？？」最後にお話しましょう。
対象者は以下にあてはまるかただと思われます。
・石油の補充が面倒な場所にお住まいのかた
・換気がしっかりできない部屋にお住いのかた
ではそれぞれ説明します。
【対象者1】石油の補充が面倒な場所にお住まいのかた
まず「石油の補充が面倒な場所にお住まいのかた」は石油ファンヒーターを買ってはいけない対象者です。理由は使用するまでの手間が多くなることが考えられるためです。
例えば田舎に住んでいてホームセンターやガソリンスタンドなど近くに石油の販売所がない場合は面倒なのは分かりますよね。家の備蓄がなくなるたびに隣町まで車で買いに行く必要があります。
そのため石油の補充に手間がかかる場所にお住まいのかたは、石油ファンヒーターの購入はあまりおすすめできません。
【対象者2】換気がしっかりできない部屋にお住まいのかた
「換気がしっかりできない部屋にお住まいのかた」は石油ファンヒーターを買ってはいけない対象者です。理由はデメリット2でお話した通りしっかり換気ができなければ一酸化炭素中毒になる可能性があるためです。
例えば都会などで小さい部屋に住んでいる場合、石油ファンヒーターを点火して10分もしないうちに少しづつ息苦しさがでてくると思います。さらに窓も小さい部屋だとしっかり換気をすることができませんので、最悪の場合一酸化炭素中毒になる可能性があります。
健康を害する可能性が高いため、換気がしっかりできない部屋にお住まいのかたは石油ファンヒーターの購入は控えたほうがいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。本記事では石油ファンヒーターを買ってはいけない対象者についてお話しました。この記事を参考にどの暖房器具を買うかを検討していただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
