おしゃれなインテリアでおなじみのIKEA。最近はInstagramでもかなり取り上げられており、あなたのお家に1つや2つ、IKEAで買ったものがあるのではないでしょうか?
私も先日、IKEAでソファーとダイニングテーブルを購入しました。自分たちで組み立てた家具を使うというのは、既製品を使うより愛着が湧くものです。
そんなIKEAの家具ですが、手放しにくいのはご存知でしょうか。愛着が湧くからではなく、別の理由で手放しにくくなるそうです。
いったいどんな理由なのか、調べてみました。
IKEAとは
IKEAは、スウェーデン発祥の企業。
インテリアをメインとし、日本ではイケアストア9店舗、IKEA for Business 、そして2020年にオープンした初の都心型店舗「IKEA原宿」「IKEA渋谷」「IKEA新宿」の3店舗を含めた13店舗を展開しています。より快適な毎日を、より多くの方々に、という理念をもとに営業しています。
IKEAは、地球を全員で共有する家と考え、環境問題にも着目している企業です。商品を購入することで、このような取り組みに、かんたんに参加することが可能です。
インテリアだけでなく、企業理念もすてきなIKEAですが、商品を購入する前に気を付けておかなければ、がっかりしてしまうかもしれません。ぜひ、購入前にこの記事を読んでいただき、家具を購入しましょう。
商品は自分で持ち帰り
購入した家具は、基本は自分で持ち帰りとなります。
ショールームで、欲しい家具の座り心地やサイズ感などを確認、ピックアップし、倉庫にて回収・お会計の流れです。倉庫には住所のように番号が振ってあるので、しっかり番号を控えておけば、すぐに欲しい家具を見つけることができます。大きなカートもあるので、運ぶのもかんたん。
ただし、軽いものだけではないので、運ぶのが難しそうであれば、必ずスタッフの方を呼びましょう。友人や家族と行くのもおすすめです。
配送サービスもありますが、こちらは有料で、届くまでに時間がかかるので注意が必要です。
組み立ては自分で
持ち帰ったら、さっそく組み立てましょう。
IKEAの組み立て説明書は、すべてイラストで記載されています。たまに、高度なこともイラストで表現されているので注意が必要です。
組み立て用の工具も、ついている場合もありますが、基本はないものと思って、事前に準備をしておくとスムーズに作業が出来ます。
新居に運べないかも
IKEA家具の最大のデメリットと言っても過言ではないのが、こちらではないでしょうか。自宅に持って帰ってきたときはバラバラだった家具も、組み立ててしまうと部屋から出せない可能性も出てきます。
もう一度分解をして、新居で組み立てることも可能ですが、IKEA家具は何度も分解して使用する設定で作られてはいないので、分解することにより壊れやすくなります。
壊れやすい家具を、わざわざ分解してくれる引っ越し業者は少ないです。業者によっては、対応してもらえない可能性もあります。IKEA家具のみ保証なし、という業者もいるのでご注意ください。
譲る
部屋から出せないからと、壊して捨てるのはもったいないですよね。
そんな時はまず、欲しい人がいないか探してみましょう。知人や友人で、欲しいという人がいるのであれば、スムーズに話ができるはずです。
もし周りに、そのような人がいないのであれば、SNSなどで声をかけるだけで、引き取ってくれる方を見つけることが出来ます。
SNSの場合、さまざまなルールがあるので、利用の際はご注意ください。
売る
譲る人もいないし、知らない人とやり取りするのはちょっと…という人は、売ってしましましょう。
リサイクルショップなら、買取してくれるところもありますが、購入もとであるIKEAは、家具の買取りサービスも行っています。
1.公式ホームページより申請し、買取り可能家具の一覧から、希望する家具と同じ家具を選択。
2.使用感やコンディションを選択すると、参考買取り価格が出てくるので、サービス受付番号を発行。
3.番号発行後、30日以内に店舗へ持ち込むと、査定と確定買取り金額の支払い。
ここでの注意点は、完成している家具を持ち込まないと、査定してもらえません。一度分解して店舗へ運ぶ場合、査定前に再度組み立てが必要です。
なお、IKEAで様々な特典が受けることができる会員の、IKEAファミリーメンバー登録しておけば、査定金額が10%上乗せされます。
会員限定のセールなどもあり、購入時にも使えるものなので、今後もIKEAを利用する可能性がある人は、購入時に入会するのもいいでしょう。
配送にて、店舗に直接家具を送ることも可能ですが、分解して送ると査定対象外です。組み立てたまま配送が必要になり、物量に応じて送料がかかります。価格は4,550円~で、また集荷可能地域が各店舗メインエリア内のみなので、事前に調べておきましょう。
まとめ
おしゃれな家具が多いIKEAですが、購入後は少し手間が増えるかもしれません。
購入後のことも、しっかり考えてから利用するのも、環境問題にかかわるひとつではないでしょうか?