買ってはいけないドラム式洗濯機~導入に失敗しないポイント3つ(+α)

洗濯物と洗剤を入れれば、洗濯から乾燥まで勝手にやってくれるのが、ドラム式の乾燥洗濯機。

一度、導入すると楽すぎて、もうドラム式洗濯機なしでは生活できないほどです。

でも導入時には、気を付けておくべきポイントが、意外にたくさんあります。

その中には、「しまった!」ではすまされない致命的なものも。

後悔しないように、ぜひ、この記事をチェックしておいてください。

チェックポイント1:サイズの大きさ

ドラム式洗濯機の最大のポイントは、本体のサイズがかなり大きく、重さもあるということです。

さすがにご存知の方も多いかと思いますが、きちんと把握しておく必要があります。

家電量販店などで見ると、それほど大きく見えないというワナもあるので要注意です。

なお、サイズの大きさで引っかかるのは、置き場所だけではありません。

通路を通せなかったり、向きが変えられなかったり、高さもあるため蛇口が引っ掛かったりということもあるのです。

個人的に困った例として、設置の際に「防水パンに入らない」ということがありました。

壁からの距離などは十分だったんですが、パンが箱型になっていて、内側の幅が足りなかったのです。

結局、業者に頼んで防水パンを取り替えるハメになり、3万円ほど余計にかかりました。

サイズのチェックに関しては、最後の最後まで気を抜いてはいけませんね。

チェックポイント2:左開きか、右開きか

ドラム式洗濯機を選ぶときには、扉が左開きか右開きかを選ばなくてはなりません。

ちなみに主流なのは、左開きです。

なぜかと言えば、「扉を左手で開けて、右手で洗濯物の出し入れをする」からです。

右利きの人が多いので、そうなっているわけですね。

ただ向かって右側が壁の場合、扉を開いたときに左右が塞がるので、手前の空間が広くないと使いづらいです。

ですので扉を開いた状態で、どんな感じになるか、頭の中でシミュレーションしておいてください。

洗濯物をドバッとたくさん出したり入れたりするには、かなりのスペースが必要なので、チェックが欠かせませんよ。

扉が手前に開くので、本体の上にものが置ける点は、ありがたいんですけどね。

チェックポイント3:電気か、ガスか

ドラム式の乾燥洗濯機を導入しようと検討中ということは、乾燥機能がほしいということではないでしょうか。

もしそうなら、縦型の洗濯機をそのままに、乾燥機としてガス式のものを導入するというのも、検討する価値があると思います。

ガス式のメリットは、なんといっても乾燥時間が短いということ。

かなりざっくりした感じですが、2時間かかるところが1時間ですむというくらい違います。

また、ガスの乾燥機の方がパワーがあるため、カラッと仕上がります。

そのため、仕事や育児で忙しく、でも設置場所には余裕があるという方などは、ガス式の乾燥機を追加で導入するのがいいかもしれません。

ガス料金は都市ガスかプロパンガスかによっても変わりますし、お住まいの地域や契約業者によっても様々です。

乾燥の時間やランニングコストを考えに入れながら、ガスの乾燥機のみを導入するという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

その他、もろもろのチェックポイント

とりあえず、大きなトピックを3つ説明しましたが、細かい注意点はまだまだあります。

乾燥機能がないものがある

ドラム式だからといって、必ず乾燥機能が付いているとはかぎりません。

ドラム式だけど、洗濯しかできないものもあるということです。

値段がだいぶ安いので、さすがに気づくとは思いますが、いちおう書いておきました。

無事に設置した後で気づいたのでは、目も当てられませんからね。

本体の下や排水口の掃除が大変

ドラム式洗濯機の本体は、かなり重いです。

縦型だとおおよそ3~40キロですが、ドラム式だとその倍くらいあります。

その分、洗濯機本体の下の掃除が、かなりやりづらいことになるわけです。

設置場所の湿度が高い場合には、カビが繁殖してしまうかもしれませんね。

ですので除湿機を置くなど、何らかの対策が必要になる場合もあるでしょう。

また、ドラム式洗濯機は洗濯時に使う水の量が少ないので、粉末洗剤を使うと排水口が詰まりやすいです。

そのため粉末洗剤派で、それ以外はイヤという方は、もしかすると「買ってはいけない」かもしれません。

乾燥容量は、洗濯容量より少ない

ドラム式洗濯機の多くに付いている乾燥機能は、とても便利ですね。

もちろん、洗濯をしたらそのまま乾燥までやってほしくて導入する方が、ほとんどでしょう。

ただし、洗濯をできる量(洗濯容量)と乾燥できる量(乾燥容量)とは、かなり違っています。

例えば、「洗濯は10キロできるけど、乾燥は5キロまでしかできない」といった具合です。

ですから、「乾燥までやってほしいし、いつも洗濯物が多い」という方の場合は、大容量のものを選ぶ必要があります。

ただ、大容量のものは価格が高いですし、設置場所も広く必要になってきます。

オススメの機種は?

ドラム式洗濯機のメーカーは、日立、シャープ、東芝、アクアと色々ありますが、やはり王道はパナソニックです。


ドラム式ではなくガス乾燥機の追加導入を選ぶなら、CMでおなじみ、リンナイの乾太くんがおすすめです。

ドラム式洗濯機でサイズの小さいものについては、価格までコンパクトなアイリスオーヤマが人気です。

以上、色々と考えないとならないポイントが多いですが、楽すぎて一度使うとやめられないのが、ドラム式洗濯機です。

ここに書いた内容を参考にして、快適な暮らしを送っていただけたら、うれしく思います。

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