買ってはいけないクリスマスツリー

クリスマスシーズンになるとあちこちでイルミネーションやクリスマスツリーの飾りが始まり、街中が華やかになりますね。自宅にクリスマスツリーを飾るおうちも多いのではないでしょうか。

おうちでクリスマスの雰囲気を楽しませてくれるクリスマスツリー。店頭に飾られているクリスマスツリーはとても美しく素敵です。そのままおうちに飾ることができたらお部屋を一気にクリスマスの雰囲気にしてくれそうですね。

ところが、持ち帰って部屋に置いてみると、店頭のイメージとは異なってしまう場合があります。

 

生木のクリスマスツリー

白色のクリスマスツリー

 

この2種類はよく知って買わないと後悔が残るかもしれません。

どんな注意点があるのか、メリットとデメリットを見てみましょう。

生木のメリット

家の中に生気が漂う

本物の木なので家に生気が漂います。見えるものではありませんが生きているものなので置いていると元気が出る、と感じる方もいるでしょう。

クリスマス気分が上がる

本物の木に飾りつけをするとクリスマスの気分は一気に上がります。

パワーのある生の木を華やかに装飾をしたら、存在感は抜群です。

白色ツリーのメリット

とにかくきれいで幻想的な雰囲気を演出してくれます。

光ファイバー(LEDファイバー)が枝葉の先端や根本に入っているものは点灯するだけで幻想的な雰囲気を作ることができます。

飾りつけをしなくてもそのままで十分きれいなので飾りつけの手間がかかりません。持ち帰ってそのまま置いて電源を入れるだけなので手軽に飾れます。

 

次にデメリットを見てみましょう。

生木を使うデメリット

臭いが強い

森林の香りはいい香りと思われるかもしれませんが、冬場、締め切った部屋で大きな木があるとニオイが強く漂います。苦手な人もいるでしょう。

お手入れが必要

生の木なので枯れないようにお手入れが必要です。

どのようなお手入れが必要なのか、本物のもみの木の販売で有名なIKEAのモミの木のお手入れ法の概要をご紹介します。

1.買って持ち帰った後は風や直射日光が当たらない場所で1日おいておくこと。

2.そのまま2,3日保管する場合は幹の根元を3㎝程度水平にカットすること。(水の吸い上げがよくなります。)

3.最初の数時間は水をたっぷり吸います。(約3L)毎日水の減り具合をチェックして必要に応じて水を補給してください。

4.室内に持ち込む前に、ツリーを軽く振り、落ちかけの葉を払ってください。

参考:IKEA

持ち帰って飾るまでにもしっかりお世話が必要なのですね。これはきれいな姿でツリーを楽しむためには欠かせないお世話です。

本物の木なのでクリスマスまでに枯れてしまう、ということも起こり得ます。

元気な姿でクリスマスを迎えられるように日々のお世話が重要です。

葉っぱが落ちて掃除をする必要があること

生きている木なので飾っている期間にも葉っぱが落ちます。小さい子供やペットがいる場合は落ちた葉っぱを触ったり、食べてしまわないよう注意しなければなりません。その都度掃除をする必要があります。

 

処分が大変

大きいものは粗大ごみになります。おそらく「クリスマスツリー」というくくりはないので木、植物などの項目で出すことになります。

クリスマスは年末が近いのでごみ収集は不規則になる場合もあり、年末年始をはさんでしまいかねません。出しそびれてしまわないよう、収集日をチェックしておきましょう。

存在感

外で見るとそんなに大きく見えなくても、室内に入れるととても大きく感じることがあります。

白色のクリスマスツリーのデメリット

初年度はきれいで美しい姿を楽しむことができますが、経年劣化が激しく、白色が黄ばんできます。

何年もきれいな姿で持ち越して使えるものではありません。

解決策

デメリットがあるから絶対だめかというとそうではありません。デメリットに対していくらか解決策をとれるものもあります。

生木の解決策

臭いは慣れることもありますが、敏感な人もいるので家族がいる場合はにおいが大丈夫か確認しておいた方がベターです。

 

白色のツリーの解決策

素材の黄ばみは時間がたつとでてしまうもので、ワンシーズンのみ、など買い替え前提にするのがよいでしょう。

人工の緑のクリスマスツリーも素敵

クリスマスツリーというと、緑色のツリーを想像する人は多いのではないでしょうか。

絵本やテレビでもよく見かけるのは緑色のツリーが多いですよね。

小さい子どもからお年寄りまでみんながなじみのある緑色のクリスマスツリーも、とてもきれいです。緑色のため白色のものよりは劣化がわかりにくく、数年使えるので買い替えの頻度は白色よりは少なくて済み、生木のように葉っぱが落ちることもなく、水をやる必要もないので扱いやすいでしょう。ナチュラルな雰囲気なのでどんなお部屋にもなじみやすいです。

人工の緑のクリスマスツリーも十分に素敵です。

まとめ

生木と白色のクリスマスツリー、どちらもデメリットはありますが、どちらもそのものならではの魅力を持っています。

 

生木の生気と香りは元気を与えてくれ、クリスマス気分を思い切り楽しめるでしょう。

白色のツリーは手軽に幻想的な雰囲気を演出することができます。

 

クリスマスツリーの購入を考えるときは、ご自身が許容できる範囲の手間なのか、買い替えるコストと時間をどう考えるかということは頭に置いておいた方がよさそうです。

 

クリスマスの雰囲気を楽しませてくれるツリーを探してみてください。この記事がツリー選びのお役に立てると嬉しいです。

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