Kindle端末は”買い”?それとも”買ってはいけない”?メリットとデメリットを徹底比較

『Kindle端末』という言葉を聞いたことはありますか?

現代では、読書をするときに紙の本だけではなく、”電子書籍”もかなり主流になってきました。

Kindle端末はAmazonが販売している”電子書籍専用リーダー”のことです。

今回の記事は、

 
  • Kindle端末ってそもそもどんなもの?
  • Kindle端末のメリットやデメリットは?読書するなら買った方がいいの?
  • Kindle端末の種類と特徴を知りたい

といった方に向けて記事をお届けします。

Kindle端末は電子書籍を読む際にメリットがたくさんあります。

その反面、デメリットも。

メリットとデメリットを比較してKindle端末は買いか、買ってはいけないか判断する参考にしてくださいね。

記事のポイントは次の通りです。

 
  • Kindle端末とはAmazonが販売している電子書籍専用デバイス
  • Kindle端末には「目が疲れにくい」「簡単にライン引きやメモができる」といったメリットがある
  • Kindle端末には「カラー表示ができない」「読めるのはKindle本のみ」といったデメリットがある
  • Kindle端末には数種類の機種があり、それぞれ特徴がある

記事の後半ではKindle端末の種類とおすすめポイントも紹介しているので、ぜひ最後までご覧下さい。

Kindle端末とは?

買ってはいけない Kindle端末

そもそもKindleとは何か?

Amazonが販売している電子書籍やKindle端末、電子書籍専用アプリの総称です。

その中でも電子書籍専用のリーダーを『Kindle端末』と呼びます。


【New】Kindle (16GB) 

紙の本で読書をする人も多いと思いますが、Kindle端末には紙の本にはない機能が多くあります。

そのため、Kindle端末で読書を楽しむ人も増えています。

次の項からKindle端末の機能やメリット、デメリットをご紹介します。

Kindle端末は買い?買ってはいけない?メリットとデメリット

買ってはいけない Kindle端末

Kindle端末には紙の本では実現できない機能が数多くあります。

確かに読書好きにとっては便利な機能が備わっています。

ただ、デメリットがあることも忘れずに。

メリットとデメリットを比較して、”買い”か”買ってはいけない”か考えてみて下さい。

Kindle端末は買い?買ってはいけない?【メリット】

Kindle端末には次のようなメリットがあります。

それではメリットを詳しく見ていきましょう。

目が疲れにくい

「画面で読書をすると目が疲れそう」

kindle端末で読書をすると、目が疲れそうなイメージはありませんか?

実は心配ご無用です。

Kindle端末は画面で読書をしても目が疲れにくい設計になっているのです。

秘密は”EーInk(イーインク)”という電子インク。

EーInk(イーインク)

ブルーライトを使用せず、ディスプレイに白と黒の電子球が埋め込まれている。

白と黒の切り替えによって文字を浮かび上がらせる方式。

EーInkは目が疲れにくく、なおかつ省電力。

紙の本のような感覚で電子書籍を読むことができるのです。

また、目に優しいフロントライト方式を採用しているのも、目が疲れにくいポイントです。

たくさんの本を保存して持ち運べる

Kindle端末は軽量に設計されています。

モデルによって重さは違いますが、200g前後と持ち運びの負担になりません。

Kindle端末には電子書籍を複数保存しておくことができます。

その数、1GBで小説やビジネス書なら約1,000冊、漫画なら約20冊と十分過ぎる数です。

ちなみにKindle端末の容量は種類によって違います。

たくさんの本を一度に持ち歩けるのは電子書籍ならではのメリットですね。

読書好きの方には、持ち運びだけではなく引っ越しの際などにも役立つでしょう。

充電が長持ちで電池切れの心配がない

Kindle端末は、使用時間によってことなりますが一回の充電で数週間~1ヶ月ほどバッテリーがもちます。

「読書の途中で電池が切れた…」という心配がほとんどなく、紙の本と同じように充電を気にせず読書を楽しむことができるのです。

ちなみに充電は空っぽの状態から3~4時間ほどで満タンになります。

Amazon Kindleのサービスを最大限に利用できる

Amazon Kindle』とはAmazonが提供する電子書籍サービスのことです。

Kindle端末では『Amazon Kindle』のサービスを最大限に利用できます。

『Amazon Kindle』を利用すると次のようなメリットがあります。

 
  • Amazonのprime会員で『prime reading』(数千冊無料)を利用できる
  • 980円/月(税込み)で『Kindle Unlimited』(和書12万冊以上、洋書120万冊以上が無料)を利用できる
  • 好きなときにいつでも電子書籍を購入できる
  • ジャンルが豊富で新しい分野の書籍にも挑戦しやすい
  • 購入の際も割引が多く、紙の本より安く購入できる

『Kindle Unlimited』では2ヶ月199円という、超お得なキャンペーンも開催されます。

キャンペーンのときを狙って登録するのもおすすめです。

スキマ時間でもサクッと読書ができる

通勤や待ち合わせなどのスキマ時間に読書をしたいという人も多いのではないでしょうか?

もちろん紙の本でもスキマ時間の読書は可能です。

でも、Kindle端末を使うとさらにスキマ時間に効率的な読書ができます。

Kindle端末では書籍を開くと、自動的に全開読み終わったページからスタートします。

電源ONにしてサクッと読む、読み終わったら電源OFFと短い時間でもスムーズに読書することができます。

読書に便利な機能が満載

Kindle端末には読書に便利な機能が満載です。

 
  • しおり機能▶前回読み終えたページを自動的に開いてくれる
  • マーカー機能▶本を汚さずにマーカーを引いたり消したりできる
  • マーカーした部分の共有機能▶マーカーを引いた部分をメールで共有可能
  • 文字の大きさを変えられる▶自分に合った文字の大きさで読める
  • 文章をコピーできる▶引用したい場合など便利

紙の本では再現できない機能が満載です。

読書がはかどったり、より楽しんだりできる機能がKindle端末には備わっているのです。

インターネットがなくても利用可能

基本的にKindle端末で本を購入したりダウンロードする際にはインターネット環境が必要です。

ですが機種によっては『Wi-Fi+4G』に対応しており、Wi-Fiがない環境でもインターネットが利用可能です。

しかも驚くことに4G通信で発生する通信料はAmazonが全額負担しくれるのです。

 

煩雑な手続きなどは一切なく、Kindle端末購入代金のみで利用できます。

ちなみに、以下の機種が4Gに対応しています。


Kindle Oasis 色調調節ライト搭載 wifi+4G 32GB

ただし、『Wi-Fi+4G』モデルはWi-Fiモデルより5,000円ほど価格が高くなります。

自宅にWi-Fiがある人はWi-Fiモデルでも充分利用可能です。

Kindle端末は買い?買ってはいけない?【デメリット】

それではデメリットもそれぞれ見ていきましょう。

カラー表示ができない

Kindle端末は上記した通り、”E-ink”という白と黒の電子球が埋め込まれたディスプレイです。

つまり、白と黒以外の発色がないためカラー表示ができないのです。

小説など活字のみの書籍を読む際は特に問題はありません。

ですが、「図や漫画などをカラーで見たい」という方にとっては少し不便かしれません。

読めるのはKindleストアで購入した書籍のみ

Kindle端末で読めるのはAmazonの『Kindleストア』で購入した書籍したのみです。

もし、Kindleストア以外の電子書籍サービスを利用している場合は、Kindleストアに切り替えられるか検討が必要です。

ただ、Kindleストアで『Kindle Unlimited』に加入すると100万冊以上の書籍を読むことができます。

料金も980円/月と高額ではないので、十分に読書を楽しむことができるでしょう。

端末や書籍の価格が高い

Kindle端末の機種代や書籍の価格が高いこともデメリットの1つと言えるでしょう。

読書に便利な機能が満載なのは嬉しいKindle端末ですが、一番安いモデルでも1万円前後の価格帯となっています。

最新機種だと6万円近くになるものも。

また、中古の紙の本であれば100円程度で購入できるものもありますよね。

ただ、Kindleの電子書籍は新旧問わず新品に近い価格での購入となります。

ただし、

 
  • 『Kindle Unlimited』に加入で980円/月で読み放題の書籍が多数
  • セールを狙って購入できる
  • 新品の紙の本より若干安い値段で販売されている

といったことを考えると、100円で購入することはできなくても十分お得に利用することができるでしょう。

一度に読めるのは一冊

Kindle端末で1度に読めるのは1冊の書籍のみです。

「何冊か同時に広げて文献を閲覧したい」といった場合には不便に感じるかもしれません。

ただ、使用目的が日常の読書のみであれば1冊読めれば十分なはず。

大きなデメリットとは言えないでしょう。

スクロールできない

スマホやタブレットでは指でなぞる動作で画面をスクロールさせることができます。

Kindle端末はスマホやタブレットと違ってスクロールすることができません。

操作は全て”タッチ”となります。

スマホやタブレットでスクロールして読んでいた人は、画面の端をタッチするという動作が初めは慣れないかもしれません。

Kindle端末のおすすめモデル3選

買ってはいけない Kindle端末

Kindle端末の概要やメリット、デメリットについて書いてきました。

ここではKindle端末の中でも特におすすめのモデルを3つ紹介します。

おすすめポイントも解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

Kindle端末のおすすめモデル3選

Kindle Paperwhite


Kindle Paperwhite

  • 価格:16,980円
  • 容量:16GB/8GB
  • 本体大きさ:174 mm x 125 mm x 8.1 mm(画面:6.8インチ)
  • 接続:Wi-Fi
Kindle Paperwhiteのおすすめポイント
 
  • 前モデル(旧Kindle)より画面が10%明るく、日差しの中でも快適に読める
  • ページ送りがスムーズで、紙の本を読んでいるような感覚を味わえる
  • IPX8等級の防水機能でお風呂などでも安心して読書できる
  • 色調設定で画面を好みの色合いに設定できる
  • 検索機能で素早く辞書やウィキペディアで検索できる

Kindle(New)


Kindle(New)

  • 価格:12,980円
  • 容量:16GB
  • 本体大きさ:157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm(画面:6インチ)
  • 接続:Wi-Fi
Kindle(New)のおすすめポイント
 
  • Kindle端末の中で最も安価で購入できる
  • ダークモード搭載(文字色と背景色が反転)で周囲の明るさを気にせず読める
  • ピクセル数が旧モデルの3倍になり、画面が鮮やか
  • 明るさ設定が可能で周囲が明るくても気にならない
  • 旧モデルよりもよりコンパクトになり、持ち運びが楽

Kindle Oasis


Kindle Oasis

  • 価格:34,980円
  • 容量:32GB/8GB
  • 本体大きさ:159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm(画面:7インチ)
  • 接続:Wi-Fi/4G
Kindle Oasisのおすすめポイント
 
  • 7インチの大画面で読書を楽しむことができる
  • ページ送りボタンが搭載され、片手でも操作が可能
  • IPX8等級の防水機能でお風呂などでも安心して読書できる
  • 画面の色調をお好みに変えることができる
  • フラットベゼル(枠と画面に段差がない)で快適な操作感

Kindle端末は買い?買ってはいけない?【まとめ】

今回は、

 
  • Kindle端末ってそもそもどんなもの?
  • Kindle端末のメリットやデメリットは?読書するなら買った方がいいの?
  • Kindle端末の種類と特徴を知りたい

といった方に向けて記事を書きました。

記事のポイントは以下の通りでした。

 
  • Kindle端末とはAmazonが販売している電子書籍専用デバイス
  • Kindle端末には「目が疲れにくい」「簡単にライン引きやメモができる」といったメリットがある
  • Kindle端末には「カラー表示ができない」「読めるのはKindle本のみ」といったデメリットがある
  • Kindle端末には数種類の機種があり、それぞれ特徴がある

読書好きな人にKindle端末はおすすめです。

『Kindle Unlimited』などのサービスと組み合わせることでお得に読書を楽しむこともできます。

今回の記事を参考に、Kindle端末は”買い”か”買ってはいけない”か検討してみて下さいね。

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