初心者が買ってはいけないヨガマット。その3つの理由とは?

運動不足が気になってヨガやピラティス、筋トレを家で行おうと思っている人も多いのではないでしょうか?

今回は買ってはいけないヨガマットと、その理由についてまとめてみました。

買ってはいけないヨガマットその1 厚すぎる

まず、初心者がヨガを始める際、ヨガマットの厚みといわれても何が良いのかわかりませんよね?
ヨガマットの厚みとは、名前の通りマットを真横から見た際の厚みを指すのですが、1~2㎜、3~5㎜、6~9㎜、10mm以上と様々な厚みで販売されています。

初めてヨガマット買う際、厚みがあったほうが負担がかからないかも。と、厚みのあるマットを選んでしまいそうですが、それはNGです。

厚みがありすぎると立った時、特に片足で立った時にバランスが取れず転倒の可能性があります。
また、体とマットの接地部分が沈み込むので注意が必要です。

腹筋を行う場合、背中がマットに沈み込んでしまい不要な負荷がかかってしまいますし、
プランクを行う場合、床を自身の手でしっかりと押さなければいけませんが、マットが厚いと手がマットに沈み込み、両手全体でバランスよく床を押せないため手首を痛める可能性があります。

厚いヨガマットは誰におすすめ?


一般的に厚いマットと言われているのは、10mm前後のクッション性の高いヨガマットになります。
厚いマットは、立位のポーズを行わず、座位のポーズや、寝た状態で行うポーズのみを行う方にお勧めです。

具体的には、床に座ったままや、寝た状態のうつ伏せや、あおむけで体を伸ばすストレッチを目的とした方や、リハビリを行う方です。

厚みのあるマットは膝立ちをしたときに、硬い床から膝をカバーしてくれますし、うつぶせ、あおむけになった際にも、体に床の硬さを感じることなく、心地よく運動が出来ます。
基本的にはゆっくりとした動作を行う方にお勧めになります。

また、厚いマットはやわらかさも十分にあるため、赤ちゃんのプレイマット代わりにも使えます。

買ってはいけないヨガマットその2 薄すぎる。

厚いマットとは逆に薄すぎるヨガマットも買ってはいけません。
持ち運びしたいから、小さく折りたたんで持っていきたいから。 と初心者は薄いマットのほうが良いかもしれないと思うかもしれません。

薄いマットは厚いマットとは逆に、座ってのストレッチやリハビリには向いていません。
寝て行うポーズや、座位のポーズでは、マットと体の接地面が薄すぎて、背中や膝が痛くなってしまうでしょう。
また、マット自体が薄いためにすぐによれて、ポーズの最中にめくれ上がることもあります。

薄いヨガマットは誰におすすめ?


それでは薄いマットは誰にお勧めでしょうか?
それは立位のポーズのみを行う方と、屋外でのヨガの場合です。

立位のポーズのみの場合は、足の裏と手のひらしかマットに接地しません。ヨガマットは滑らないために使用しますので、薄いマットでも滑らなければ十分に使用できます。

また屋外ヨガで、砂の上にマットを引くビーチヨガ、芝生の上で行う公園ヨガなどは、もともと地面が柔らかいため、ヨガマットの薄さは関係ありません。

また、ヨガ上級者になると、ご自身で体や筋肉の使い方を理解されている方がほとんどですので、薄いヨガマットでも問題無く使用できるようになるようです。

絶対に買ってはいけないヨガマットその3 滑る。

厚みがある、薄いヨガマットよりも、もっとも買ってはいけないヨガマットは滑るヨガマットです。
筆者もデザイン重視で、かわいいヨガマットを購入した経験がありますが、ポーズの最中にすべってしまい大変危険を感じました。

そのヨガマットは汗をかけばグリップ力が増して滑らないと謳っていましたが、実際ヨガポーズの序盤は汗をかきませんし、冬ですと汗をかくこと自体が難しい場合もあるのではないでしょうか?

自分の状態が把握できないポーズ(体がさかさまになる逆転のポーズなど)の場合、ポーズを解く際、安定した着地が重要になります。
着地の際にバランスが崩れたり、強く着地してしまうと、関節をひねったりおもわぬケガをする恐れがあるからです。
滑るヨガマットは絶対に買ってはいけません。

 買うべきヨガマットは?


それでは買うべきヨガマットは一体なんでしょうか?

それはズバリ平均的な厚み3~5㎜程度の滑らないヨガマットです。
滑る、滑らないはヨガのスタイルや個人差もありますので、購入前に口コミを確認したほうが良いのですが、最近のヨガマットは性能がよく、比較的安価のヨガマットでも最低限のクッション性とグリップ力は兼ね備えています。

5㎜前後のヨガマットなら軽量ですので持ち運びも十分可能で、どのシーンのヨガでも対応できるでしょう。
上級者や、お外でヨガをする場合は薄いヨガマット。
おうちでのんびりストレッチなら、厚いヨガマット。 など、シーンによって選んでみてくださいね。

買ってはいけないヨガマット まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、ヨガマット購入時のポイントを説明しました。
初心者がヨガや、ピラティス、エクササイズを始めるとき、まず購入すべきはヨガマットです。
買ってはいけないヨガマットを念頭に置いて、ぜひご自身に合うヨガマットを探してみてくださいね。

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