買ってはいけない生ごみ処理機 その理由とは?

唐突ですが、「衣食住」という言葉があるように、生きていく上で食は必要不可欠なものです。

食事をするために料理をすれば、どうしてもでてしまうのが生ごみですよね。

ほとんどの人が生ごみは少なくし、臭いもなるべく感じたくないと思っているのではないでしょうか?

全国の女性を対象にした調査で、生ごみ処理機の所有者はわずかで、興味のある人は3割におよびました。

家庭用生ごみ処理機、所有者はわずかでも「興味あり」は3割、自治体の購入助成金利用も/利用率1位は「島産業 パリパリキュー」
株式会社こどもりびんぐのプレスリリース(2022年1月21日 11時00分)家庭用生ごみ処理機、所有者はわずかでも「興味あり」は3割、自治体の購入助成金利用も/利用率1位は「島産業 パリパリキュー」

私自身も生ごみに悩まされ(特に夏場…)、「生ごみ処理機が解決してくれるかも?」と、非常に興味をもった家電製品の一つでした。

高価な買い物なので「購入したのにあんまり使わなかった」とならないよう、購入を検討している方の参考になれば幸いです。

✔️記事の内容
コンパクトな乾燥式生ごみ処理機ですが、そのデメリットについて解説します。

まず、「乾燥式の生ごみ処理機とは何か?」について簡単に説明します。

乾燥式生ごみ処理機とは?

乾燥式生ごみ処理機とは、生ごみを熱で乾燥させる家電製品のことをいいます。

生ごみを減らすことができ、ごみ捨てが楽になるのはとても便利ですよね。

また、生ごみ処理機で処理することで自治体から助成金が支給されることもあります…!(※生ごみ処理機の種類や自治体によって異なります)

そんなメリットもある生ごみ処理機ですが、デメリットはどんなものがあるのでしょうか?

では、結論からお伝えしていきます。

買ってはいけない乾燥式生ごみ処理機の理由

1.電気代が高い
2.音が大きい
3.臭いがある
4.お手入れの手間がある
5.時間がかかる

次に、これらの理由を深掘りしていきます。

電気代が高い

生ごみ処理機は使用頻度や処理量によって金額が異なりますが、基本的に毎日使えば、月に700円〜1000円ほど電気代がかかるといわれています。

乾燥式の生ごみ処理機はバイオ式やハイブリット式と比べて熱を発生させて処理をしている分、電気代が高くなります。

バイオ式が液晶テレビ32V型(140W)でハイブリッド式は小型冷蔵庫(60W)ぐらいに対し、乾燥式は電子レンジやエアコン、電気ヒーターなどと同じくらいの電力(800W)を消費してしまうんです。

生ごみ処理機を使用することで、自治体から助成金が支給されても、電気代でもっていかれてしまっては意味がなくなってしまいます。

バイオ式やハイブリッド式の電気代が安い理由は、微生物が活動しやすいようにゆっくりと動いているだけのため、比較的電気代は安いとされています。

音が大きい

乾燥式は熱で処理をする分、音が大きいのが特徴の一つです。

常にモーター音がする状態なので、音に敏感な人はうるさく感じるかもしれません。

メーカによって異なるかもしれませんが、硬いものを処理したりする際に、破裂音や爆発音がなったりすることもあります。

梅干しの種や貝殻、鳥の骨など硬いものが破裂音や爆発音の原因になります。

臭いがある

生ごみの臭いの問題は、夏の気になるお部屋の臭いTOP3にも入っています。

やはり臭いに関しては敏感になっている方が多く、生ごみ処理機を購入する際のチェックポイントでもあります。

ただし、あくまでも乾燥式は熱で乾燥させるだけの仕様なので、完全に臭いがでないというわけではないんです。

生ごみの減量化はできても、生ごみの臭いや焦げてる臭いは少なからずもでてしまうのです。

生ごみ処理機の中には臭いをなくす性能がある製品もありますが、乾燥式は処理中や処理後に臭いが出てしまう製品も多いです。

お手入れの手間がある

乾燥式に限った話ではないですが、生ごみを処理機にセットをする手間があります。

そして、乾燥式は処理後の生ごみを取り出し、容器を洗います。

処理後に中身を取り出す頻度として、1〜2週間に1度でいい製品もあれば、その都度取り出さなければならない製品もあります。

生ごみ処理機は5年が寿命と言われていますが、長く使うためにも定期的なお手入れが必要不可欠になってくるのです。

時間がかかる

メーカーや処理容量によって異なりますが、生ごみを処理するのに3〜8時間ほどかかることがありその分電気代もかかってしまいます。

これらの解決策としては、生ごみの量や水分量を減らすことが大事になってきます。

ですが、生ごみの量や水分量に毎回気を遣うのは少し面倒ですよね。

また、その時間の間は運転中の音や臭いもある状態なので、敏感な方はおすすめできません。

まとめ

時代が進むにつれて、家電製品も発展し続けており、一見便利になっているように感じるかもしれません。

ですが、それは誰にとっても便利になるものではなく、反対に不便になってしまう人もいます。

臭いを抑える方法は他にも様々あるので、慎重に購入を検討することをおすすめします。

最後は、自分に合った方法で処理し、生ごみの悩みが解決することを願っています!

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