ニキビパッチは、ニキビの上に貼るだけで治してくれるという人気アイテムですよね。
韓国では、ニキビや吹き出物を治すのにニキビパッチは定番で、最近では日本のドラッグストアなどでも販売されていますよね。
今回は、ニキビパッチの正しい使い方や種類、使用する際のメリット/デメリット、ニキビパッチで悪化したときの対処法、ニキビを作らないようにするために何をしたらいいのか、などをご紹介します。
ニキビパッチの正しい使い方
洗顔後、水気をタオルなどで優しく拭き取りニキビの上へ貼ります。
その際、直接ニキビパッチに触ってしまうとニキビパッチの粘着力が弱まってしまったり、手に付着している菌が付いてしまう可能性があるのでピンセットを使うといいでしょう。
寝てる間やメイク前にも使用できます。
ニキビパッチの種類
◇整肌タイプ
整肌タイプは、白ニキビや炎症している赤ニキビがある人にオススメです。
肌を整え、保湿や肌を柔らかくしてくれたり、肌荒れを防いでくれます。
ニキビパッチでニキビに蓋をすることで密閉されるので、角質層にまで成分が浸透しやすくなります。
◇滲出液を吸収するタイプ
滲出液を吸収するタイプは、膿んでしまっている黄色ニキビや、潰れてしまったニキビを保護するのにオススメです。
『ハイドロコロイド』という親水性ポリマーで作られています。
そして、膿や滲出液を吸い取ってくれるため、患部を清潔に保つことができ、ニキビ跡にもなりにくいです。
◇患部を保護するタイプ
患部を保護するタイプは、盛り上がってしまったニキビや赤ニキビにオススメです。
入浴中やメイク中、髪の毛があたるなど、刺激が加わったり、雑菌が付着してしまうようなシーンで使用することをオススメします。
使用する際のメリット/デメリット
《メリット》
ニキビパッチを貼っておくことで、ニキビに触れてしまうなど外部の刺激によって悪化してしまうことを防ぎ、ニキビに直接触れることがないので刺激が加わった時に痛みが和らげてくれます。
日中などは紫外線からも守ってくれます。
ハイドロコロイドタイプのニキビパッチを使用することで、治癒が促されニキビ跡になりにくくなります。
ただし、ニキビパッチを貼ることで、密閉され蒸れてしまうことがあるので、敏感肌の人は他の肌トラブルを起こしてしまったりする可能性もあるので気をつけましょう。
ニキビパッチは、サイズや厚みなどさまざまな種類があるので、寝てる間に使用するものと日中に使用するもので使い分けができます。
《デメリット》
ニキビパッチは、貼ることで毛穴が塞がれてしまうため毛穴のつまりが起こり、ニキビの悪化の原因になることもあります。
そしてニキビパッチを貼ることで、ニキビができた箇所が密閉されてしまうので、アクネ菌が増殖する可能性もあります。
有効成分が配合されているものは炎症を抑えてくれますが、有効成分が配合されていないものは治癒効果があまりないといった点があります。
ニキビパッチは人によって皮膚トラブルやアレルギーを引き起こす可能性があるので注意しましょう。
ニキビパッチで悪化した時の対処法
そもそも、ニキビは皮膚疾患であり皮膚の病気なので、素人の判断で対処しようとするとかえって悪化することがあります。
そのため、ニキビができた時はニキビパッチを使用する前に皮膚科を受診するのが一番ですが、ニキビパッチを使用して悪化してしまった場合や皮膚トラブルなどが出てしまった場合も必ず皮膚科で診てもらうようにしましょう。
そもそもニキビを作らないようにするためには
・正しいスキンケアをする
肌が乾燥すると、皮膚のターンオーバーが正常ではなくなり、毛穴を古い角質が塞いでしまいます。
こうしたことがニキビの原因になるので、しっかりと保湿をしましょう。
・夜更かしをせずに睡眠時間を十分にとること
睡眠不足や昼夜逆転の生活は、ホルモンバランスを乱しニキビの悪化に繋がります。
規則正しい生活を心がけましょう。
・普段口にする食べ物や飲み物に注意すること
脂っこいものや糖分の多く含まれているものは過剰な皮脂分泌を起こし、ニキビを悪化させる原因になります。
その他にも、カフェインや香辛料などの刺激があるものにも気をつけましょう。
・日焼けをしないようにすること
肌が紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下し、ターンオーバーが正常では無くなります。
そうすると、毛穴のつまりの原因になりニキビができやすくなってしまいます。
日焼け止めをきちんと塗りましょう。
・ストレスを溜めすぎないようにすること
ストレスを溜めすぎてしまうと、ホルモンバランスをコントロールできなくなり、アンドロゲンという男性ホルモンの一種が大量に出ます。
アンドロゲンが出ると、皮脂過多になりニキビができやすくなってしまいます。
なるべくストレスは発散できるよう心がけましょう。
もしニキビができてしまった場合は、皮膚科を受診することを優先し、どうしても隠したい時や、炎症が落ち着いてきてニキビの膿が出た状態の時のみ使用することをオススメします。
敏感肌やアレルギー体質の人はあまり高頻度で使用しないようにしましょう。
そして、ニキビパッチを使用する以前にニキビができにくい肌環境にすることが大事です。
ニキビの根本的な原因を知り、普段の生活を見直すことがニキビ改善に繋がるはずです。
