効果が期待できない?買ってはいけない花粉症対策グッズ

寒い冬が終わり、あたたかな春の訪れとともにやってくるやっかいなもの。それが、「花粉」です。

いまや現代病ともいえる花粉症ですが、症状が重い方にとっては、ぐっすり眠ることもままならず、日常生活に支障をきたす場合もあります。

近年では、そんな辛い花粉症対策に様々な「花粉症対策グッズ」が発売されています。

服にかけるスプレータイプのものや、鼻に装着するものなど多くの商品がありますが、中には、効果があまり期待できない商品もあります。

そこで、この記事では、花粉症対策グッズの中でも買ってはいけない商品と、おすすめの商品についてご紹介していきたいと思います。

よろしければ、最後までお読み下さい。

花粉症とは?

まず、はじめに、花粉症の仕組みと花粉症にはどのような対策方法があるのかについて、説明していきたいと思います。

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物から放出される花粉が、鼻や目の粘膜から体内に侵入し、鼻水やかゆみなどのアレルギー反応を起こす症状のことです。

厚生労働省による調査によれば、日本国民の約25%が花粉症の症状を持っているとされており、花粉症の約70%はスギ花粉による花粉症であるそうです。

スギの花粉は、10月中旬ごろに花粉が完成し、気温が上がると同時に飛散し始め、ピークは2月下旬から3月下旬までと言われています。

花粉症は、アレルギー性鼻炎などと同様に抗ヒスタミン薬やステロイド薬で治療をすることができますが、日常的にマスクや眼鏡を使用し、花粉を体内に侵入させないようにセルフケアを行うことが、花粉症を重症化させないためには重要です。

買ってはいけない花粉症対策グッズ

ここでは、花粉症のセルフケアを行うために有効な花粉症対策グッズについて、その機能や購入する際の注意点についてご紹介していきます。

買ってはいけないマスク

花粉症対策として、最も広く使用されている対策グッズといえば、マスクですよね。

マスクには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。

まず、マスクに使用されている素材には、以下の特徴があります。

素材

ガーゼ:肌に優しく保温・保湿効果があるため乾燥肌の人には◎、洗濯して繰り返し使用可能

ウレタン通気性が良く呼吸がしやすい、耳が痛くなりづらい、洗濯して繰り返し使用可能

不織布:使い捨てで衛生面◎、飛沫やウイルスの侵入を防ぐ効果が高い

また、マスクの形状と特徴については、以下のようにまとめることができます。

形状

平面:一般的なガーゼマスクに使用されている形、顔にフィットせず隙間が多い

立体:顔の形にフィットしていて息苦しさが軽減される、口紅などのメイク移りがしにくい

プリーツ:プリーツの調整で自分の顔の形に合わせられる、鼻部分のワイヤーで隙間が出来にくい

花粉症対策としては、花粉を体内に侵入させないことが重要ですので、平面型で隙間が多いガーゼマスクはおすすめできません

花粉症対策には、ウイルスのカット性能が高い不織布製で、顔にフィットして隙間が出来にくいプリーツ型のマスクが一番効果的です。

買ってはいけない花粉対策メガネ

花粉症対策グッズとして、近年人気となっているのが、花粉対策メガネです。

通常の眼鏡と異なり、目と眼鏡の間に隙間ができないようにフードが付いているため、花粉や飛沫を防ぐ効果があります。

価格については、1,000円台~8,000円台までの商品が多く、フレームの形も様々あります。

花粉対策メガネを選ぶ際に注意したい点が、カバー力とつけ心地です。

カバー力に関しては、フード部分が小さいと、隙間から花粉が入ってきてしまいますので、なるべく顔の側面にもフードがかかる商品を選ぶとより効果が期待できるでしょう。

つけ心地に関しては、花粉症対策メガネはマスクと併用する機会が多い分、くもりやすくなるため、くもり止め機能がしっかり付いている商品を選ぶと、視界が見やすくストレスを感じません。

また、フード部分が固いと、鼻や頬が痛くなってしまう可能性がありますので、フード部分の素材にも注目してみると良いかもしれません。

おすすめの花粉症対策グッズ

最後に、上記のことを踏まえた、おすすめの花粉症対策グッズをご紹介していきたいと思います。

こちらのマスクは、プリーツ型の不織布マスクですが、カラーが豊富で、ファッションに合わせて好きな色を選ぶことができます。また、形状保持ワイヤーが入っているため、鼻のラインにぴったりフィットします。やわらかい平ゴムで、耳が痛くなりにくいのも、おすすめポイントです。

花粉症対策メガネでおすすめなのが、こちらの商品です。肌あたりの柔らかいPVC素材のフードが顔にしっかりとフィットし、花粉を最大98%カットする効果が期待できます。また、専用のバンドを装着することで、さらに密着性を高めて着用することもできます。くもり止めレンズになっており、マスクと併用しても、くもりづらくなっています。

マスクと眼鏡をしていてもまだ辛いという方には、花粉対策スプレーの併用をおすすめします。イハダのこちらの商品は、資生堂の特許技術「微粒子吸着防止技術」を採用した成分が、花粉・ウイルス・PM2.5の付着を抑制してくれます。花粉対策スプレーには、顔用だけでなく、髪や衣類を含む全身に使用できる商品もありますので、ご自身の用途に合わせて選んでみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、花粉症対策グッズについて、選ぶ際の注意点やおすすめ商品をご紹介させていただきました。

花粉症対策グッズを上手に使って、つらい花粉症シーズンを乗り越えていきましょう!

タイトルとURLをコピーしました