【市販 ピーリング】 買ってはいけない理由とは?

あなたは『ピーリング』というものをご存知でしょうか?

市販のピーリングは、古い角質や汚れを落として新しい肌になるようなイメージがあると思いますが、本当にこのような効果が出るのでしょうか?

今回は、『ピーリングとは?』や、『ピーリングのメリット/デメリット』、『ピーリングを使用する際に注意すること』をご紹介します。

ピーリングとは?

ピーリングとは、ジェルなどに含まれるピーリング成分が、皮膚表面の古い角質を人工的に取り除くものです。
古い角質を取り除くと、透明感が出てつるつるなお肌になります。
ですが、古い角質が溜まってしまうと肌のゴワゴワ感やくすみ、カサつきの原因になり化粧水や美容液などが浸透しにくくなります。
更に角質が厚く溜まってしまうと毛穴が塞がれてしまうので、角栓が詰まってしまいニキビができたりと肌トラブルの原因にもなります。
肌のターンオーバーを促すと、しみやしわ、ニキビ、ニキビ痕、乾燥などの肌トラブルを改善することができるので、常にターンオーバーを正常な状態にしておくことが大事です。

ピーリングのメリット/デメリット

《メリット》
①毛穴の黒ずみやくすみを改善することができる
古い角質が溜まると、毛穴の開きや黒ずみ、くすみなどの原因になります。
毛穴が塞がれ、皮脂が詰まった状態が続くと毛穴が開き、汗や皮脂が酸化するため黒ずみの原因になります。
特に肌のくすみが気になる人は定期的なケアをすることをオススメします。

②しみやニキビ、ニキビ痕を薄くすることができる
ニキビは過剰な皮脂分泌や、毛穴の詰まりが原因です。
そして、肌が紫外線などのダメージを受けると、メラニン色素が発生し沈着してしまいます。
ピーリングを行うことで古い角質を取り除き、毛穴の詰まりや皮脂汚れを防ぐことができるので、ニキビの予防やメラニンまで取り除くことが可能です。

③化粧水や美容液が浸透しやすくなる
古い角質が溜まって厚くなってしまうと、スキンケアをしても化粧水や美容液などが浸透しにくくなります。
ピーリングを行うと古い角質が取り除かれるため、化粧水などが浸透しやすくなるのでスキンケアの効果が高まります。

④濡れた手で使用できる商品もある
顔だけではなく全身に使用したい人やお風呂場で使用したい人は、水気を拭き取る必要のない、濡れた手でも使えるタイプを選ぶといいでしょう。

《デメリット》
①即効性がない
市販のピーリング剤は安全に作られているため低刺激ではありますが、負担が少ない分効果を実感するまでに時間がかかり、その上劇的な効果は実感できません。
すぐに効果を実感したい人や、劇的な変化を実感したい人には向いていません。

②使いすぎると肌へのダメージが大きい
ピーリングは毎日使用できるものもありますが、基本的には週に1、2回の頻度で使用するものです。
使いすぎは肌へのダメージになり、必要な角質まで取れてしまうので、必ず商品に記載されている頻度を守りましょう。

③肌トラブルがある時は使ってはいけない
肌に傷がある時は、ピーリングの刺激によって悪化させてしまうことがあるので使用しないようにしましょう。

 

ピーリングを使用する際に注意すること

◇強い力でゴシゴシと擦らない
ピーリングのジェルタイプなどは、ポロポロと角質が出てくるのが見えるので強く擦ってしまいがちですが、肌への負担が大きいので優しい力で使用するようにしましょう。

◇日焼けした直後は使用しない
日焼けした直後の肌は軽いやけど状態で敏感になっています。
落ち着くまでは使用しないようにしましょう。

◇保湿をして紫外線対策をする
ピーリングで人工的に角質を剥がしたあとは、とても肌が乾燥しやすく紫外線が皮膚を通過しやすくなってしまうので、保湿を必ずし、日焼け止めや日傘などで紫外線対策をすることが大事です。
紫外線はしみやしわの原因にもなるので気をつけましょう。

◇摩擦に注意する
ピーリングをした直後はバリア機能が低下します。
そのため、摩擦などのダメージを受けやすい状態で、摩擦を受けると肌への負担になり肌内部で肌トラブルを起こしてしまったり色素沈着の原因になってしまいます。
洗顔後、タオルで拭く時など摩擦に注意しましょう。

◇パッチテストを行う
ピーリングの成分が肌に合わないと、肌質によっては赤みなどが出てしまうことがあります。
特に、敏感肌の人は必ずパッチテストを行ってから使用しましょう。

パッチテストでは、入浴後などに腕の内側にピーリングをのせて馴染ませ、1日様子をみて、赤みやかゆみなどの肌トラブルが出ていないか確かめます。
何か異常が出てしまった場合は使用するのは控えましょう。

おわりに

ピーリングをすると肌のターンオーバーを正常にでき、家でできるというのはとても便利ですよね。
ですが、市販品は病院で使用されているものよりも効果があまりなく、使い方を誤ると肌トラブルを起こしかねません。

使用する際は、使用方法を必ず守り、もし肌トラブルが起きた場合は必ず使用を中断し、酷い症状が出てしまった場合は病院を受診しましょう。

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