買ってはいけないカレールー!その理由とは?

子どもに人気の食べ物といえばカレー。お鍋ひとつで野菜を切って煮込むだけで、手間がかからず美味しいカレーは、大人にも子供にも人気のメニューのひとつです。
そんなカレーですが、普段どうやって作っていますか?野菜とお肉を切って、あとは市販のカレールーで煮込むだけ、という家庭が多いのではないでしょうか。
そんな簡単で手間のかからない市販のカレールーですが、実はパッケージをよく見てみると、添加物だらけなのです。

スパイスから作るカレーなんて面倒と思うかもしれませんが、実は数種類のスパイスで作れて、体にもとっても良い効果があります。
市販のカレールーの危険性と、スパイスで作るカレーについて、ご紹介していきます。

嘘ばかり?!カレールーは体に悪い


「国産りんご使用」「北海道産生乳100%」「国産野菜が溶け込んだ」などといったCMが日々流れるカレー。一見、厳選された食材が使われていて美味しそうに見えますが、商品のパッケージを読んでみると、まったく違った事実があります。

原材料表示のトップにくるのは「植物油脂」で、市販のルーのほとんどは植物油脂と小麦粉、添加物でできていると言っても過言ではないのです。

それぞれの原材料がどのように体に悪影響を及ぼすのか?詳しくご紹介していきます。

【植物油脂】

植物油脂とは、植物から作られる油の総称で、具体的にはサラダ油やパーム油、コーン油などです。
市販のカレールーに使われる植物油脂は、工場などで大量生産されて海外から運ばれる原材料も多いでしょう。
こうした油は、遺伝子組み換えで生産された安い原材料を使用している可能性が高くなります。

また、サラダ油などを製造過程で高温処理することで発生する神経毒のヒドロキシノネナールは、うつ病や認知症の原因になると言われています。
高温処理だけでなく、脱臭・脱色の工程が何度も繰り返される過程で酸化が進んでいる可能性もあるでしょう。

植物油全般に多く含まれているリノール酸は、体内で炎症物質となります。
取りすぎると免疫細胞が働きにくくなり、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性炎症疾患を引き起こすと言われています。
また、動脈硬化や心臓の病気などのリスクを高める可能性があります。

【添加物】

① 着色料…カレーに使われる着色料は主にカラメル色素です。カラメル色素の作り方には4種の方法があり、その中にはかなり危険な製法も含まれます。
しかし、カラメル色素や着色料などに一括表記が認められているので、どの製法で作られたものか私たち消費者が知ることはできません。

② 化学調味料…酵母エキスや調味料(アミノ酸)、酸味料など、市販のカレールーには化学調味料や添加物がたくさん入っています。
それぞれ旨味を補ったり、味や見た目を整えるために使用されています。

調味料は片頭痛や緑内障の原因のひとつではないかという説も出ており、酸味料に使用されている可能性があるリン酸には健康への悪影響があると言われます。

③ 香料…香料は、臭みをごまかしたり、本物に近づけるために香り付けをする目的で使用されます。
例えばコーヒーひとつの香りを800種類以上の物質が構成しており、食品の香りを再現するためには多数の物質を絶妙に組み合わせる必要があります。
そして着色料と同様に一括表示が許可されているので、何がどのくらい使われているのか分かりません。

市販のカレールーの中身は、油と小麦と添加物でできていると言っても過言ではありません。
ルーの3割程を占めると言われる植物油脂は安価で質の悪い原材料が使用されている可能性があり、また植物油自体が健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
多くの添加物も含まれており、着色料や香料は何がどれくらい使用されているか表示されていないのです。

実は簡単!スパイスで作る健康カレー


お家で市販のルーを使わずにカレーを作るのは面倒だなあと思っていませんか?実は本格的なカレーも5種類のスパイスだけで出来てしまうのです。
そして、スパイスを使ったカレーは健康にもよい効果が期待できます。
これらのスパイスは一般的なスーパーでも販売していますし、インターネットでも手軽に入手することができますよ。

【ターメリック】

鮮やかな黄色と独特な風味が特徴で、カレーの色付けに使われます。
ターメリックの効果としてまず挙げられるのは、肝機能の向上です。肝臓の解毒作用を高める働きがあり、特にアルコールによる肝臓の負担を軽減してくれます。
また、ターメリックに含まれるクルクミンという成分は、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種です。そのため、抗酸化作用やがんの予防にも効果が高いと言われています。

【クミン】

料理の香り付けとして広く用いられるスパイスです。
長く薬としても利用されてきた歴史があるクミンは、ビタミンCやE、鉄を豊富に含み、抗酸化作用などさまざまな効果があると言われています。
そのため、消化促進、血の巡りを良くする、免疫力アップ、リラックス効果など多くの嬉しい効果が期待されます。

【コリアンダー】

コリアンダーは、柑橘系のようにさわやかでほのかにスパイシーな香りのする、独特な香りのスパイスです。
ビタミン類、カルシウム、鉄などの栄養素が豊富で、殺菌作用や鎮静効果、消化促進の働きがあります。また、デトックス効果があり、体内に蓄積した重金属の排出にも役立つと言われています。

【カレー粉】

カレー粉は、シナモンやターメリック、クミン、チリペッパーなど、複数のスパイスを混合したものです。
他のスパイスと合わせて使うことでより旨みが増します。

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【チリパウダー】

料理の辛み付けのために使用されるのがチリパウダーです。
レッドペッパーやチリペッパーなど種類がたくさんありますが、チリパウダーは、唐辛子をベースに、クミンやオレガノ、パプリカなど数種類のスパイスやハーブを配合した粉末調味料です。
スパイスの効果としては、食欲増進、脂肪燃焼、発汗作用などが挙げられます。

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ルーを使わずにカレーを作る方法として、5つのスパイスをご紹介しました。
これら以外にも多種多様なスパイスがあり、組み合わせ次第で自分オリジナルのカレーが作れます。
お子様や、辛いカレーが苦手という場合は、チリパウダーなどの辛味づけなしで作ってみたりするのが良いでしょう。

まとめ:脱カレールーで、体に優しいカレー作り

お鍋ひとつで野菜を切って煮込むだけで、手間がかからず美味しいカレーは、大人にも子供にも人気のメニューのひとつです。

市販のカレールーは、一見、厳選された食材が使われていて美味しそうに見えますが、商品のパッケージを読んでみると、まったく違った事実があります。
原材料表示のトップにくるのは「植物油脂」で、市販のルーのほとんどは植物油脂と小麦粉、添加物でできていると言っても過言ではないのです。

スパイスから作るカレーなんて面倒と思うかもしれませんが、実は数種類のスパイスで作れて、体にもとっても良い効果があります。
また、スパイスには様々な種類があり、組み合わせ次第で自分オリジナルのカレーが作れます。

ぜひ一度、スパイスからカレーを作ってみてはいかがでしょうか?

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