価格帯も安く2台目のパソコンとして大活躍のクロームブック。
クロームブックは、ますます進化して高機能のパソコン化しています。
学生から社会人まで人気のクロームブックですが、「自動更新ポリシー」といわれる期限があるのはご存知でしょうか？
中古ではかなり安く購入できるので「コスパ最高！」と思われがちですが、注意する点が一つあります。
それが「自動更新ポリシー」なのです。
自動更新ポリシー期間内では、手間をかけることなく安全にクロームブックを使うことが出来ます。
しかし、自動更新ポリシー期間が終了したにも関わらずAmazonやメルカリ、ヤフオクなどで販売されているのです。
動けば何でも良いよ！との考えで購入するならアリですが、「自動更新ポリシーって何？」と知らない人は必見！
今回は自動更新ポリシー的観点から、買ってはいけない「クロームブック」を紹介したいと思います。
私自身は、主要パソコンをMicrosoft「Surface」2台目を「Chromebook」を愛用中。
クロームブックファンとして、おすすめのクロームブックも紹介していますのでぜひ参考にしてくださいね。
クロームブックとは
クロームブックとは、システムを動かす基本ソフトウェアにGoogleが開発した「Chrome OS」を搭載したノートパソコンのことです。
起動が速くサクサク動き操作もシンプルで簡単なのが魅力。
Googleアカウントにログインするだけですぐアクセスできます。
しかも、ウイルス対策などのセキュリティも万全。
Web検索をはじめ動画視聴などのパソコン作業を、Webブラウザの「Chrome」上で行うのが特徴です。
データの保管には「Googleドライブ」を使用するためストレージが少なく済み、大容量となるメモリが必要ないので価格も安くなっているのです。
AndroidスマホやiPhoneなどのデバイスとのデータ同期が、簡単に行える利点があります。
・低価格でも動作が快適
・起動時間が短い
・強固なセキュリティ
・タッチパネル対応
・Google Playのアプリを追加できる
・クラウドにデータを保存できる
・負荷がかかる高画質ゲームに向かない
・本格的なクリエイティブ作業に向かない
・WindowsやmacOS向けのソフトウェアが使えない
自動更新ポリシーとは安全に使える期間
Googleから「Chrome OS」のアップデートを受けられる期間のことです。
自動更新ポリシーは、OSのバージョンなどではなく、クロームブックの端末のモデルごとに設定されています。
自動更新の期限が終了すると、Googleから自動でアップデートを提供されなくなるので注意が必要。
端末のモデルごとに多少違いがありますが、期間の長さは端末の発売から5〜8年ほどです。
自動更新ポリシーが切れるとどうなる？
「自動更新ポリシーの期間が切れるといきなり使えなくなる」とイメージしがちですが、自動更新ポリシー期間が切れてもクロームブックは普通に使えますよ。
しかし、更新がストップするので、セキュリティや新機能のアップデートはなくなります。
簡単にまとめると、正常な動作が保証されないということです。
何かトラブルがあったとしても、「自動更新ポリシー期間が過ぎているから仕方ないね」で済まされること。
クロームブックは、制限をつけることでセキュリティを高めているので、サポート期間が切れてもセキュリティは高いといえるでしょう。
クロームブックの選び方
クロームブックは、性能の幅が広く設けられており、性能が低くてもそれなりに使えます。
つまり、基本スペックが良くない安い機種でも快適に使えるということです。
その手頃さと快適さが売りなんですけどね。
種類が豊富で迷ってしまいがちですが、購入する前に「自動更新ポリシー」を必ず確認することをおすすめします。
自動更新ポリシーとは簡単にいうと「安全に使える期間」のことで、基本的に端末の発売から5〜8年ほどあります。
Windowsが最大で10年ほどなので、少し短いくらいです。
自動更新ポリシーを知っておくことで、中古や型落ちのクロームブックを購入する際の判断基準にもなります。
自分のクロームブックの自動更新ポリシーの期間は、Google公式サイトで調べることができます。
買ってはいけないクロームブック3選
買ってはいけない「クロームブック」は、ズバリ自動更新ポリシーが終了したにも関わらず販売されている人気モデルです。
デザインやメーカー、安さなど捨てがたい機種を3つ紹介します。
なかには、元値より販売されているケースもありますよ。
Dell Chromebook 11
「Chromebook 11」は、2019 年 6月に自動更新ポリシーは終了しています。
人気が高いので、Amazon・ヤフオクなどで結構高値で販売されています。
Dell のデザインが人気あるのかわかりませんが、新品と間違わないように気をつけてください。
Google Chromebook Pixel
「Chromebook Pixel」は2018 年 6月に自動更新ポリシーが終了しています。
￥99,980～のびっくり価格！ これって…
こちらも、洗練されたデザインは根強い人気があります。私自身も大ファンです。
Chromebook Pixelが人気過ぎて、Amazonやヤフオクで並行輸入品が販売中。
Chromebook Pixel は、元値が高いからかなり高値が付いていますよ。
しかし、欲しくなりますよね…これはわかる！
acer ChromebookC720
「acer ChromeBook C720」は、自動更新ポリシーが2019 年 6月に終了したにも関わらず、メルカリ・ヤフオク・ハードオフなどいまだに中古で販売されている人気商品です。
1万円以下で買える手頃さが人気なのでしょうね。
このモデルを選ばなくても acer からは、安くて良い機種がでています。
おすすめのクロームブック3選
おすすめのクロームブックは、最新版を含めて手頃でありながら機能がしっかりしている高評価のクロームブックを3つ選びました。
クロームブックの魅力たっぷりのモデルなので超おすすめします。
Lenovo IdeaPad Duet 560
自動更新ポリシー：2029年6月
「IdeaPad Duet 560」は、Microsoftのモデル「surface pro」を思わせる見た目です。
タブレットとしても使える2in1タイプのクロームブックになります。
タッチパネル搭載で幅広い用途に使用できますね。
スピーカーが4つ搭載しているので音は抜群で聞きやすい。
持ち運びも快適。見た目の良さと性能の良さでおすすめのクロームブックです。
Fujitsu FMV Chromebook WM1/F3 FCBWF3M11T
自動更新ポリシー：2029年6月
蒸着箔コーティングが施されており落ち着いた高級感のあるクロームブック。
キーによって押下圧が異なるのが特徴的です。
アルファベット・数字キーなどは重く、エンターやスペースなどの使用頻度が高いキーは軽く設定されています。
誤入力を防ぐだけでなく、快適なタイピングが行えるので仕事用に最適です。
タッチパネル対応とインターフェース豊富がありがたい。
在宅ワーク・オフィスなど、ビジネスシーンで使いやすいモデルです。
ASUS Chromebook Detachable CM3 CM3000DVA-HT0019/A
自動更新ポリシー：2028年6月
いろんなシーンで使い分けられる2in1タイプのクロームブック。
高精度ペン『ASUS USI Pen』と、縦置きと横置きの両方に対応する『フレックスアングルスタンドカバー』が標準で付属されています。
本体のバッテリー駆動時間は最大約12.3時間。
本体は、キーボードとスタンドカバーを合わせても約0.915kgと軽量なので、持ち運んで使用したい方などに最適です。
価格帯は、4万円ほどで購入でき、たまにAmazonなどで値引きされて3万台で購入可能なモデルです。
最初から全部そろっているので、コスパ最高ですね。
まとめ
今回は、買ってはいけない「クロームブック」を紹介しました。
クロームブックを購入する際に気を付けておきたいのは「自動更新ポリシー」という安全に使える期間です。
せっかく購入したのにアップデートが出来ないなんてちょっと悲しくなりますね。
しかしながら、自動更新ポリシーが終了しても並行輸入品や中古品が多く出回っています。
過去の人気機種はいまだに高値で取り引きされるほどです。
自動更新ポリシーが終了しても普通に動くので、それほど気にしない人も多数います。
好きな機種が安く買えるのですから…
自動更新ポリシーの存在を知らなかった人は、じゅうぶん気を付けてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
