買ってはいけない登山用バックパック

登山用バックパックはデザインや価格では選ばないこと。

バックパック4

登山を始めるなら、まず最初に購入したいと考えるのが登山用バックパックです。

ですが、登山用バックパックは種類も大きさも、たくさんあり登山初心者は何を買えばよいか悩みますよね。

この記事では、登山用バックパック購入で悩んでいるあなたに、登山用バックパックの機能・特徴から選び方のポイントをお伝えします。

登山用バックパックの機能・特徴とは?

「普段使っているリュックがあるから大丈夫!」

初めて登山用バックパックを購入する際に金額やデザインを見た時に、このように思うかもしれません。

ですが、平地と違い登山では想像以上に体への負担が大きく、体への負担が原因で事故につながってしまうケースもあります。

登山中はトレッキングポールを使用したり、カメラやドリンク、歩く時のバランスを取ったりすることが多く、なにかと手を使います。

その為、全ての荷物をバックパックに詰める事になります。

登山用バックパックはウエストベルトチェストストラップが付いています。

20㎏を超えるような重たい荷物でも、重さを分散させてバランスよく背負えるように作られています。

肩で荷物を背負うというよりは、腰で荷物を背負うイメージになります。

その為、登山用バックパックは長時間背負って歩いても疲れにくいという特徴があります。

背中にあたるバックパネル通気性フィット感を考えて作られており、汗で背中が蒸れにくいというもの特徴です。

また、ポケットが充実しているのも特徴の一つです。

購入ポイント一つ目は容量。

登山用バックパックは、ハイキング・日帰り登山・山小屋泊・テント泊などの目的に合わせた容量のバックパックを選ぶ事が重要です。

下記では登山の目的にあわせた登山用バックパックの容量の目安をまとめています。

ぜひ、参考にしてください。

【20~25L】 ハイキングや気軽な低山の日帰り登山向きです。

【30~40L】 日帰り登山や小屋泊登山向きです。

【45~60L】 テント泊登山向きです。

【65L以上】 長期テント泊登山向きです。

このように、登山スタイルにあわせてバックパックの必要容量は変わってきます。

登山初心者のあなたが最初に買うのは、25~30L程度の登山用バックパックがおすすめです。

日帰り登山から1泊程度の山小屋泊登山まで対応できる為、使いながら自分にあった登山スタイルを探っていく事ができます。

購入ポイント二つ目はフィット感。

どんなにデザインが良くても、自分の体にフィットしていないと登山用バックパックの機能は発揮されません。

自分の体にフィットする登山用バックパックを選ぶことが重要です。

下記では登山用バックパックのフィッティングポイントをまとめています。

ぜひ、参考にしてください。

【背面長(トルソー)の長さが自分とあっているか確認】

登山用バックパックのサイズは、背面長で確認します。

背面長と呼ばれる首の後ろの突起した骨から腰骨までの長さと、バックパックの背面の長さが合うものを選びます。

【登山用バックパックを正しく背負ってフィット感の確認】

背面長があっているのを確認した後は、実際に背負ってみます。

その際、正しい順序で背負ってみましょう。

1,ウエストベルトを装着

※腰骨を覆うようにウエストベルトを装着します。

2,ショルダーハーネス(肩掛けにある紐)の調節

3,ロードリフトストラップ(肩の上にある紐)の調節

4,チェストストラップ(胸にある紐)を装着

肩の後ろ、背中が隙間なくぴったり装着できていれば、ベストフィットです。

登山では、登山用バックパックが体にフィットするだけで登山中の快適さが大きく変わってきます。

自分のスタイルに合ったバックバック選びが重要。

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登山用バックパックを購入する際は、容量フィット感選ぶのが失敗をしないポイントです。

決してデザインと価格だけではバックパックを選ばないこと。

登山中はバックパックを長時間背負って歩くことになります。

機能性や体に合っているかが重要になってきます。

また、登山初心者は心配な事が多いので、最初から大きめのバックザックを選びがちです。

ですが、荷物が多いとそれだけ体力を消耗することになります。

私が登山を始めた時、初めて購入したのが、40Lの登山用バックパックでした。

前日に初めての日帰り登山に向けて、荷物が多くなりすぎないように持っていくものを厳選しパキングしていきます。

ドリンク・タオル・レインウエア・小物・軽食・・・

登山用バックパックの中身がスカスカです。

登山中は荷物が登山用バックパックの中で遊びフィット感ゼロでした。

無駄に大きな登山用バックパックが非常に重く感じストレスにもなっていました。

登山初心者で難易度の高い登山には行けませんし、テント泊もしません。

快適な登山を楽しむためにも、しっかり自分の登山スタイルにあった登山用バックパックを選択する事が重要です。

自分の登山スタイルや体にマッチングしているシンデレラフィットの登山用バックパックに出会うと修理してでも長年使いたくなるものです。

ぜひ、楽しみながらあなたに合った良いバックパックに出会ってほしいです。

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