妊娠中に買ってはいけない食材って?【理由も解説】

今回は、妊娠中に買ってはいけない食べ物をご紹介します。

控えた方がいいって言われたけど、食べてもいいってこと?
どうして食べてはいけないのか理由も知りたい
食べると、赤ちゃんにどのような影響があるの?

 

上記でお悩みではありませんか?

本記事を読むことで、これら全てを解決できますよ。

記事前半で「妊婦中のNG食材」、後半で「ストレスが赤ちゃんに与える影響」についてお伝えします。

初めての妊娠という方は知らないことも多いと思いますので、最後まで目を通してみてください。

妊娠中に食べてはいけないものがあるってホント?

毎日の食事は赤ちゃんを守る第一歩です。

検診に行くと病院の先生から、「塩分の摂りすぎには注意してください!」「できるだけ栄養を摂ってください!」などの言葉を掛けられますよね。

ただ、頭では分かっていても、実際にどんなものを食べたら良いのか、あまりピンとこない方も多いでしょう。

そこで今回は「妊婦さんが食べない方がいい&食べた方がいい食材」についてご紹介していきます。

初めての妊娠という方は分からないことも多いと思いますが、できるだけ早い段階で把握しておきましょう。

妊娠中のNG食材

何が食べてはいけないものだっけ?と毎回気になって調べてしまう方も多いのではないでしょうか?

妊婦さんは、お薬も制限されているため、できる限り体調を崩さないことが重要です。

ここでは一つ一つ、理由も合わせてご説明していきますので、赤ちゃんのためにも気を付けていきましょう!

生モノ

生モノは定番ですので、ご存じの方も多いと思いますが理由も合わせて、再度確認しておきましょう。

生モノがNGな理由は、食中毒を引き起こしてしまう可能性があるためです。

そもそも食中毒とは、食中毒を起こすもとである細菌やウイルス、物質などを食べることによって、下痢や嘔吐、発熱などの症状がでる病気のことです。

妊娠していない時は、かかったことのない方も多いでしょう。

しかし、妊婦さんになると極端に免疫力が低下するため、食中毒になりやすいのです。

食中毒にかかると、母体のみならずもちろん赤ちゃんにも負担がかかってしまいまいます。

例えば、生肉・生卵・生魚など。

すべて同じ種類のウイルス・細菌ではないため症状もおのおのです。

代表的なのが、生卵に寄生しているサルモネラ菌ですね。

サルモネラ菌に感染すると、激しい下痢の症状を起こします。

妊婦さんが、激しい下痢を起こすと子宮が収縮してしまい、早産や流産に繋がるため気を付けましょう。

サルモネラ菌自体が赤ちゃんに感染することはないと言われています。

辛いもの

”激辛”などと呼ばれる食品は、妊婦さんでなくても体に悪いですよね。

そのため、妊婦さんが辛いものをたくさん食べると、胃にとても負担がかかってしまいます。

ただでさえお腹に負担がかかっているわけですから、どうしても食べたいとき意外は、できるだけ控えましょう。

また、辛いものを食べると便秘の原因になってしまうことも。

唐辛子に含まれているカプサイシンが、アドレナリンを活性化させることで消化器官の働きを抑制してしまうので気をつけましょう。

カフェイン

カフェインの摂りすぎにも注意が必要です。

カフェインには、血管を収縮させる作用があり、過剰に摂取すると胎盤に流れている血液を減少させてしまいます。

また、カフェインの摂りすぎによって、生まれてくる赤ちゃんが低体重になるリスクも考えられています。

コーヒーや麦茶、ハーブティーにはカフェインが含まれているので、妊婦さんはできるだけ控えましょう。

海外では、”1日2杯まで”と制限されている国もあるので、どうしても飲みたくなった場合は2杯までにしておくといいですよ。

ビタミンA

妊娠中は、ビタミンAが含まれている食材の過剰摂取には注意しましょう。

「ビタミンAは知ってるけど、具体的にどんな役割なのか分からない」という方もいますよね。

ビタミンAは主に、皮膚の粘膜や目を健康に保つなど、大切な役割を担っています。

しかし、このビタミンAを摂りすぎることによって、先天性奇形の発生頻度が高まるという報告がなされています。

ビタミンAは妊娠中でも必要な栄養素ですが、日本の食生活では不足しにくいとされているため、普段の食事以外に率先して摂取する必要はありません。

妊娠中に食べた方がいい食材

ここからは、妊娠中に積極的に摂りたい食材をご紹介していきます!

葉酸

妊婦中に摂るべき栄養素として、葉酸を聞いたことがある方も多いでしょう。

葉酸とは、ビタミンB群の一つで、DNA合成に必要な栄養素と言われています。

また、赤血球の生産も助けてくれるため、妊娠中に起こりやすい貧血の予防にもなるのです。

ブロッコリーは葉酸の中でも、気軽に摂れる食材の一つなのでおすすめ!

他に、レバーやほうれん草などにも葉酸が含まれていますが、妊婦さんが避けたいビタミンAや硝酸も多く含まれているため、食べ過ぎには注意したいところです。

もし、葉酸の摂取が難しい場合は、サプリメントを積極的に取り入れましょう。

乳製品

乳製品は、カルシウムが豊富に含まれているため、毎日の食事に加えましょう。

特に、ヨーグルトは妊娠中の食欲がない時でも食べやすく、メリットも多いためおすすめの食材です。

妊娠中は便秘に悩まされる方も多いですよね。

ヨーグルトには、腸内環境を整えてくれる乳酸菌が含まれているため、便秘対策になります。

また、免疫力は腸内環境と密接に関わっていることをご存じでしょうか。

そのため、腸内の善玉菌を増やすことによって免疫力を高める効果もあるのです。

牛乳は下痢になりやすいので、ヨーグルトやチーズを毎日継続的に食べるようにしましょう。

鉄分

特に妊娠中期の方は、鉄分が多く含まれるほうれん草や木綿豆腐を積極的に食べましょう。

鉄は、全身に酸素を運ぶ役割を担っているヘモグロビンの生成に役立っています。

そのため、鉄分が不足すると、妊娠中に起こりやすい「鉄欠乏性貧血」になるリスクが考えられます。

また、お腹の中の赤ちゃんが成長するためには、鉄分を多く必要とするので、食事の際は鉄分を意識するといいですよ。

しかし、葉酸のところでお伝えした通り、レバーやほうれん草は食べすぎると、良くない面もあるので気を付けましょう!

我慢のしすぎは悪影響!

ここまで、妊娠中に避けたい食べ物と積極的に摂ったほうがいい食べ物をご紹介してきました。

しかし、妊娠中はストレスを溜めこまないよう気を付けなければなりません。

妊婦さんになってから、「自分の好きな食べ物を我慢しなくてはならなくなった」「食べ物に気を使いすぎて疲れてしまう」など悩ましいこともありますよね。

しかし、お母さんのストレスはお腹の中の赤ちゃんに、直に影響します。

例えば、ストレスで筋肉が硬直することにより、血液中に流れている栄養素を赤ちゃんに供給されにくくなることが考えられます。また、早産や流産の原因になることも・・・。

とはいっても、ストレスを全く抱えないのは難しいですね。

そもそも、妊娠中はホルモンの変化によって、ストレスを感じやすい体になっています。

そのため、全くストレスを溜めないようにするのではなく、ストレスとどのように向き合っていくかが大切です。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の内容をおさらいしておきましょう。

妊娠中に食べてはいけないものがあるってホント!?

妊娠中のNG食材:生モノ、辛いモノ、カフェイン、ビタミンA

妊娠中に食べた方がいい食材:葉酸、乳製品、鉄分

我慢のしすぎは悪影響!

 

いかがでしたか?

普段何気なく食べていたものでも、妊娠中に食べることによって、赤ちゃんの成長に悪影響となってしまう食材もあります。

赤ちゃんが健康に育つためにも、妊娠中の食事バランスには気を付けていきたいですね♪

ストレスが一番の敵なので、リフレッシュしながら妊婦生活を送りましょう!

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