買ってはいけないベビーソープ!その理由とは?

赤ちゃんを優しく洗うベビーソープ。赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、毎日のお風呂タイムがとても大事です。

しかし、あなたが見ているそれは、赤ちゃんにとって良くない買ってはいけないベビーソープかもしれません。

そこで今回は、買ってはいけないベビーソープの特徴と、選び方についてご紹介します。
赤ちゃんの健やかなお肌のために、ぜひ参考にしてください。

買ってはいけないベビーソープ

買ってはいけないベビーソープの特徴は、以下の3つです。

  • 添加物が多い
  • 洗浄成分が刺激となる
  • 肌質に合っていない

それでは、詳しく見ていきましょう。

添加物が多い

赤ちゃんの肌の負担になる可能性があるため、添加物が多く入っているものはおすすめできません。

気をつけたい添加物には、着色料、香料、アルコール、鉱物油、防腐剤(パラベン)などがあります。ベビーソープを選ぶ際には、成分表示を確認するようにしましょう。

「無添加」と書いてあっても、添加物を一切使用していないわけではないので注意してください。「肌に優しい」「低刺激」といった表記を信じすぎず、自分で成分をよく見て選ぶことが大切です。

洗浄成分が刺激となる

洗浄成分には何が使われているのかチェックしましょう。中には、肌に必要な皮脂までうばってしまう洗浄成分があります。

ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Naなどの界面活性剤は大人用のボディーソープによく使われていますが、赤ちゃんの肌には刺激になりやすく避けるべき成分です。「赤ちゃんに使える」といったボディーソープにも含まれている場合があるので注意しましょう。

石けん素地カリ石けん素地は、石けん由来で安全性の高い洗浄成分です。
また、ココイルグルタミン酸Naラウロイルグルタミン酸NaココイルメチルアラニンNaココイルメチルタウリンNaといったアミノ酸系界面活性剤も、肌に優しいのでおすすめです。

肌質に合っていない

赤ちゃんの肌の状態をよく見て、肌質に合ったものを選びましょう。

健康な肌は弱酸性に保たれているので、ベビーソープは弱酸性がおすすめされることが多いです。
しかし、弱酸性は肌に優しい、弱アルカリ性は肌に悪いとは一概にはいえません。

洗浄力がおだやかな弱酸性は肌が敏感な赤ちゃんには合っていますが、皮脂が多い赤ちゃんだと汚れを落としきれない場合があります。
また、弱酸性のものには合成界面活性剤が含まれており、丁寧に洗い流さないと成分が残ることも。ヌルヌルした感じが気になるからと、過剰にすすいでしまうと肌に必要な皮脂や水分までとれてしまいます。

弱アルカリ性のベビーソープは皮脂汚れをしっかり落としてくれ、泡もすっきりと洗い流せます。皮脂が多い部分は酸性が強まるため、弱アルカリ性で汚れを落とすと肌の状態が良くなるのです。

弱アルカリ性のデメリットは、洗いあがりがつっぱったり乾燥したりすることです。乾燥肌やピリピリとした炎症を起こしている赤ちゃんに弱アルカリ性を使用すると、肌トラブルを悪化させる恐れがあります。

このように、弱酸性と弱アルカリ性では使用感や洗浄力が大きく異なるのです。

生後3ヶ月までの赤ちゃんは皮脂の分泌が多いですが、その後急激に分泌が減り不安定な状態になります。
肌質を確認し、弱酸性と弱アルカリ性どちらが合っているのかを見極めることが重要です。

ベビーソープの種類

ベビーソープの形状には、泡タイプ、液体タイプ、固形タイプの3種類があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、赤ちゃんの月齢や状況に合わせて使いやすいものを選びましょう。

泡タイプ

ポンプを押せば泡が出てくる泡タイプは、新生児の沐浴にぴったりです。
質の良い泡でなでるように洗えるため、肌をこする心配がなくすすぎもスムーズ。
片手で簡単に泡が出せるので、お座りができない赤ちゃんを一人で入浴させるときも便利です。
しかし、減りが早く液体タイプや固形タイプに比べると割高な商品が多いため、コスパが悪いというデメリットがあります。

液体タイプ

泡立てる必要のある液体タイプは、赤ちゃんがつかまり立ちや椅子に座れるようになってからの使用がおすすめです。
液体に粘度があるため、しっかり泡立ててから肌にのせないと洗い流すのに時間がかかってしまいます。
ですが、少しの量でも簡単に泡立つので、泡タイプに比べてコスパが良く、固形タイプより使いやすいのがメリットです。

固形タイプ

固形タイプは肌の負担となる成分が少ないのが魅力です。
合成界面活性剤ではなく純石けんが使われているものが多く、赤ちゃんの肌にも安心して使用できます。
石けんは弱アルカリ性なので、皮脂汚れをしっかりと落としてあげたい場合に使うと良いでしょう。
デメリットは泡立てるのが大変で、泡タイプや液体タイプに比べて使い勝手が悪いことです。
また、浴室に置いたままだと溶けてしまう恐れがあるため、保管方法にも注意が必要です。

まとめ

ベビーソープは、洗浄力と肌への負担のバランスを考えて選ぶことが重要です。
汚れが取れないと肌トラブルの原因になりますし、かといって刺激になるようなものを選んではいけません。

また、赤ちゃんの肌は敏感なうえ、皮脂がたくさん出たり乾燥したりと不安定です。
肌の調子をよく見て、肌質に合わせて弱酸性と弱アルカリ性を使い分けることも大切です。

どのような成分が入っているかをしっかり確認し、赤ちゃんにとって安心安全なベビーソープを選びましょう。

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