学習机を買ってはいけないと言われる理由は?

本記事では、子どもの学習机について解説しています。

  • 学習机を買おうか迷っている
  • 何歳くらいに与えれば良いか分からない
  • リビング学習のニュースを見て悩んでいる

上記に当てはまる方は是非最後まで読んでみてください。

この記事を読めば、リビング学習のメリット・デメリットを理解することができるでしょう。

リビング学習が増えている!?

近年、リビング学習をする子どもが増えているというニュースを見たことがある方もいるでしょう。

東京大学出身者がリビングで勉強をしていたという発言がメディアで取り上げられ、一気に広まったことが理由として挙げられます。

バンダイ社が行った調査によると、小学校低学年の約8割がリビング学習をしていることが分かりました。

しかし、リビング学習そのものが学力を上げるわけではなく、リラックスして勉強ができるという点で注目されているのです。

そのため、子どもの性格によって勉強のしやすい環境を整えてあげることが大切だと言えますね。

最近はネットやテレビでも取り上げられているリビング学習ですが、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは、リビング学習のメリットを一つずつご説明します。

子どもの勉強を見てあげられる

子どもにとっては、宿題で分からない箇所があった時、直ぐに質問ができるという点がリビング学習の最大のメリットと言えます。

同じ家の中にいるとはいえ、違う部屋で勉強していたら直ぐには対応できませんよね。

ちなみに、家庭学習時に質問ができる環境を作ってあげることで、困ったら聞くという癖付けもできます

家庭でよく質問をする子どもは、学校での積極性にも優れていたりするのです。

逆に、家庭学習で黙々と勉強することが癖づいてしまうと、質問することが良くない事という認識になってしまうことがあるので注意しましょう。

親子間でコミュニケーションをとれる

同じ空間であればコミュニケーションがとれることもメリットです。

子どもの性格によりますが、近くに人がいることで安心して学習することができるでしょう。

コミュニケーションといっても無駄話をするのではなく、ポジティブな声掛けが大切です。

また、落ち着きがなく机に向かっていられないタイプの子でも、近くにいてあげることで学習へのストレスが半減するかもしれません。

雑音の中でも集中できるようになる

家庭学習の際、多少の雑音に慣れておくことで試験中にも集中できる脳を作れるでしょう。

試験中は会話をする人はいないものの、鉛筆の書く音が響き渡っていますよね。

いつもシーンとした環境で勉強している子からすると、この鉛筆の音だけでも気になってしまい集中できないことも。

そのため、リビング学習を通し雑音の中でも集中できる訓練が必要と言えます。

リビング学習のデメリット

メリットが多いように感じるリビング学習ですが、いくつかデメリットも存在します。

4つのデメリットをご紹介しますので、チェックしてみてください。

机が散らかる

食事と兼用の机で学習する場合、消しカスや教材が机の上に散乱してしまうでしょう。

食事兼用の机となると、学用品の収納がなく片づけるのも一苦労ですよね。

取り合えず地面に置いておく、机の端にのけておくなどしている方も多いのではないでしょうか。

一方、学習机であれば多少散らかっていてもリビングほどは気になりませんし、収納ができるので直ぐに片づけることも可能です。

そのため、リビング学習をする場合であっても、食事とは別の机を用意する必要がありそうですね。

勉強に集中できない

リビングには子どもにとって誘惑物ばかりなので、勉強に集中できないこともデメリットと言えます。

例えば、勉強中にすぐ近くのキッチンからいい匂いがしてきたら、気が散ってしまいますよね。

他にもテレビがついていれば、子どもは勉強どころではありません。

姿勢が悪くなる

リビング学習はどうしても姿勢が悪くなりやすいと言われています。

リビングで勉強をするとなると、地べたに座らなければならないご家庭も多いでしょう。

しかし、地べたに座っての学習はおすすめできません

最初は良くても、だんだんと疲れてきて姿勢が崩れてしまうのです。

学習机であれば、机と椅子の高さを考えて作られているため、姿勢が崩れにくい設計になっています。

姿勢が崩れると視力が落ちる原因にもなるので、できるだけ椅子に座って学習することが大切ですよ。

家族の行動が制限される

子どもがリビングで勉強していると、家族全員の行動が制限されることも。

先ほども触れましたが、テレビがついていては気が散って勉強どころではありません。

また、掃除をしたり電話をすることさえも気を遣ってしまうでしょう。

兄弟がいたり、赤ちゃんがいるご家庭の場合は静かにできないことも。

周りがうるさくても勉強に集中できる子は問題ありませんが、そうでない場合は静かな環境に置いてあげることが大切です。

急いで学習机を用意する必要はない!

小学校入学前に学習机を買うかどうか悩んでいるというご家庭が多いでしょう。

しかし、急いで学習机を買う必要はありません。

リビング学習にも向いている・向いていないがあるので、子どものスタイルに合った場所を見極める必要があります。

特に、小学校低学年の時期は、親が近くで見てくれていることで安心感を覚える子どもが多いようです。

そのため、学習机は小学校高学年でも遅くはないですよ。

リビング学習におすすめの机3選

ここからは、リビング学習におすすめの机を3つご紹介します。

下記に当てはまる方は参考にしてみてください。

◎リビングにローテーブルしかない
◎子どもが大きくなっても使える机を探している

それでは見ていきましょう。

【学校の机2点セット】
学校と全く同じ学習机!

コンパクトなので場所も取りませんし、家の中でもテスト時と同じ環境で勉強することができます。

中に教材も入れておけるので意外と便利ですよ。

【THEシンプルな学習机】
長く使える学習机をお探しの方はなるべくシンプルなものを選ぶと良いでしょう。

小学校低学年のうちはリビングに置いて学習できますし、子どもが大きくなっても新しい机を買う必要はありません。

机の下には大容量の収納棚付きなので、使い勝手も抜群です!

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【ダイニングテーブル】
ローテーブルしかなく、リビング学習ができる環境ではないというご家庭は、これを機にダイニングテーブルにしても良いでしょう。

実際、リビング学習のご家庭のほとんどがダイニングテーブルと言われています。

デメリットでもお伝えしたように、ローテーブルでの学習は姿勢を悪くしてしまうので、椅子に座って学習できる環境を整えてあげましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の内容をおさらいしておきましょう。

リビング学習が増えている?

リビング学習のメリット
・子どもの勉強を見てあげられる
・親子間でコミュニケーションをとれる
・雑音の中でも集中できるようになる

リビング学習のデメリット
・机が散らかる
・勉強に集中できない
・学用品の収納に困る
・姿勢が悪くなる
・家族の行動が制限される

急いで学習机を用意する必要はない!

リビング学習におすすめの机3選

いかがだったでしょうか?

ここまでご紹介してきたように、全ての子どもにリビング学習が合うというわけではありません。

子どもの成長に合わせて必要なタイミングで学習机を用意してあげましょう。

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