OCNモバイルONEを買ってはいけない?【メリット・デメリットを解説】

今回はOCNモバイルONEのメリット・デメリットを解説します!

  • OCNモバイルONEへの乗り換えを考えている
  • 色々な格安SIMを比較している
  • 格安SIMへの乗り換えと同時に端末の購入も考えている

本記事は上記の方に向けた内容となっています。

近年、格安SIMへ乗り換える方が急増している中、どの格安SIMにすべきか悩んでいる方も多いことでしょう。

そこで今回はOCNモバイルONEに焦点を当てて、メリット・デメリットをお伝えしていきます。

後悔しないためにもしっかりとサービス内容を把握しておきましょう。

OCNモバイルONEって?

ONEモバイルONEは、NTTグループの主要企業であるNTTコミュニケーションズ株式会社が提供する格安SIM。

SIMカードの種類が多く、使用用途によって使い分けることができるのがOCNモバイルONEの特徴です。

また、月額料金を抑えながらも高速通信が利用できるという魅力も。

下記では、OCNモバイルONEのメリット・デメリットを細かく解説しているので、契約する前に確認しておきましょう。

OCNモバイルONEのメリット7つ

ここからは、OCNモバイルONEのメリットを解説します。

OCNモバイルONEのメリットは主に下記7つ。

・大手キャリアに比べると月額料金が安い
・OCN光モバイル割でさらにおトク
・端末がとにかく安い
・データの繰り越しができる
・音楽アプリのデータ消費がゼロ
・かけ放題オプションが3つから選べる
・安定した通信速度

それでは1つずつ丁寧に解説していきますね。

大手キャリアに比べると月額料金が安い

OCNモバイルONEは、au・docomo・Softbankに比べると、月額料金が格段に安いことがメリットとして挙げられます。

SIMカードの種類ごとに、月額料金をまとめましたので表をご覧ください。

メイン端末として通話機能の使う方におすすめ!
音声対応SIMカード(インターネット+SMS+音声通話)
データ容量500MB1GB3GB6GB10GB
月額料金550円(税込)770円(税込)990円(税込)1,320円(税込)1,760円(税込)
無料通話最大10分相当/月
通話はしないけど電話番号認証などの際にSMSが必要となる方におすすめ!
SMS対応SIMカード(インターネット+SMS)
データ容量3GB6GB10GB
月額料金990円(税込)1,320円(税込)1,760円(税込)
WiFiルーターとして使用したい方におすすめ!
データ通信専用SIMカード(インターネット)
データ容量3GB6GB10GB
月額料金858円(税込)1,188円(税込)1,628円(税込)

OCNモバイルONEのSIMカードは「音声対応SIMカード」「SMS対応SIMカード」「データ通信専用SIMカード」の3種類。

用途に合わせて選択できるとことがOCNモバイルONEの特徴です。

また、データ容量は500MB~10GBまでと、小容量ユーザー向け。

「家にいることが多くデータ通信をほとんど使わない」という方は、かなりおトクにスマホを持つことができるでしょう。

なお、音声対応SIMカードとSMS対応SIMカードの料金は全く同じなので、大抵の人は音声対応SIMカードを選択します。

OCN光モバイル割でさらにおトク

OCNモバイルONEは、OCN光サービスとセットで利用することで割引が適用されます。
割引額は220円(税込)で最大5契約まで割引対象。
なお、500MB/月コースの場合は割引対象外となりますのでご注意ください。

音声対応SIMカード(インターネット+SMS+音声通話)
データ容量500MB1GB3GB6GB10GB
月額料金550円(税込)770円(税込)990円(税込)1,320円(税込)1,760円(税込)
OCN光モバイル割引後の月額料金550円(税込)770円(税込)1,100円(税込)1,540円(税込)
SMS対応SIMカード(インターネット+SMS)
データ容量3GB6GB10GB
月額料金990円(税込)1,320円(税込)1,760円(税込)
OCN光モバイル割引後の月額料金770円(税込)1,100円(税込)1,540円(税込)
データ通信専用SIMカード(インターネット)
データ容量3GB6GB10GB
月額料金858円(税込)1,188円(税込)1,628円(税込)
OCN光モバイル割引後の月額料金638円(税込)968円(税込)1,408円(税込)

端末がとにかく安い

OCNモバイルONEは、端末価格が驚くほど安いことも大きなメリットと言えます。

通販や家電量販店、他の格安SIMと比べると、機種によっては数万円単位で安いことも。

また、OCNモバイルONEでは頻繁にキャンペーンが行われています。

通常価格がすでに安いOCNモバイルONEですが、キャンペーンを利用することによってさらにおトクに端末を手に入れることができます。

ただし、転売を防ぐために端末のみの購入はできません

つまり、OCNモバイルONEでおトクに端末を購入するには、音声対応SIMカード(1GB/月コース以上)とのセット契約が必須条件となります。

なお、すでにOCNモバイルONEを契約済みの方で、機種変更のために端末が必要な場合はその限りではありません。

データの繰り越しができる

OCNモバイルONEは、余ったデータを翌月に繰り越すことができます。

ほとんどの方が、余裕をもったプランを選択していますよね。

だからこそ、毎月のデータ容量を余らせてしまうというという方が多いと思います。

OCNモバイルONEであれば、翌月末まで繰り越すことができるので、無駄なくデータを使い切ることができるでしょう。

音楽アプリのデータ消費がゼロ


<画像元:OCNモバイルONE公式>

OCNモバイルONEには、音楽アプリの通信容量を消費せずに使用できる、カウントフリーという機能があります。

そのため、音楽を毎日聴くという方でも、データ容量を一切気にすることなく音楽を楽しむことができるでしょう。

また、追加料金もかからず簡単なお申込み一つでカウントフリー機能を利用することができます。

「音楽を聴くときにデータ容量の消費が気になっている」という方にとっては大きなメリットですね。

カウントフリー対象音楽サービス
・amazon music
・ANiUTa
・AWA
・dヒッツ
・LINE MUSIC
・Spotify
・ひかりTVミュージック

かけ放題オプションが3つから選択できる

OCNモバイルONEでは「10分かけ放題」「トップ3かけ放題」「完全かけ放題」の3つから自分に合ったかけ放題オプションを選択することができます。

通常11円(税込)/30秒かかるところ、オプションに加入することで毎月定額なので安心ですね。

それぞれのプランにおける詳細は下記表をご覧ください。

かけ放題オプション
種類10分かけ放題トップ3かけ放題完全かけ放題
月額料金935円(税込)935円(税込)1,430円(税込)
内容10分以内/回の
国内通話がかけ放題
その月の通話料の上位
3番号が自動的に0円
国内通話がかけ放題
(制限なし)

安定した通信速度

OCNモバイルONEは、NTTドコモの回線を利用しているため、安定した通信速度を実現しています。

ただし、注意しなければならないのが、ドコモの回線の一部のみを借りているということ。

そのため、他の格安SIMにも同じことが言えますが、回線が混雑している時間帯はどうしても速度が落ちてしまう傾向にあります

とはいえ、OCNモバイルONEは他の格安SIMと比べても上位の通信速度を誇っているので、優秀だと言えるでしょう。

OCNモバイルONEのデメリット4つ

次に、OCNモバイルONEのデメリットを解説していきます。

現在、OCNモバイルONEへの乗り換えを考えている方は参考にしてみてください。

OCNモバイルONEのデメリットは主に下記4つ。

・データ容量が最大10GBまで
・eSIMに対応していない
・対面サポートを受けられない
・5Gに対応していない

それでは1つずつ見ていきましょう。

データ容量が最大10GBまで

OCNモバイルONEのデメリットとして、大容量プランがないことが挙げられます。

上記で解説した通り、OCNモバイルONEでは500MB~10GBまでしか用意されていません

そのため「外出先でよく動画を観る」「家に回線を引いていない」という方には向いていないと言えるでしょう。

eSIMに対応していない

OCNモバイルONEは、eSIMに対応していないこともデメリットと言えるでしょう。

eSIMとは、端末内にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMのこと。

通常、プラン契約後は物理的なSIMカードの差し替えが必要となるため、SIMカードが自分の手元に届くのを待つ必要がありますよね。

しかし、eSIMであればデータとして処理してくれるため、その場ですぐに利用を開始することが可能。

最近ではeSIMに対応している格安SIMが増えてきていますが、OCNモバイルONEはまだ対応していないので、少し手間に感じる方もいるかもしれません。

対面サポートを受けられない

OCNモバイルONEでは、対面サポートを受けることができません。

サポートはチャットもしくは電話のみとなります。

そのため「スマホの操作に自信がない」「対面でサポートを受けたい」という方にはOCNモバイルONEは向いていないでしょう。

ただし、500MB/月コースの場合は、ドコモショップでの契約か可能となります。

5Gに対応していない

OCNモバイルONEでは5Gを利用することができないこともデメリットと言えます。

他の格安SIMでは、多くが5Gに対応しており、5Gに対応している端末を用意すれば高速通信も可能です。

しかし、OCNモバイルONEは5Gに対応していないため、端末が5Gに対応していたとしても高速通信は利用できません。

ただし、今後5Gのエリアが広がってくるにつれ、OCNモバイルONEも5Gに対応すると考えられます。

OCNモバイルONEに向いている人・向いていない人の特徴

ここまでお伝えしてきたメリット・デメリットを踏まえて、OCNモバイルONEに向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。

OCNモバイルONEに向いている人
・端末をセットで購入しようと考えている方
・音楽アプリを頻繁に使用する方
・複数端末でデータをシェアしたい方
・毎月のデータ通信量が少ない方
OCNモバイルONEに向いていない人
・10GB以上のデータ容量が必要な方
・店頭でのサポートを必要とする方

10GB以上のデータ容量が必要な方で、対面サポートも受けたいという方はY!mobileやUQモバイルを視野に入れてみるのをおすすめします。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回の内容をおさらいしておきましょう。

▶OCNモバイルONEって?

OCNモバイルONEのメリット7つ
・大手キャリアに比べると月額料金が安い
・OCN光モバイル割でさらにおトク
・端末がとにかく安い
・データの繰り越しができる
・音楽アプリのデータ消費がゼロ
・かけ放題オプションが3つから選べる
・安定した通信速度

OCNモバイルONEのデメリット4つ
・データ容量が最大10GBまで
・eSIMに対応していない
・対面サポートを受けられない
・5Gに対応していない

▶OCNモバイルONEに向いている人・向いていない人の特徴

いかがでしたか?

端末が激安価格なことで大人気のOCNモバイルONE。

プラン契約と同時にスマホを購入しようと思っている方は、OCNモバイルONEを第一におすすめします。

ただし、大容量プランがないなどのデメリットもあるので、他の格安SIMとも比較しながら自分に合ったものを選びましょう。

今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。

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