行政書士として独立
行政書士の資格を取得し、女性が行政書士として独立開業をする際に、失敗をしないようにしてうまく自分の事務所を軌道に乗せるためには、ちょっとしたコツがというのがあります。
この業界の第一線で活躍をしている女性行政書士たちが、独立をした当初に注意してきたことについて、ここでいくつか簡単にご紹介させていただきます。
行政書士の仕事のメリットとしまして、自分の裁量によって決められることが多い自由業であることが挙げられます。報酬の額に関しましても、ある程度自由に決めることが出来ます。一昔前までは「基準報酬額」が採用されていましたが、現在ではそれも撤廃されています。
当たり前のことですが、仕事をする時間に関しても自由です。しかし、自由に働くことが出来るからと言いましても、適当に業務をこなしていくのはいただけません。
独立開業をする時の準備で手を抜いてしまっている女性行政書士も中にはいらっしゃるようですが、その後の活動を順調にしていくためには、それはマイナス材料になってしまいます。
実際のところ、かなり小規模な体制で行政書士業務を行っている女性も多くいます。このことから一ヶ月に数万円〜10万円程度の収入を稼いで、細々とやっていくことも可能なのです。
自宅を事務所として利用し、家族に依頼の電話を受けてもらうようなことも可能ですし、とにかく出費も控えめに抑えていくことも出来るのです。
営業努力や顧客開拓努力
本格的に行政書士として仕事をしていこうと考えているのでしたら、きちんとした準備をすることが必要不可欠となります。自分の生活を支えていくことが目的でしたら、毎月十分となる報酬を受け取ることが出来るように営業努力や顧客開拓努力も必要となってきます。
まず最初に、行政書士として開業をしますと、とにかく物入りになってきます。基本的なものとして名刺や電話、パソコンなどは必須アイテムとなります。
女性行政書士にとりまして、自宅での独立開業も最初の段階ではやむを得ない部分もあるかもしれません。
ただし、様子を見て事務所を別に借りるか、自宅を改装することで「プライベート空間と仕事場の空間を分けることでさらに仕事が上向きになる」といった意見というのは、現職の女性行政書士の間で結構耳にすることです。
このように女性が行政書士として独立開業をする際には、何かと大変なことかもしれませんが、軌道に乗ることでどんどん年収を増やしていくことが出来るでしょう。