行政書士として開業
行政書士として生涯仕事を続けていきたいと考えるようになる人たちが増加してきている一方では「本当に行政書士の仕事を選ぶことが正しい選択なのか?」と疑った見方をしている人も多くいらっしゃいます。
ご存知の通り、今日本は不景気な世の中ですし、仕事選びを間違えてしまうと、後になって取り返しのつかないことになってしまう可能性もありますので、かなり慎重になるのは当然のことです。
しかしそれでも行政書士の仕事については、行政書士の仕事というのはやり甲斐もありますし、何よりもチャンスに溢れている仕事となりますので、行政書士だけに絞ったとしても十分にやっていけるお仕事なのです。
「行政書士の仕事だけを続けていくのは怖いので、他の仕事も一緒に出来るようにしたい」などといって、その他の資格も取得しようとしている人たちが多くいます。これは別に間違った考え方ではありませんが、正解でもありません。
行政書士の仕事だけに集中をしても立派に食べていくことは可能ですし、その他の士業の資格で宅建や社会保険労務士、司法書士、税理士等が候補として挙げることが出来ますが、 これらのような他の資格を所持していなかったとしても、著しく不利になってしまうようなことはありません。
もちろん行政書士として開業しようとする気が全く無く、どこかの企業などに就職をしたいと考えているのでしたら、他の資格を取得した方が良いかと思いますが、資格を複数受けようとしますと、準備や勉強だけでもすごく手間暇がかかってしまいます。
行政書士の資格では出来ない仕事のために
また行政書士試験に合格をした後も、法改正はいつでも行われていますので、行政書士としての勉強というのは、仕事をしながらそれなりに続けていかなければいけません。
企業の面接を受ける際に、2つ以上難しいと言われている資格を取得していることをアピールしたとしても「どちらの資格についても本当にしっかりマスターしているの?」と勘繰られてしまうこともあるようです。
もし開業をする場合には、行政書士の資格では出来ない仕事ももちろんありますので、それをしっかりと見越して取得するのでしたら、もちろん悪いことではありません。
ただし、その他の士業の人たちと提携をするといった意味でも十分に補うことは可能ですし、 絶対に複数の資格が必要になってくるワケでもありません。
その他の資格のことを考えるのも良いですが、とにかく大切なのは行政書士の試験のことと、また合格をしてからのプランをきちんと考えて実行することを忘れないでください。