ケトジェニックダイエットはカタボリックが起こる!?【真相解明】

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この記事ではケトジェニックダイエット中に起こるとされるカタボリックについてその真相を解明していく。

ケトジェニックダイエットに挑戦するとカタボリックを起こす期間を過ごすことになる。

しかしケトジェニックダイエット中にカタボリックは起こらない。

どういうこと?となったあなたはこの記事を見る価値あり。

この記事を読めばケトジェニックダイエットについて正しく理解することができる。

ケトジェニックダイエットがどういう仕組みで痩せるかわかっていない方は下記の記事を先に読もう。

より理解が深まる。

ケトジェニックダイエットとは?仕組みや用語全解説【ケトーシス】
ケトジェニックダイエットとは、食事を摂るだけで脂肪が燃焼されるダイエットのことを言う。しかも最長でも2週間という恐ろしく早い期間で結果がでる。人間は本来、食事から得られる三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)を様々な活動にエネルギーとして...

カタボリックが起こる期間とは?

カタボリックが起こるのはケトジェニックダイエットに挑戦し始めて糖質を抜き始めた日から、ケトン体代謝に切り替わるまでの間だ。

普段人間の身体は糖質をエネルギーにして身体を動かしている。

しかしケトジェニックダイエットでは、身体から糖質を枯渇させるのである。

ここで身体の中で何が起こるのかというと、筋肉の中にあるアミノ酸を利用して糖質を作り出す。

これを糖新生やカタボリックと言い、筋肉がみるみる萎んでいってしまう。

しかし、ケトン体代謝が始まると筋肉はそぎ落とされず、脂肪だけが燃焼されるようになる。

このケトン体代謝に切り替わった身体の状態をケトーシスと言い、ケトーシスになって初めて脂肪が燃焼されるので、そこからやっとケトジェニックダイエット中と言える。

カタボリックが起きなくなるのはなぜ?

ではなぜ、カタボリックが起きなくなるのだろうか?

ケトン体代謝に切り替わるということは、つまり糖新で補っていたエネルギーをケトン体で補うことができるようになったということだ。

つまり枯渇していた糖質の代わりの役目を、ケトン体が果たしてくれている状況である。

その状況下でわざわざ筋肉を分解して糖質を得る糖新生を起こす必要があるだろうか?

人間にとって筋肉は強く健康に生きるには必要な物だ。

逆に脂肪は贅肉とも言い、贅沢なお肉なので絶対にある必要はない。

脂肪はエネルギーの貯金なのだ。

貯金があるのにわざわざ家や車を売って、お金を得ようとするだろうか?

そして高脂質な食事を摂ることで、貯金は増えるという無限ループになり、脂肪がつくという状態からはおさらばできるのだ。

カタボリックが起こる期間はどれくらい?

実際カタボリックはケトーシスに移行するまでの期間は起きる覚悟が必要になってくる。

ではケトーシスに移行するまでどれくらいの期間がかかるのだろうか?

ケトーシスに移行するまで個人差はありますが2日から2週間と言われている。

実際私の指導してきた人達は、遅くても4日でケトーシスに移行していた。

ではその期間カタボリックを覚悟せざるを得ないのだろうか?

いいえ、対策はもちろんある

・MCTオイルを摂取
・BCAAを飲む
・タンパク質をたくさん摂取する

以上だ。

ケトン体代謝に完全に切り替わっていなくとも、身体のエネルギーとして利用されやすい中鎖脂肪酸であるMCTオイルを摂取することで、タンパク質を分解させずMCTオイルからエネルギーを得てくれる。

そしてBCAAを飲むことで即座にアミノ酸が補給されエネルギーとして働いてくれる。

それでもカタボリックは起こりえるので、タンパク質をたくさん摂取するようにしよう。

目安は体重1kgあたり2.0-2.3gだ。

これだけで最大限自力でカタボリックを起こさせず、かつケトーシスへの移行を早めることができる。

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