乳酸菌サプリを飲むことでインフルエンザ予防ができる?!
毎年インフルエンザが流行る時期、12月〜3月頃までは集団生活などで感染する事が多いでしょう。
対策として手洗い、うがいの他予防接種なども推奨され、子供からお年寄りまで完全なる予防で対応したいものです。
インフルエンザの型は代表的なものでA型やB型、鳥インフルエンザなどが認められ、少しずつ型の変化も見られます。
これから先も突然変異した型のインフルエンザウィルスが猛威をふるうでしょう。
毎年ワクチンの改良もあってか、予防接種の価格帯は上がる傾向にあります。
インフルエンザワクチンは任意接種なため病院独自で価格設定が可能です。
安いところに集中する事も予想されますね。
しかも37.5℃以上の微熱があったり卵アレルギーがあったりすれば受けられないと定められているのです。
接種後の副反応も、腕やリンパが赤く腫れたり熱が出たりします。
しかも、病院にもよりますがインルエンザに対して十分な抗体を持っていない乳児から小学生までは、シーズン中1ヶ月ほど間隔をあけて2回打つところが殆どです。
家族が多ければインフルエンザ予防接種の負担は増すばかりですね。
それなのに、例え予防接種をしていても微妙な型の違いに感染してしまうケースも少なくありません。
確かに症状は軽く済みますが、毎年のインフルエンザ予防接種の代金は家計にかなりの負担をかけている事実は否めません。
最近話題になっているのが、乳酸菌サプリメントはインフルエンザ予防に効果的であるという事です。
予防接種をしなくても良いくらいにインフルエンザに対する免疫力強化ができれば何かと負担は軽減されます。
身近で簡単な乳酸菌で対策できるなら早めにスタートさせたいものです。
目次
乳酸菌がナチュラルキラー細胞を活性化!
インフルエンザなどの感染症を引き起こすと病原を抑えようとするナチュラルキラー細胞が体内で発生します。
このキラー細胞こそ活発に働いて欲しい自然免疫力なのです。
お馴染みのヨーグルトや乳酸菌飲料にはラブレ菌、1073Rー1、FKー23などの菌が存在します。
整腸効果と強力な免疫力強化がラブレ菌の優れた特徴、ラブレ菌を徹底紹介!
これらが先ほどのナチュラルキラー細胞を活性化するのです。
乳酸菌のタイプは何種類もあってその感染症に合うもの、合わないものがあります。
いずれにしても日頃からなんらかの乳酸菌を摂取することは免疫力を常に鍛える事になりそうです。
乳酸菌がインフルエンザに効果的とされた研究結果
乳酸菌がインフルエンザ予防に絶大な効果があると実証された実験結果がいくつかあります。
- 東京都内の小学生に半年間1073Rー1由来の通称R1を飲用してもらったところ、インフルエンザや風邪などの感染率が著しく低くなった。
- 佐賀県の幼稚園、小学校などの生徒に一定期間Rー1を飲用してもらったところ明らかに隣地域の子供達と比較してインフルエンザ感染が低かった。過去と比較しても3分の1に減った。
などの事例が認められているのです。
R-1乳酸菌使用のヨーグルト摂取でインフルエンザ感染率が低下
乳酸菌を摂取するならどんなタイプがあるの?
乳酸菌がインフルエンザに良いとされてから様々な乳酸菌商品が研究開発されています。
乳酸菌サプリメント
外出先でも気軽に飲用できるため忙しい人や、ヨーグルトや乳酸菌飲料の味が苦手な人向き。
乳酸菌飲料
100㎜〜150㎜程の商品がメジャーのようです。何年間も毎朝の習慣にしている人もいます。
乳酸菌飲料の元祖であるメーカーのものは値段が高いのですが、スーパーなどでも低価格で類似商品を販売しているため継続できるものをセレクトしましょう。
商品によって乳酸菌の種類や配合率に違いがあります。
また、1日1本と定められていることが多く健康上、量をを守る必要があるでしょう。
ヨーグルト
スーパーなどで気軽に購入できる一番身近な商品、食べるタイプや飲むタイプなど様々な形状があります。
選び方で注意したいのがノンシュガータイプをセレクトしなければ糖分でカロリーが高めになってしまいます。
健康食品として名高いヨーグルトもセレクトを間違えると太る原因になり成人病を引き起こす紙一重な食品という事も念頭におきましょう。
ちなみに最近は乳酸菌をチョコレートで包んでお菓子感覚でたべられる商品もありますね。
乳酸菌は熱や胃酸などの消化酵素乳酸菌弱く、腸に到達するまでが難しいためチョコレートの脂分でくるりと包めば乳酸菌としてしっかり腸に届けてくれるという優れもの。
また、インフルエンザに良い食品として医師があげるものに、ヨーグルトを筆頭に豆類、野菜などがあります。
大豆類であるきな粉をヨーグルトに混ぜるなどして食べればヨーグルト単品だけよりも強力なインフルエンザ対策となるでしょう。
このように様々なジャンルの乳酸菌商品が食品や製薬系の企業から発売されていて迷う事でしょう。
特に不規則でなかなか食事から乳酸菌が摂取しづらい人からは乳酸菌サプリメントのニーズが高いです。
また、乳酸菌だけを多量に接種すれば良いというわけではありません。
動物性脂肪酸を抑えたり、ファーストフードを控えたりと、腸内環境をよくするためには、こうした努力も必要です。
まとめ
乳酸菌がインフルエンザ予防に効果的な理由が理解できましたでしょうか?
鍵は人間の体内に自然体で存在するナチュラルキラー細胞をいかに活性化する事だったのです。
その活性化作用が乳酸菌に含まれる様々な有効菌でした。
それを受けて続々と登場する乳酸菌サプリメントをはじめとした商品をいかに継続飲用するかでインフルエンザとは無縁の健康体になるでしょう。
乳酸菌は長く摂取することで少しずつ免疫力をあげてくれるるはずです。