髪を健康にするための7つの方法、食品、ヘアケア、あなたができること

ヘアケア・お手入れ
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みお
みお

年のせいなのかなぁ、なんか髪の毛が弱々しくなってきたような。

りこ
りこ

たしかに、髪のハリもコシもなくなってくるよね。でも対策もできるはず!

髪のハリもツヤもなくなってしまった。

できればそんな悩みを抱える前に、いや、抱えてしまってからでも遅くはありません。年齢なりの対策をしましょう。

髪を健康にする方法はあります。もちろん時間はかかりますが、対策をすれば、頭皮や髪の状態も良くなります。丈夫な髪が元気よく生えてくるためには頭皮環境を整えることが必要です。

昨日今日頭皮マッサージなどのお手入れをしたところで、明日の髪の毛の質が改善するというものではありません。

ですが、日々のお手入れの継続が、半年後、数年後の頭皮や髪を生まれ変わらせることはできるのです。

こちらでは、髪を美しく艶のある髪にするために、日々行える7つの方法についてご紹介します。

髪を健康にする7つの方法

では、5年後10年後の髪の毛を健康にするためにできることはなんでしょうか?

  • 頭皮ケア
  • 食生活
  • 質の良い睡眠
  • 規則正しい生活
  • ストレス
  • 喫煙
  • 過度の飲酒

この7つの方法、それぞれ髪の毛への影響を見ていきましょう。

頭皮ケア

髪が生えるのは、頭皮の毛穴から。
毛穴の中では、頭の毛細血管から毛母細胞や毛乳頭、皮脂腺などたくさんの機能部分に栄養が送られ、それぞれが精密に働いて髪の毛を作り出しています。

頭皮が不健康であれば、健康な髪の毛は生えてきません適度に皮脂があって、適度に潤いがあって、毛穴が詰まっておらず、血流が良く毛細血管から運ばれた栄養をたっぷり貰える状態というのが健康な頭皮です。

健康な頭皮というのは青白い透明な美しい色をしています。

こうした状態を保つためには、頭皮のケアがとても重要です。

シャンプーも、ただシャンプーを選ぶだけではなく、その使い方、洗い方なども関係してきます。
自分はキレイに洗ったつもりでも、ちゃんと頭皮に届いていなかったり、シャンプーのすすぎ残しがあるようでは、良好な頭皮の状態をキープするのは難しくなります。

また、染髪後も、濡れたまま放置すれば雑菌が増殖する原因に。
雑菌が増殖すると、皮脂等と混ざり合って頭皮が炎症を起こすことにもつながってしまうのです。

残念ながら頭皮って普段はあまり意識しないものですが、頭皮のトラブルは難治性のものが多いので、トラブルを引き起こさないように、適度にお手入れをしてあげましょう。

食生活

頭皮の健康、そして髪の毛の健康を維持するためには食生活も考えましょう。

頭皮の健康を維持するには、栄養素が必要で、さらに健康な髪の毛を生み出すその行程でも様々な場面でいろいろな栄養素が必要となります。

体内で生成できる栄養素もありますが、それにもバランスの良い食生活というのがポイントになってきます。体内で作ることのできない栄養素もあり、それらはあなたが口にするものから摂取する必要があります

髪の毛はたんぱく質でできています。

ではたんぱく質を摂ればいいのかといえばそうとも限りません。髪の毛はケラチンというたんぱく質でできていますが、これは様々なアミノ酸で構成されています。

アミノ酸といえば、「必須アミノ酸」という言葉を聞いたことがありますよね。これは、体内で作れないアミノ酸で、食べ物から摂るしかないアミノ酸のこと。

髪の毛の成分となるケラチンを合成するには、この必須アミノ酸も必要です。

【髪の毛に必要な必須アミノ酸】

  • イソロイシン
  • フェニルアラニン
  • リジン
  • メチオニン
  • ヒスチジン
  • トリプトファン
  • スレオニン
  • ロイシン
  • バリン

髪の毛を作り出すには、体内で生成されるアミノ酸に加えて、さらにこういったたくさんの必須アミノ酸が必要です。

そもそもこうしたアミノ酸を摂取するには、たんぱく質を摂取します。それを消化して、それがアミノ酸に分解されます。
この分解されたアミノ酸は、全身に運ばれていきます。
そして、それらが再合成してケラチンに生まれ変わるのです。

この再合成に必要なのはビタミンやミネラル
特に髪の毛にとって大切なのは以下の栄養素です。

【ビタミンB6】
亜鉛がケラチン合成する際の働きをサポート
頭皮の皮脂が過剰に分泌するのを抑え、頭皮環境を整える

牛レバー、まぐろ、カツオ、にんにく、ピスタチオなどに多く含まれます。

【亜鉛】
亜鉛がないとアミノ酸からケラチンを合成することができません。
インスタント食品や加工食品ばかり食べていると、それらに含まれる化学物質等によって亜鉛の吸収が阻害されてしまい亜鉛不足になります。

豚レバーや生牡蠣などに多く含まれます。

【鉄分】
鉄分がないと、貧血気味になり、血管を通して運ばれる栄養素がしっかり頭皮に届きません。

レバー、納豆、ひじきなどに多く含まれます。

【マンガン】
マンガンはアミノ酸からケラチンを合成する際のサポート役として、また食べ物から摂取した栄養素を代謝するのにも関わっています。

干しエビ、緑茶、シソ、ショウガなどに多く含まれます。

その他、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンE、なども必要です。
さらにアミノ酸の中でもシスチンはケラチンの中で最も多く含まれるもので、コルテックスというキューティクルに守られている部分のケラチンを結合させる重要な役割をもっており、髪の強さ、健康な髪には欠かせない成分です。シスチンは鶏のレバーや大豆、卵、牛乳などに多く含まれています。

その他、ヘアケア製品などに配合されているグルタミン酸も重要なアミノ酸のひとつです。グルタミン酸は旨味成分としても知られていて、昆布やしいたけ、大豆、トマトなどに多く含まれます。

髪の毛というのは、ここに書いた以上に、もっとたくさんの種類の栄養素が関わって生まれてきています。
たんぱく質でも「良質のたんぱく質」というのを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

良質のたんぱく質というのは、体内で吸収しやすいたんぱく質で、かつ必須アミノ酸を多く含んでいるものを指します。
例えば肉、魚、卵、チーズ、納豆、枝豆、などが上げられます。

このようにたくさんの栄養素を摂るためには、たくさんの種類の食品をバランス良く食べることが大切になってくるということがよくわかりますよね。
たくさんの種類の食品というのは、

  • 肉・魚
  • 大豆
  • 緑黄色野菜
  • 海藻類
  • きのこ類
  • 豆類
  • ナッツ類

などがあり、こうした食材をバランス良く頂くのが理想的です。そして、バランス良く摂取した栄養素をしっかり体内に取り込めるようには消化器官も健康でなければ意味がありません。
腸内環境を整えることも重要になってきます。

結局のところ、健康な身体でいることが頭皮の健康につながり、髪の毛の健康にも繋がるということですね。
毎日インスタント食品やファーストフードなどで偏った食事をし続けることが、頭皮や髪の毛にどういった影響を与えるか今一度考えてみましょう。

質の良い睡眠

質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌を促してくれます。
頭皮のターンオーバーを整えたり、身体のダメージ修復にも重要なホルモンと言われています。

また、早寝早起きは自律神経を整えるためにも大切な要素となります。
女性の場合は、睡眠不足になると、自律神経が乱れ、女性ホルモンの分泌にも影響を与えてしまいます。
女性ホルモンが減少する時期はそもそも自律神経も乱れがちなので、リラックスして質の良い睡眠をとることを意識しましょう。

規則正しい生活

睡眠とつながる部分もありますが、毎日同じ時間に寝て同じ時間に目覚めるというのは自律神経を整えるうえでも大切です。
できれば朝は太陽の光を浴びて身体を目覚めさせたいですね。

日中はできれば身体を動かしたいところ。
有酸素運動など、それほどきつくない運動を20分から30分程度取り入れるだけで血流がよくなり、代謝も良くなります
食事の時間もできるだけ不規則にならないようにしたいですね。

ストレス

ストレスを解消するのは難しいところもありますが、気分転換をはかるなどして、ストレスを溜め込まないようにしたいですね。

ストレスは目には見えませんが、緊張状態となり血流にも悪影響となります。そうなれば、頭皮への血流も悪くなり代謝も低下します。頭皮にも髪の毛にも悪いので、何かしらのストレス発散材料を見つけましょう。
先程の運動もそうですが、ちょっと外で身体を動かすことでも結構ストレス発散になるものですよ。

喫煙

タバコは、ご存知の通り、身体にとって良いことはありません。ビタミンを奪い、肌の乾燥を招き、血流を悪くします。
美肌の大敵とも言えるでしょう。
食事から摂取した栄養素も喫煙することで奪われてしまったら意味がありません。

最近は電子タバコなどで害のないものもあるようですので、検討してみても良いかもしれませんね。

過度の飲酒

適量の飲酒は血行を良くしてくれますが、過度の飲酒を続けていると内臓の負担にもなり、そこでも大切な栄養素が大量に消費されてしまいます。また、むくみの原因になることもあり、やはり頭皮にも悪影響を及ぼします。
お酒好きには耳の痛いはなしですが、なんでも適量が大切ですね。

まとめ

髪の毛を健康にするって、結構大変なんだな、という印象を持たれましたでしょうか。
頭のてっぺんから爪の先まで、それぞれの細胞が健康でいるためには、あなたの毎日の食事、生活習慣がどれだけ関わっているか考えてみたら、どれも疎かにすることができなくなりそうですね。

全てをきちんと整えると考えると無理がありますが、できることからひとつひとつクリアしていけば、一歩ずつでも良い方向に向かうのではないでしょうか。

例えば、生活習慣は無理でも、食事の選択肢を変えることはできますよね。
ファーストフードばかり食べてたけど、それを和食などの定食に変えてみるとか、これまで野菜なんて不要だと思ってたけどちょっと食べてみようかな、なんていうことでも、随分変わるはずです。

5年後10年後の頭皮や髪の毛のことを考えてこうした見直しをすれば、もしかしたら1年後には美肌になっているかもしれません^^
まずは何かひとつ、あなたの習慣を変えてみませんか。

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