髪が抜ける!シャンプー時の量が心配!女性の抜け毛とホルモンの関係

薄毛・抜け毛
[PR]

シャンプーのとき、なんだか髪がたくさん抜ける!
さらにトリートメントを付けたら髪がごっそりと手にまとわりついたり。
女性は、ホルモンバランスの変化によって抜け毛が増えることもあるものですが、何本までならセーフなのかも気になります。
そこでこちらでは、シャンプー時の髪の抜ける量や原因、髪の寿命などについてご紹介します。

シャンプーで髪が抜ける量、平均的にはこれくらい

毎日シャンプーするたびに、大量の髪が抜けるとそのままハゲてしまうんじゃないかととても心配になりますよね。
ですが、髪の毛には寿命というのがあって、必ずいつかは抜け落ちるものです。
だから、ごっそりと束で抜けるなどという状況でなければそれほど心配することはありません。

では、実際髪の毛って毎日どれくらい抜けるものなのでしょうか?
平均的には1日50本から80本程度の髪の毛が「自然に」抜けています。
髪の毛の量というのは人によって違いますので、もちろん全体量とのバランスもありますが、一般的に100本位までなら正常範囲内と判断できるようです。
これが200~300本というレベルになったらこれは心配な抜け毛ということになります。
こうした症状が続くようなら皮膚科などで相談してみることをおすすめします。

髪の量、女性の場合

髪の量って、そもそもどれくらいなのかご存知ですか?
これは女性も男性もあまり関係なく、平均的に約10万本もあるそうです。
髪の多い方では13~14万本、少ない方では6~7万本と個人差も大きく、これは生まれつきの差。遺伝的なものが大きいんですね。

このように髪の全体量には個人差がありますが、どの髪の毛も長い期間をかけて成長して、寿命を迎えて抜け落ちて、そしてまた生えてくるというヘアサイクルを作り出しているんです。
髪の量が元々少ない方は抜けることで薄くなったと感じることがありますが、実は薄くなったのではなく、髪のハリやコシがなくなってきたことでボリュームが減ったように見えるだけということもあります。

認めたくはないですが、年とともに髪の元気がなくなってくるものですよね。そういった時期と抜け毛が重なるととても心配になってきます。
ですが、1日100本も抜けていないようであれば、心配することはありません。
それよりこれから生えてくる髪のハリやコシを取り戻すような頭皮ケアを考えると良いでしょう。

女性の抜け毛とホルモンの関係

女性の抜け毛には、ホルモンバランスが影響していることがあります。
女性ホルモンの「エストロゲン」は女性の美しさに貢献してくれるありがたいホルモンです。
このエストロゲンは20代後半をピークに、30代半ばから、40代後半にかけて急激にその分泌量が減少することが知られています。

このエストロゲンの減少で、女性には体調の変化などが感じられるようになります。
例えば肌のツヤ、肌のたるみなどという変化がわかりやすいでしょうか。
体重が全然落ちなくなってきた、なんていうのも女性ホルモンの減少が影響しているんです。
そうそう、そうなんです、何をやっても体重が落ちないんですよ。

いやいや、女性の抜け毛とホルモンという話題でしたね。
このエストロゲンが減少することで、髪のツヤがなくなること、抜け毛が増える、髪の毛がうねる、なんていうことにも繋がるんです。

たしかに最近、髪のツヤが、、なんて思い当たることはありませんでしょうか?
このエストロゲンの急激な減少で発生してくるのが女性の薄毛なんですね。

女性ホルモンがたっぷりある頃は女性の薄毛になりにくいんです。男性は若い頃から薄いってかたもいますけど、女性ではなかなか珍しいですよね。
ですが、エストロゲンが減少すると、男性ホルモンの割合が増えてきて、男性のように薄毛が見られるようになるんです。

年齢を重ねるごとに女性の悩みも増えるわけですね。
ですが、エストロゲンだけに頼らず、こうした老化減少をできるだけ最小限にするように心がけることもできます。

女性ホルモンが減少することで、自律神経が乱れやすくなりますが、自分で自律神経を鍛えることもできます。聞くだけで自律神経を鍛えるCDなんていうのもありますね。
また、女性ホルモン以外のホルモンに助けられることもあります。
例えば幸せホルモンと言われる「セロトニン」などは、規則正しい生活を送ることで活性化することができます。

その他にも代謝を良くしてくれるホルモン、ストレスから守ってくれるホルモン、前向きな気持にしてくれるホルモンなどがあります。

そうしたホルモンの働きを活発にするには、栄養バランス、規則正しい生活、適度な運動、適度な休息などが大切です。

特に抜け毛対策として活性化させたいなら、細胞の代謝を促す「成長ホルモン」が大事です。
成長ホルモンは寝ている間に分泌されると言われていますので、早寝早起きを心がけましょう。美肌にも大切です。

女性ホルモンについては、婦人科で処方されるホルモン剤や漢方での対策などもあります。
強い症状があれば医師に相談することもできますので、悩みを抱え込みすぎないようにしたいですね。

出産後の抜け毛

出産後に抜け毛に悩まされる方が多いのはよく知られていることですが、その原因も女性ホルモンの変化が原因のひとつです。

女性は、妊娠すると女性ホルモンが増加します。
この影響で妊娠中の一定期間、抜け毛が減ります。
本来抜けるはずの髪の毛の毛周期が少し長くなるんですね。

そして、出産を終えると、女性ホルモンが元の分泌量に戻り、いつもの通り自然に髪の毛が抜け落ちる時期がきます。
ですが、すでに抜けているはずの髪がそのままだったので、抜ける量が一気に増えたと感じるわけです。

産後の3ヶ月から半年程度は、こうした影響で抜け毛が増えることがありますが、一時的なもので、徐々に通常量の抜け毛に戻ります。

ただし、高齢出産の場合では、髪の毛がボリュームを失ってくる頃と重なる場合もあり、その場合は元の状態に戻りづらいこともあります。

髪の寿命ってどれくらい?

髪の毛が生えてから、自然に抜け落ちるまでの期間ってどれくらいなのか気になりますよね。
まず、髪の毛が寿命を迎えるまでの流れを見てみましょう。

早期成長期

中期成長期

後期成長期

退行期

休止期

脱毛

このようなサイクルで髪の毛は成長して、最終的には抜けていきます。

早期成長期~後期成長期までの成長期が女性の場合で約3年から6年間ととても長い期間になります。
この間、毛母細胞という毛根の奥にある細胞が細胞分裂を繰り返して髪を作り出しています。この細胞分裂により、毎日約0.3mm程度の髪が伸びていっています。

退行期になると、それまで髪の毛を作り出していた毛母細胞が細胞分裂を停止、2週間ほどかけて段々に髪の成長が止まり、毛根が段々と押し出されてきます。
この状態は、もう根の張っていない植物と同じで、いつでも簡単に抜け落ちる状態になっています。

そして休止期には完全に毛根での働きが停止されます。
一度停止された毛根はどんどんと萎んでいき、約2ヶ月から長い場合で約4ヶ月ほどの期間お休みすることになります。ですが、髪の毛の9割方は成長期の髪の毛と言われています。だからお休み中の毛根があっても頭皮はちゃんと髪の毛に覆われているんですね。

休止期にはいった毛根はもう髪の毛を生み出すことはないのですが、実は毛根というのは再生します。
正常な頭皮状態であれば、毛根が新たに生まれ、そこから再び髪の毛を作り出す働きが稼働していきます。

このように、1本の髪の毛は長い年月をかけて成長しています。
毛穴ひとつひとつから2~3本の髪の毛が生えているのが普通で、これら1本1本の根元でそういった髪の毛の成長サイクルが今も活発に動いているってなんだかスゴイと思いませんか。

まとめ

シャンプーで髪が抜ける量については、個人差はありますが、数十本レベルで気にすることは全くありません。あくまでも自然な抜け毛、正常範囲内です。
髪の毛は平均で約10万本あって、個人差はありますが、その1本1本が成長して抜け落ちるまでの期間はだいたい3年から6年ほどと決まっています。
抜け落ちる髪があって、また新しい髪の毛が生えてきているんです。

女性の場合は、女性ホルモンが減少してくると、どうしても抜け毛が増えてきます。
これはエストロゲンの減少が大きく影響しています。
そのため、他のホルモンを活性化したり、老化現象をフォローするようなお手入れも必要になってきます。

出産後の抜け毛については、一時的なものなので、あまり気にせず、たまには手抜きをして休息する時間も大切です。

女性ホルモンとは長い付き合いですが、段々に減っていくことでたくさんの辛い変化を受けるなど、女性にとってはなんだかいいのか悪いのか、といった感じがしますが、そもそもは女性の美しさに影響するホルモン、なんとか上手に付き合っていきたいですね。

頭皮のかゆみ!あなたに合ったシャンプー選び、見るべきポイントは?
みお 毎日シャンプーしてるのに頭皮がかゆい! りこ 頭皮のかゆみは悪循環になりやすいから、早めにケアしないと! 頭皮のかゆみがひどくて、ついつい人前でポリポリと頭を掻いてしまう、なんてことありませんか? その原因、毎日使っているシャンプーに...