シャンプー後のドライヤーのメリット、デメリット、オイルは使ったほうがいい?

ヘアケア・お手入れ
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みお
みお

ドライヤーって使わない方がいいの?使った方がいいの?どっち?

りこ
りこ

ドライヤーをしないっていうのも良くないし、でも使い方を間違えるとドライヤーもデメリットがあるんだよね。

あなたはシャンプーの後、自然乾燥派ですか?ドライヤーを使う派ですか?
自然乾燥、ドライヤー、そのメリットとデメリットなどを比較しながら頭皮や髪を大切に守ることを最優先に考えたいですよね。

こちらでは、シャンプー後のドライヤーをするかしないか、どちらが良くて何が問題になるなのかなどについて解説します。

シャンプー後のドライヤーのメリットとデメリット

シャンプーのあとにドライヤーをするか、しないか、
これってそんなに髪の毛に影響あること?なんて思っていませんか?
これ、髪の毛だけでなく、頭皮にも影響するんです。

でも、ドライヤーで熱い風を当てるから、とっても髪に悪そうじゃない?

たしかにドライヤーの熱は髪のダメージにならないわけではありません。
それでも、シャンプー後は乾かしたほうが良いのです。

シャンプー後のドライヤーのデメリット

まずはデメリット。
これはやはり熱によるダメージです。
ドライヤーは使い方を間違えると、髪に相当なダメージを与えます。

例えば一か所に集中的に熱風を当て続けたり、髪に近づけすぎたり、キューティクルを逆なでするように下から上に向かって使ったり。こうしたことがあると、頭皮や髪のダメージが心配です。
また、過剰に乾かしすぎれば、今度は乾燥を招きます。

ドライヤーは正しく使えば味方になってくれますが、間違えれば頭皮にも髪にもダメージを与えるものとなってしまいます。

シャンプー後のドライヤーのメリット

では、ドライヤーによるメリットとはなんでしょうか。

シャンプー後にタオルドライしてそのまま、タオルを巻いたまま放置、こんな感じで自然乾燥をしていて、頭皮がかゆくなったり、臭くなったりしたことはありませんか?
シャンプー後の頭皮、生乾きの洗濯物みたいに蒸れた状態になっているのではないでしょうか?
これは雑菌が繁殖している証拠です。

冬場であればそれほど臭くならない洗濯物も、梅雨時って、風通しが悪かっただけで、すぐに洗濯物が臭くなったりしませんか。
梅雨時は、湿度が高く、気温もちょっと高めです。この環境では雑菌がとっても繁殖しやすいんですよね。
食べ物が腐りやすくなるのも同じ理由です。

シャンプー後の頭皮の状態を考えてみましょう。
頭皮は体温で温かい状態、そしてシャンプー後の水分や頭皮からの皮脂などが出てくると、そこは雑菌にとって最適な環境となります。
雑菌が増殖すると、頭皮にかゆみや臭いが発生します。
まして、濡れたまま寝てしまったりすれば、枕との摩擦、雑菌の増殖など、頭皮にも髪にも、いいことはありません。

こうした環境を作り出さないために、シャンプー後の清潔な肌のうちに、余計な水分を飛ばして頭皮を雑菌や乾燥などから守ることができるのがドライヤーのメリットのひとつです。

また、キューティクルを守るという意味でも、ドライヤーにはメリットがあります。
髪が濡れた状態だと、とても傷みやすく、乾かすことでダメージを抑えることができるのです。

髪のドライヤーダメージを避けるには

タオルドライ

まず、ドライヤーの時間を短縮するためにも、シャンプー後は優しく丁寧にタオルドライしましょう。
タオルドライは、髪を強くこすると髪を傷めてしまいます。
濡れた髪は、デリケートです。強いブラッシングや、摩擦はダメージのもと。ゴシゴシと拭くのはやめましょう。
髪にある水分をタオルに吸収させるのが目的です。優しく軽くポンポンと挟み込むようにします。

水分の吸収力が高いタオルなどもあるので、そういったものを使うとさらに髪にも優しく、ドライヤーの時間も短縮できます。

シャンプー後のドライヤーにはオイルでコーティング

シャンプー後の髪にドライヤーを当てるとき、その前にオイルをつけるとドライヤーの熱から守ってくれます。
例えばホホバオイルなどのように髪に栄養を与えてくれるピュアオイルなどだと安心です。

これをタオルドライした、まだ濡れた髪に馴染ませます。
髪が濡れているときに使うと、全体に行き渡りやすいので、試してみて下さい。
オイルでなくても、洗い流さないトリートメントなども髪を保護してくれます。

ドライヤーの使い方

ドライヤーをかけるときは、髪の毛より髪の根元を乾かすようにします。
少しずつ髪をつまんで根元を乾かしやすくするようにして、そこにドライヤーの風を当てます。
手ぐしでドライヤーをかけることで、温度も確認できます。

この時、一点に集中して熱風が当たり続けないよう、ドライヤーを軽く振るような感じで風を送り込みます。15センチから20センチほど離して使いましょう。
もし温風が熱すぎると感じたら、冷風と切り替えながら乾かしていきましょう。高い温度でドライヤーを当て続けると、頭皮や髪にもよくありません。
髪の毛は、傷んだ毛先にドライヤーを当てすぎると、うねりやパサツキでまとまりが悪くなりますので注意します。こうした髪は特にドライヤー前のオイルやトリートメント剤が効果的です。

仕上げに冷たい風を当てると、髪の艶出しになり、仕上がりも良く、スタイルも長持ちします。この時も、キューティクルの流れに沿うようにしましょう。
このように乾かすと、翌日起きた時の髪のまとまりも違ってきます。

ドライヤー選び

ドライヤーも種類が豊富で、5万円ほどの価格で売られている、あのダイソンのドライヤーは、爆風とも言えるようなパワフルな風量が特長、他にも、お肌に当てると美肌効果があるもの、スカルプケアのできるスカルプドライヤーというのもあったりします。

では、ドライヤーを選ぶ際に、最低限チェックしたいポイントについて考えてみましょう。

風量

大風量で素早く乾かすことで負担を減らせます。
風量が弱いと、なかなか乾かず、長時間熱風を当て続けることになり、頭皮や髪の負担になってしまいます。

温風、冷風切り替え

温風も、最新のものでは低温設定など、マイルドな熱風で髪のダメージへの配慮をしているドライヤーも増えています。
また、これまでの「HIGH・LOW・COOL」以外に用途によりモード切り替えができるものなどもあります。

操作性

モード切替などの機能が増えると、操作がちょっと複雑というものもあるので、これもチェックしておきたいですね。

マイナスイオン

最近ではこれが当たり前になっていますが、やっぱりあると髪の手触りが違ってきます。
イオンの静電気防止効果も働き、キューティクルが整って、結果的に髪がまとまりやすくなります。

持ちやすさ・重量

女性が使うドライヤーで大切なのは、なんといっても持ちやすさや重量感。
ドライヤーは、髪を傷めないためにも、キューティクルの流れに沿った方向でかけたいもの。キューティクルの流れは根元から毛先に向かっているので、上から下に向かって当てるのが髪にも優しいのです。

重量が重いと、特に女性の場合、下から当てるようなスタイルになりがちですし、そもそもドライヤーをかけるのも大変です。
ドライヤーを振りながらかけることを考えると、持ちやすさも大事なポイントですね。

ノズル

ドライヤーごとにその先端にあるノズルもいろいろですが、取り外せるもの、外せないものがありますよね。
例えば全体を乾かす時はノズルなしで、ブローなどで集中的に風を送る時はノズルを付けて、といったように、場面に応じて髪に負担をかけないスタイルを選ぶと良いでしょう。

まとめ

シャンプー後のドライヤーはデメリットもありますが、メリットのほうが大きいというのが実情です。

特に、頭皮を乾かすことが大切で、自然乾燥したときの頭皮の状態が心配です。
例えば、洗顔後、顔を濡れたまま放置するとどうなるでしょうか。
そのうちに自然に水分が蒸発しますが、その時に、お肌の水分も一緒に蒸発してしまい、肌が乾燥してつっぱりますよね。

さらに頭皮には髪の毛が生えている毛穴がありますから、濡れたままの頭皮はまるでジャングルのような環境と言えるのではないでしょうか。

そこから水分が蒸発すれば、今度はカピカピの砂漠になってしまい、肌の環境が悪化して、増殖した雑菌で炎症を起こしたり、なんていうことにつながってしまう可能性もあります。

シャンプーしたらあまり時間をおかず、ドライヤーで乾かしてあげることが、頭皮も髪にも優しいケアになります。
優しくタオルドライすることも忘れずに!

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