女性って「冷え」に悩むことが多いと思いませんか?
女性は男性に比べて、筋肉量が少ないし、脂肪が多いので、男性より冷えを感じることが多いんですよね。
でも、冷えるのってただそれだけじゃなくて、代謝が悪くなったり、痩せにくくなったり、顔色が悪くなったり、頭痛や腹痛につながったりと、いろいろな症状につながってしまい、辛いもの。
意外かもしれませんが、冷えは頭皮の環境悪化や髪の毛の育成にも影響します。その他、女性特有の不調や生理不順、生理時の不調、不妊などにつながったりと、女性の冷えは目には見えないような部分にも影響する可能性があるので、できれば早めに対策をして、症状を改善したいものですね。
女性の冷えの原因
女性が冷えるのは、筋肉量が少ないことが考えられますが、あなたは運動不足など心当たりはありませんでしょうか?
心当たりが何もなくても、誰でも年齢を重ねるごとに基礎代謝量が徐々に減少していきます。
基礎代謝量が減るということは、冷えやすくなり、脂肪も燃えにくくなります。
そして、脂肪が溜まると、さらに冷えを蓄積しやすくなるんです。
太っていると肉襦袢を着ているから寒くない、なんてよく思われがちですが、実は脂肪が体を冷やしているんです。
確かに、二の腕のぷよぷよしたところが冷えたり、たっぷりと肉のついた太もも、段々腹が冷えたりします。
憎ったらしい脂肪が体の冷えも助長しているなんて、許せないですよね。それに冷えると動きたくなくなるし、贅肉がついても動きたくなくなって、またさらに太って、、、これってなんだかすごい悪循環ですよね。
ですが、痩せたいと思って食事制限をしたら、またそれが冷えの原因になったりと、なかなか女性が冷えから逃れるのはそう簡単ではなさそうです。
女性の冷えの原因というのは、代謝の悪さ、筋肉量の低さ、食事による冷えなど、毎日の生活習慣が大きく影響していそうです。
それに、女性の服装などを冷えの観点から見てみると、冷えやすいものである場合も多いんです。
冷えを解消したい時にあたためるポイント
あなたは冷えたとき、どこを温めますか?
「首の後ろ」
「手」
「足」
「お腹」
「腰」
「おしり」
などがありますが、冷え解消で温めると効果的なのは、首や手首、足首と言われています。
いずれも脂肪が少なくて、皮膚が薄くて、動脈を直接温めることで血液が温まり、その温まった血液が体を巡るからとのこと。
冷えるときも、首、手首、足首は冷えやすいですよね。
だから、ネックウォーマーや、ハンドウォーマー、レッグウォーマーなどがよく利用されるんですね。
他にも、よもぎ蒸しで体の芯から温める方法なんかもあります。
最近では、ドラッグストアでナプキン状のよもぎ蒸しが気軽に購入できるようになっていますよね。
身体を芯から温めたいというときに、とても心地よくホッとします。
冷えを解消するにはこれが効果的
冷えがあるということは、血液の循環が悪いということ。
寒いとストーブの前やこたつに入ってジ~っとしていることが多くなるけど、こんなことがさらに冷える体質にしてしまっているんですよね。
【適度な運動】
こんな時には、積極的に身体を動かすことで身体の内側からポカポカするものです。
寒くても、掃除機をかけるだけでも、身体がポカポカしますよね。
家事を一生懸命やるのだって、立派な運動です。
特に運動といっても、ランニングとか、ハードなトレーニングなんてとてもできない!という方には、誰でも簡単にできる「その場でウォーキング」はどうでしょうか。
寒いから外にも出たくないし、家の中で気軽にできるのが「その場でウォーキング」
文字通り、その場で足踏みをするだけ。
手は後ろに振り上げるのを意識して、足は太ももを高めにあげるように、意識しながら、その場でウォーキングするだけなので、暖かい部屋でテレビを見ながらでも気軽にできるのがいいところ。
器具も何も使わないから、お金もかかりません。
お腹を引っ込めるように、姿勢も意識しながらウォーキングすれば、冬には難しいダイエットも兼ねることができて一石二鳥♪
【入浴】
やはり身体を芯から温めるためには、入浴が効果的ですよね。
お気に入りの入浴剤を入れてもよし、温泉に行くのもよし、
でも入浴したら、早めにお布団に入って身体の冷えを防止することも忘れずに。
いろいろな入浴法がありますが、今回は前にテレビでやっていた、女医さんが紹介していた入浴法をご紹介しますね。
41℃~42℃程度のお湯に3分間、しっかり肩まで浸かり、
シャンプーなどで3分間洗い場で、
また肩まで3分間浸かって、
また洗い場で3分、
再び3分間浴槽に浸かり、また上がる。
たったこの3セットの繰り返しで30分もランニングしたのと同じカロリー消費が望めるのだそうです。
もちろん、お風呂に入って上がってを繰り返すことで、全身に圧をかけて、開放するという動作になって、血流が改善して冷え改善にもつながり、体が芯からあたたまります。
長湯でゆったり温まるより効果的なので、一度試してみるといいですね。
間の洗い場での3分は体を洗ったり、シャンプーやお顔のパックなんかをしてもいいですね♪
冷えも改善して、キレイになれる、至福のひとときになりそうです。
ちなみにこの入浴法は寝る1時間から2時間前までが理想的とのことです。
冷えの改善には栄養も必要です。
ダイエットすると体が冷える、という体験ありませんか?
なんか寒い寒いと思ったら、そういえば体を冷やすものばっかり食べてた、なんてことも。
体を冷やす食べ物、体を温める食べ物があるので、完全にではなくても、冷やす食べ物を食べたら、温める食べ物でフォローする、というような意識があると良いですね。
体を冷やす食べ物といえば、わかりやすいのは夏野菜
トマトやきゅうりは体を冷やします。生野菜は体を冷やすものが多いですね。
体を温める食べ物といえば、肉や魚、そして根菜類など。
生では体を冷やすけど、加熱すれば体を温めるものに変わるというものもあります。
たとえば生姜は生だと体を冷やすけど、乾燥させたり過熱したりで体をあたためる作用に変わります。
自分が普段よく食べているものが体を冷やすものなのか、それとも体を温めるものなのか、認識しながら日々の食生活で体を温める工夫も有効ですね。
おわりに
冷えの改善って、どれかひとつだけでパッと良くなるものではないですが、毎日の生活の中で冷えにつながることがないか、温める工夫を増やすなど、少しずつ気をつけることで、徐々にあなたのその辛い冷えの症状も改善していくことでしょう。
頭皮の状態や、健康で美しい髪の毛を育てるのにも、冷えは大敵!
・体を温めるポイント
・適度な運動
・冷えを改善する入浴法
・食事であたためる
このような、冷え改善のための基本的な4つの方法をしっかりと意識するだけでも、あなたの体内の血流環境が変わってくるはず!
冷えを甘く見て放置していると、万病のもと、なんてことにも。
なにごとも毎日の継続が大切ですね。
続けていれば、血流がよくなり、代謝がよくなり、お肌も髪もハリや艶を取り戻し、
いらない脂肪なんかも燃えてくれるなんて「嬉しいおまけ」もついてくるかもしれません♪
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