それまで体臭なんて気にしたこともなかったのに、30歳を過ぎて夏の暑い日に、ふと自分の臭いに気付いたことがあります。
最初は周りの臭いかと思ったのですが、どうやら自分の体臭っぽいのです。
なんだかそう言えば、最近周りの人が「なんか臭くない？」って話してたり、鼻をすすられてるような。
暑い日が続いて、もともと汗かきの私は、脇汗も多くていつも汗ジミ対策などしていたくらいです。
思わず、「私ワキガなのかな？」なんて不安になりました。
夜お風呂に入る前に脱いだ肌着なんかを嗅いでみると、脇などはそうでもないのに、首や背中のあたりから、モワッと嫌な臭いが。
なにか脂が酸化した時みたいで、それが発酵したような、なんとも言えない臭いなんです。
脇はワキ汗対策などで、防臭スプレーをしていたりで臭いが抑えられていたのかもしれませんが、背中や首には何も対策をしていませんでした。
もしやと思って自分の枕を嗅いでみたら、これもまた酸化した脂っぽい臭い。かなりショックでした。女の私が、こんな臭いを発しているなんて。毎日お風呂だって入ってるのに。
これって周りに迷惑をかけてるんだろうか？気づかれているんだろうか？などと、すごく心配になりました。自分で気付くほどの臭いだから、周りからすればすごく臭っていたかもしれません。
なぜこんなに体臭がひどくなったのか、何か原因はないか考えてみましたが、実は半年ほど前にひどいストレスを抱えた時期があって、それと同時にストレス解消で暴飲暴食、特に揚げ物とからこってり系の料理に傾いていたのです。
それまでは、いつもバランスよく、野菜やタンパク質、ビタミンなどを意識して食事をしていたのに、その頃から栄養なんて気にしなくなって、わりと食べたいものを好きな時に食べていました。
よくよく考えれば、30代になったこと、ストレス、食べ過ぎ、こってり系の食事、ホルモンバランスや自律神経の乱れなど、原因と思えるものはたくさんありました。
そういえば、運動もほとんどしていません。
せいぜい通勤時にいくらか歩く程度。スポーツなどは無縁の生活です。運動不足はいまに始まったことではありませんけれど。
ひとまず食生活に気を付けないと、体重も増えてきていたことだし、なんて考えて野菜を積極的に食べたり、栄養バランスも気にするようにしました。でも、一度私みたいにひどい臭いを発すると、そうそう簡単に臭いが消えるわけでもなさそうです。
この年になって、改めて食事の大切さを身にしみて感じています。
生活の見直しをしながら、体臭が抑えられるように、日々気をつけていきたいです。
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