髪の毛と紫外線、ダメージは◯◯で回避せよ!

ヘアケア・お手入れ

冬が終わると、今度は紫外線が容赦なく降り注ぐ季節。
紫外線対策、あなたはどういったことをしていますか?
顔周りや体には日焼け止めを塗ったりしますが、髪の毛はどうでしょうか?

お肌などはターンオーバーなどで回復の見込みもあるのですが、髪の毛も回復できるの?
こちらでは、髪の毛の紫外線から受けるダメージや、その回避方法などについてみていきましょう。

髪の毛が紫外線から受けるダメージ

髪の毛というのは、それ自体、生きている細胞ではありません。
毛根の奥の方にある毛球と言われる場所にある、毛母細胞が活発に細胞分裂を繰り返して、髪の毛となる細胞を作り出しています。この細胞分裂によって角化して固くなって頭皮表面にでてきたもの、それが髪の毛なんです。いわゆる死んだ細胞でできているんですね。

死んだ細胞ということは、何か傷ついたりしても、自分で修復するものではないということです。傷ついたらそれはもうそのまま。

お肌のターンオーバーで角化した皮膚は、自然に剥がれ落ちてまた新しい皮膚が表面に出てきますが、髪の毛は角化したものの集合体なので、肌のようにはいかないというわけです。

ですから、日頃の髪の毛の扱い方などでも、髪は損傷を受けたらそのダメージを引きずったまま耐えているんですね。
日々のヘアケア、ドライヤー、パーマやヘアカラーなど、そうした要因でも髪の毛はダメージを受けています。

では、紫外線はどうなのでしょうか。
髪の毛は、紫外線を受けると、その紫外線を髪に吸収、髪の毛の内部が酸化するなどして、ダメージを受けることになります。

日焼けしたかな?という時って、なんとなく髪の毛もパサつく感じがありませんか?お肌と同じように、髪の毛もダメージを受けているんですよね。

特に、プールや海水浴などで、髪の毛が濡れている時は普段よりダメージが大きくなります。プールの塩素もそうですが、海水の塩分などもよくありません。
真夏のプールや海水浴のあと、しばらく髪の毛がバサバサでまとまらないといった経験、あるのではないでしょうか?

塩分や塩素など髪に負担のかかる状態でさらに髪が濡れたまま、紫外線を浴びれば、髪に悪いことのオンパレードです。

髪の毛を紫外線のダメージから守る、回避方法

髪の毛に自己修復機能がないということがわかると、今ある髪の毛をもっと大事にしなくては、って思いますよね。
髪の毛は伸びても1ヶ月に約1センチ。
毛髪全体が傷んでしまったら、それを回復するのに一体何年かかるのでしょうか。

ここでは髪の毛を紫外線から守る方法、日常の場合と、プールや海水浴での回避方法をご紹介します。

日常の紫外線から髪を守る

手っ取り早く回避するためには、帽子や日傘がとても頼もしい味方になってくれます。
最近では頭皮や髪の毛にも使える日焼け止めスプレーなどもありますので、そういったものと併用すると良いでしょう。

紫外線を受けた髪の毛は痛みやすくなっていて、キューティクルが剥がれ落ちるなどして、切れ毛や枝毛の原因にもなります。
髪は修復できないので、とにかく紫外線を浴びること自体をできるだけ避けて予防するのが1番ですね。

ただし、帽子は頭皮のムレにも繋がるので、通気性の良いものを選びましょう。頭皮のムレは雑菌が繁殖しやすく、これを放置すると頭皮の状態が悪くなってしまいます。

プールや海水浴での紫外線から髪を守る

プールの塩素は、髪を脱色させてしまうほどに髪に影響します。
海水の塩分は髪の毛の水分を奪い、さらに傷みやすい状態に。
プールでも、海水でも、髪が濡れたままだとキューティクルが開いた状態で、紫外線にさらされるので、受けるダメージもより強いものとなってしまいます。

海に入らなくても、海風に当って紫外線を受ければ、やはりこれもダメージとなりやすい状況ですね。

こうした場合のケアとしては、なるべく早くシャワーなどで髪の毛をよくすすぎ、海水やプールの塩素などダメージの要素となるものをキレイに洗い流します。とても傷みやすい状態なので、タオルドライなども丁寧にしてあげましょう。

髪の毛がアルカリ性に傾いているので、クエン酸リンスなどを使うと、髪の毛を弱酸性に戻すことができます。クエン酸リンスはシャンプー石鹸などとセットになっているもので、アルカリに傾いた髪のPHを整えてくれます。

プールや海に入る前に髪の毛を先にシャワーなどきれいな水で濡らしておくのも有効です。乾いた髪は水分を吸収しやすいもの。乾いた髪の毛にいきなり塩分や塩素を含んだ水を吸収させるよりはずっと良いのです。

ちなみに、可能であれば事前対策として、ヘアオイルやシリコン剤などで髪の毛をコーティングしておくのも良いですね。ただし、特にプールの場合は水質に影響するようなものはNGとなっていますのでここはちょっと注意が必要ですね。

紫外線を受けた髪のケア

紫外線を受けた髪の毛は、これまで書いてきたように、とてもダメージを受けやすい状態になっています。
こうしたことをしっかり認識して、前後のケアなど、大切な髪の毛のお手入れをしたいですね。

髪の毛はひとそれぞれ髪質も違うので、ちょっとのダメージではびくともしない方もいますが、最近はドライヤーの他にもアイロンを使ったり、染めたりしてもともと髪の毛がダメージを受けているという方のほうが多いのではないでしょうか。

ボロボロに傷ついてダメージを受けた髪は、修復ができません。
あくまでも外側から補修をしてそれ以上のダメージを受けないように保護してあげるのが基本です。

髪が傷んでいると、あなたの印象もちょっとお疲れ気味だったり、老けた印象になってしまうものです。
特に毛先の髪の毛は1番長くいろいろな刺激を受け続けて傷みやすい状態になっています。傷んできた毛先をカットするだけでも、髪全体のツヤなど、見た目の印象も変わったりしますよね。
傷みを優しく修復ケアしながら、大切に髪を伸ばしていきましょう。

まとめ

髪の毛は、言わば死んだ細胞のかたまりなので、自分で修復することができません。
紫外線が強い時期には、あなたの髪の毛にもお肌と同じようにダメージが加わります。帽子や日傘、ストールなどを上手に使って、なるべく紫外線から守ってあげましょう。

プールや海など、髪が濡れた状態では、塩素や塩分が加わることで、紫外線からのダメージはより強い負担を与えることになります。事前・事後のケアを丁寧にして髪の毛を優しくいたわってあげましょう。

めんどくさいから、なんてケアを後回しにすれば、髪の毛はどんどんダメージを吸収することになってしまいます。

夏が終わり、秋口になると抜け毛がひどいという方が増えるとか。これは夏バテなどもあるかもしれませんが、春から夏の間に受けた紫外線によるダメージも原因のひとつかもしれません。
女性の命とも言える髪の毛、ダメージを受けないように、またダメージを受けたら優しくケアしてあげたいですね。