毎日シャンプーをしっかりしているのにどうも頭皮が臭う気がする。1度頭皮の臭いが気になりだすと、なんだかいつもにおっているような気がしてしまい、憂鬱ですよね。
自分の頭皮の臭いが気になるなんて、これはこれでとてもストレスのたまることですが、そのストレスがさらにあなたの頭皮の臭いを悪化させてしまっているかもしれません。
今回は、なぜストレスがあなたのその頭皮の臭いによくないのか、その理由と対処法をご紹介しましょう。
頭皮の臭いとストレスの関係
女性はとてもデリケートな生き物です。ストレスを感じることで自律神経のバランスが崩れ、女性ホルモンのバランスが乱れ、そうしたことが頭皮の臭いにも影響してくるのです。
ストレス過剰による自律神経の乱れ
ストレスが増えると、自律神経の乱れにもつながってきます。
強いストレス状態が続くと、自律神経が乱れ、常に緊張状態なんていう状況に。こうなると、血行が悪くなり、代謝も悪くなってしまいます。
常にイライラしたり、常に忙しくバタバタしていたり、そんな毎日を送っているならちょっと意識してリラックスタイムをつくることも必要ですね。
ストレスで皮脂が増えてしまう?
一般的に男性の方が体臭がきついといわれていますよね。男の子は赤ちゃんの時から頭皮がにおいます。
これは男性の方が皮脂が多く分泌されているためですが、その原因が男性ホルモンなのです。
女性なら男性ホルモンは関係ないんじゃない?と思うかもしれませんが、そうではありません。女性でも微量の男性ホルモンが分泌されていますが、ストレスによって自律神経が乱れると、女性ホルモンのバランスも乱れがち。結果として男性ホルモンが優位になって皮脂の分泌が増えてしまうのです。
女性ホルモンのエストロゲンには、皮脂の分泌を抑える働きがあるので、女性にはあまり脂ぎった人がいないのです。
ところがストレスによってホルモンバランスに乱れが出てしまうと、男性ホルモンが優位になって皮脂が分泌されやすくなり、頭皮の臭いの原因になってしまうのです。
ストレスで活性酸素が増える
ストレスが続くとそれに対抗しようとして体内の活性酸素が増えてしまいます。活性酸素自体は体にとって必要なもので、ウィルスや細菌から体を守る働きがあります。
ところがこの活性酸素が増えすぎると、皮脂を酸化させたり細胞を傷つけて老化させたりするのでよくないんですね。
男性ホルモンのせいで過剰に分泌された皮脂が、活性酸素によってさらに酸化してしまうことで頭皮の臭いが強くなるのです。
ストレスは万病の元ですが、頭皮の臭いにまで影響するなんて恐ろしいですね。
シャンプーだけでは解決できない
正しいシャンプー法で洗う、頭皮を清潔にするなどの対処法はもちろん大切です。臭い対策に頭皮のケアをしっかりすることは基本中の基本ですが、その一方でストレスを溜めてしまっていてはせっかくの対策の成果も半減してしまいます。
ストレスを溜めない方法
なるべくストレスを溜めないのが一番なのですが、それは難しいですよね。ストレスを感じない人はいませんし、忙しい毎日の中ではなかなか解消する時間も作れないでしょう。
そんなときはとにかく寝る!睡眠は一番のストレス解消法です。疲労もとれてホルモンバランスが整ってくればお肌もつやつやになります。
忙しくても、寝る前だけはゆったりとバスタイムを楽しんだり、瞑想するなどして、質の良い睡眠がとれるようにしたいですね。
夜寝る前にスマホばかり見ていませんか?目からの刺激は良い眠りの妨げになるので、寝る前は少し明かりを落としてリラックスする時間を作りましょう。寝る1時間くらい前にお風呂に入るのもいいですね。身体が温まっているとリラックスしてよく眠れますよ。
リラックスしてる時間なんてないよ!なんて言ってると、どんどん老化してしまいますよ!
最初は5分からでも、美容と健康のために心と体を休めてあげる時間を作ってみましょう。きっと、段々にその大切さを実感できることでしょう。
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