頭皮の臭いをなんとかしたい!あなたのその悩み、ごく身近なシャンプー選びやシャンプー方法を見直すことで改善できるかもしれません。
シャンプーするって毎日のことだし、昔から特に誰に教えてもらったわけでもないし、それほど気にしたことがないっていう方のほうが多いのではないでしょうか?
でも、頭皮の臭いが気になってきたら、それを解消しようと何回も洗ったり、ゴシゴシ洗ったり、これもまた自己流に対策をしていませんか?
今回は、頭皮の臭い対策としてのシャンプー選び、シャンプー方法、など、どのようにしたら良いのか、正しい髪の洗い方や臭い対策に役立つシャンプー選びのポイントなどについてご紹介します。
頭皮の臭いはシャンプーで改善、正しく洗えていますか?
頭皮が臭う場合、シャンプーの方法について改めて考えてみてはいかがでしょうか。あなたはシャンプーの正しい方法をご存知ですか?
シャンプーの仕方一つで、頭皮が健康になって、臭いも気にならなくなり、髪もサラサラになる可能性は十分にあるんです。
頭皮の臭いとシャンプー、女性にありがちな失敗
鼻の頭など、皮脂が多く出てベタベタするところを洗いすぎたりして、皮脂を取りすぎると乾燥を招くことがありますよね。
そうすると、肌を乾燥から守ろうとしてさらに皮脂が出てくるようになります。
いくらあぶらとり紙でテカテカをとってもキリがないくらいに次々と皮脂が溢れ出てくるようなことってありませんか?
頭皮でも同じことが起こります。臭いをなんとかしたいからとついごしごし洗ったり、シャンプーブラシで刺激を与えすぎてしまう。そんな風に皮脂を落としすぎると必要な皮脂まで落としてしまうので、頭皮が乾燥、それをなんとかしようと頭皮はどんどん皮脂を分泌してしまいます。これは毛穴詰まりの原因にもなり、そこで雑菌が繁殖し、臭いが発生してしまうのです。
また、よく夜も朝も、シャンプーしないと気持ち悪いっていう方がいますが、これも皮脂の落としすぎ、刺激の与えすぎとなります。一般的には、シャンプーは夜に1回で十分です。
気分的にはスッキリとして気持ちいいのですが、頭皮や毛髪には負担になっているのです。
どうしても、という時でも、夜はシャンプーして、朝はシャンプーを使用せずに、シャワーだけで汗を流す程度にすると良いでしょう。
正しいシャンプー法
それでは正しいシャンプーの手順をご紹介しますね。ポイントを抑えて、しっかり洗っていきましょう。
1.まずはブラッシング。大まかなホコリやごみはこの段階で落とします。髪がスムーズに通るようにしておくことでシャンプーも地肌に行き渡りやすくなります。
地肌のベタつきや毛穴の汚れも浮き上がり、落ちやすくなります。
2.それからシャワーのぬるま湯でしっかりと予洗いをします。
シャンプーの前にお湯だけで頭皮や髪の汚れを洗い流すだけで、7~8割がたの汚れを落とすことが出来ます。
ここは1~2分の時間をかけて丁寧にすることで、かなり臭い改善の効果がアップします。
3.シャンプーを手の平で泡立てます。地肌の、特に後頭部と頭頂部の2カ所につけると全体に泡が行き渡りやすくなります。
4.頭皮を指の腹でマッサージするようにして洗います。決して爪を立てないこと!ゴシゴシと強くこするのも良くありません。
毛穴から皮脂を揉みだすようなイメージで優しく全体を洗って下さい。
5.最後はシャンプーが地肌に残らないように、しっかりとすすぎ洗いをします。最初の予洗いよりさらに丁寧に流します。
特にシャンプー前のブラッシングと予洗いは頭皮の臭い防止に効果が高いので、丁寧に行いましょう。
頭皮の臭い対策、おすすめのシャンプーは?
シャンプーにも色々な種類がありますよね。ダメージヘア用とか髪にハリやコシを出すためのものとか、ヘアケアをするためのものが多いと思います。
頭皮の臭いが気になるなら、しっかりと頭皮をケアできるシャンプーを選びましょう。
では、どういったことに気をつけてシャンプーを選べばよいのでしょうか。
おすすめのポイントをご紹介します。
そのシャンプー、あなたの地肌のためになってる?
ドラッグストアに売っている一般的なシャンプーというのは、合成香料、合成界面活性剤がたっぷり配合されているものが多くあります。こうしたシャンプーでは頭皮への刺激が強すぎる場合があります。
市販品には価格を安くするために、安価で、泡立ちが良いとか、洗浄力が強いとか、刺激の強い洗浄剤を使っているものが多くあります。
あなたはシャンプーの成分表示をしっかりと見たことがありますか?
高級アルコール系といわれる、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸塩などは、洗浄力が強く、頭皮のかゆみや乾燥につながりやすく、できればこうした成分は避けたいところですね。
ところが、市販のシャンプーのほとんどは硫酸系の洗浄成分が配合されています。
このような刺激の強いもので毎日ゴシゴシしていたら、頭皮のダメージが出ても不思議では無理はありません。ひどければ将来的に髪が薄くなったりなんていう心配も出てきます。
ドラッグストアに行ったら安かったから、とか、あの女優さんがCMでやっていたから、なんて安易なシャンプー選びをしていませんか?あなたに合うシャンプーは、みんなに人気のシャンプーや、売れてるシャンプーと必ずしもイコールではありません。
どんなに人気の高いシャンプーでも、体質、肌質、髪質はひとそれぞれ。合う方もいれば、合わない方は必ずいるものです。
特に頭皮ケアを目的として選ぶなら、しっかりと中身を確認してあなたに合ったシャンプーを選びましょう。
合わないと感じたシャンプーは、その成分を覚えておくと良いですね。ひとまず全成分の主成分となる最初のほうに出てくる成分を2つ3つ覚えておけば良いでしょう。
次に買う時は、できればそういった成分は避けるようにするといった対応ができます。
アミノ酸系など優しい洗浄力で地肌をいたわる
頭皮や環境にも優しいアミノ酸系シャンプー、最近では天然由来などと言われるシャンプーも多数販売されています。
アミノ酸系シャンプーは人の皮脂に近い成分なので、頭皮を傷めること無く優しく洗い上げてくれて、髪もやわらかくなります。
アミノ酸系、天然由来といっても、配合は様々ですから、そのメーカーの宣伝文句だけで選ぶのではなく、やはり中身をしっかり確認したいものです。
シャンプーのお値段と成分
毎日使うから、そんなに高いものは使えない!なんて方もいますが、毎日地肌に直接使うものだからこそ、しっかりとしたものを選ばないと、トラブルを引き起こして、結果高くつく、ということもあります。
目先の安さにも心惹かれるのですが、女性は年齢とともにどんどんデリケートになっていくもの。直接肌に触れるものや直接口にするものなど、特に慎重に選びたいですよね。
安いのにはやっぱりワケがあります。
ですが、残念なことに高いからいいというわけでもありません。
そして、あなたにとって100%いい!と言い切れるものを探すのはとても難しいことですが、成分を見るクセをつけるようになると、段々に自分に悪い成分、自分に合う成分がわかってきます。
流行ものや、CMの印象だけで選ぶのではなく、なるべく自分の地肌や毛髪環境に合ったシャンプーを選ぶ正しい目を持ちたいですね。
まとめ
シャンプーの方法、手順、そして選び方など、あなたの普段のお手入れと比べていかがでしたでしょうか?
美容院でシャンプーしてもらうと、地肌までスッキリしてすごく気持ちいいですよね。
不思議なことに、自分で真似してみても、なかなかあんな風にはできないんだけど、シャンプーを有効に使うためには正しいシャンプー方法が大切ですよね。
正しいシャンプー方法でも、シャンプー選びで失敗していたら、頭皮の環境も毛髪の環境も改善が難しいケースもあります。
自分の使っているシャンプーの洗浄成分がどんな成分なのか、あなたの地肌に悪い刺激となっていないか、確認してみてはいかがでしょうか?
頭皮に直接影響するシャンプーを根本的に見直してみることが、あなたの頭皮の臭い対策としての近道になるかもしれません。
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