私は、白髪染めとしてヘナを使っています。
ヘナと言っても、いくつか種類があって、私はヘナ100パーセントのタイプと、ヘナに合化学染料、ハーブなどが配合されたものと合わせて使っています。
ヘナは、市販品の化学物質の白髪染めとは全くの別もので、使い方、扱い方なども比較にならないほど面倒なものがあります。
最初は自然のものということに惹かれただけで、使い方もそんなに大変ではないと思っていました。
ですが、実際に染めてみたところ、まず、頭皮とおでこ、耳がヘナでオレンジ色に染まってしまったんです。2日もすれば取れるのですが、耳など化粧しないところは隠すのが大変でした。自分で染めるのでこれは技量が必要になってきます。
また困ったことに、ヘナで髪を染めたあと、何回洗い流してもヘナの色がタオルや洋服に付いてしまうのです。この感覚はヘアマニュキュアにも似ています。
ヘナで染めた2、3日は雨には要注意です。雨に濡れてしまった時、頭からオレンジ色の雫が落ちてくるのです。
ある日、髪を染めて数日後、白いシャツを着ていて出かけたら、突然雨が降ってきたのです。白いシャツはオレンジ色に汚れてしまい、さらには横にいた人から、「顔からオレンジ色の水が出てますよ」って指摘された時は、本当に恥ずかしかったです。
こんな調子で、ヘナの染め方、染めた後の対処の仕方など、かなりの回数は失敗しました。でも、ヘナにはまだまだ問題があるのです。それは白髪を染める色です。ヘナ100パーセントのものは色がオレンジで、白髪は確実に染まるのですが、なにしろ色が明るいオレンジなので髪の毛全体で考えると、バランスが悪いのです。
ヘナプラスハーブ、もしくは化学染料が配合されているものもありますが、染まり具合、染める時間など、個人差があると思いますが、私にとってはその自分にあった色、染める時間などを見るけるまで大変でした。
1日目にまずヘナ100パーセントで染め、次に2日目、ヘナプラス化学染料が配合されたもので色の調整をするのです。
私がそんな手間をかける理由ですが、ヘナプラス化学染料のタイプだけでは、白髪がきれいに染まりきらないからなのです。
ここまできても、私のヘナで白髪を染めるスタイルはまだまだ模索中です。最初の頃、ヘナという成分を理解してなかった私は、ヘナで染めて、色がオレンジすぎると思い、市販の化学染料の白髪染めを使ってしまったことがあります。
もちろん普通に染まると思ってしたことです。でも染まった髪の毛を見てびっくりです。緑っぽい色になっていました。私の買った白髪染めの色は、ごく普通のダークブラウンでした。ヘナでオレンジ色になったのを落ち着かせたいと思って選んだのですが。
この経験をしてから、「ヘナは髪の毛をどうやって染めているのか?ヘアマニュキュは?市販の白髪染めは?」と、それぞれの働きを理解しなくてはいけないのか、と思いました。
気軽に始めたヘナですが、これ自体失敗だったと思うときもあります。それはヘナで染めると、先述のようにもう普通の白髪染めが使えないということです。使うと、染まるということではなく、おかしな色に変色してしまうだけなのです。
結局いろいろと失敗しているにも関わらず、まだヘナを使ってます。もうずっとヘナなので、他のものでは染められなくなってしまいました。髪の毛には悪くないので、これからもっと上手にヘナと付き合えるように、自分なりの研究をしていきたいと思ってます。
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