頭皮ケア、毎日シャンプーする女性でも毛穴が詰まって臭いの原因に

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頭皮の臭いの一番の原因は皮脂が詰まることだといわれていますが、頭皮の臭いで悩んでいる女性はほとんどの方が「毎日ちゃんとシャンプーしているのに、」という方が非常に多いですよね。
毎日シャンプーしているのに、どうして皮脂が詰まったり、角栓ができてしまうのでしょうか。

今回は、頭皮に皮脂が詰まってしまう原因を知って、皮脂を増やさない＆詰まらせないための対策についてご紹介します。

頭皮の皮脂の役割

皮脂が頭皮の臭いの原因になるのなら、皮脂なんて出なければいいのに！と思いますが、皮脂には皮脂の役割があるのです。

皮脂は出過ぎてはいけませんが、ある程度の量が必要です。それはなぜか。皮脂は汗と混ざり合い「皮脂膜」を作ります。これは天然の保湿剤で肌を乾燥から守るためにとても大切なものです。

そして抗菌作用。肌には善玉菌と悪玉菌がいますが、健康な頭皮は善玉菌が活発で、皮脂を分解することによって肌の表面を弱酸性に保っています。これにより、雑菌などが繁殖するのを防いでいるのです。

適度な皮脂分泌はお肌のバリアとなってあなたのお肌を守ってくれているんですね。

このように頭皮の皮脂は誰でも出ていますし、なくてはならない大切なものです。それがなぜ臭いの原因になって嫌われてしまうのでしょうか。

シャンプーなんかは気を付けてるけど、日々の食生活はいかがですか？

例えば肉中心だったり、揚げ物や炒め物、甘いもの、スナック菓子など脂肪分の多い食生活をしていないでしょうか？

食生活を見直すことは健康だけでなく、頭皮の皮脂量を過剰に増やさないためにも、とても大切なことです。

脂っこい食品は血中のコレステロールを増やし、血液がドロドロになります。皮脂の主成分は中性脂肪ですから、脂肪分の多い食事をしていると皮脂が増えるのです。

また、甘いものも同じ。甘いものばかり食べていると血糖値が急上昇し、インスリンというホルモンが出ます。インスリンには皮脂腺を刺激して皮脂をどんどん分泌させる働きがあるので、甘いものも同様に過剰摂取はよくありません。

野菜や果物も取り入れ、バランスの良い食事って、頭皮にも大事なんですね。

こんな風に、過剰に皮脂が分泌すると、余計な皮脂が酸化しやすくなり、頭皮の臭いの原因になります。
家庭用のお料理に使う油なんかでも、時間が経って酸化するといやな油臭がしますよね？あれと同じことが頭皮でも起きているのです。

適度な皮脂量であれば、皮脂膜を作ったり善玉菌に分解されているので問題ないのですが、過剰に分泌された皮脂は酸化、そして臭いもととなってしまいます。

ではどうすれば皮脂を抑えて臭いが出なくなるように出来るのか、それには食事と毛穴詰まりの原因を解消することが大切です。

動物性脂肪を取りすぎない、これに注意するだけでもだいぶ皮脂の量は違ってくるでしょう。食事の脂質を減らすことは頭皮にいいだけでなく、もちろんダイエットにも美肌作りにも良いことです。

ただし、極端に減らすようなことはNGです。脂質は大事なエネルギー源でもあり、肌のツヤを維持するためにも必要なので、１日の総摂取カロリーの２割程度に抑えるように摂りましょう。

皮脂の分泌が増えてしまうのは食事以外にもストレスやホルモンバランスなどの原因があるので、同時に出てしまった皮脂を酸化させない工夫もしていきましょう。

それはヘッドスパ！もちろん美容室に行ってやってもらってもいいですし自分でも簡単にできるんですよ。

用意するものは

・無糖の炭酸水
・いつものシャンプー
・空のペットボトル

これだけです。

いつも使っているシャンプーと炭酸水を少量、空のペットボトルに入れてよく振り混ぜます。泡立ったらその泡を頭皮全体につけてシャンプーします。

これだけでもスッキリしますが、プラスアルファとして、

・シャンプーの前に炭酸水でマッサージ
・すすぎ終わった後にも炭酸水を頭皮にかけてマッサージ

これをすることでさらに効果がアップします。

顔だって、毎日丁寧にお手入れしていても、角栓ができたりしますよね。
皮脂が多くなると、毛穴が開いて、バイキンが入りやすくなって吹き出物の原因になったり。

頭皮は皮脂分泌量も多い部分なので、顔と同じように、たまにはスペシャルなケアをしてあげることも必要です。

頭皮の臭いが気になったら、気軽に美容院で相談してみるのもいいですね。自分でできるケア方法もあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

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