どうして白髪を抜くとダメ?その髪の毛、もう生えてこないかも!

白髪

白髪の生え始めは数本だけ。気になると抜いてる、なんてことしていませんか?

まだ白髪染めなんてしたくないし、白髪ってなぜか主張が強くて、ほんの数本あるだけでも、変に目立ったりするから、ついついなんとかしたくなっちゃうというのもわかります。

女性の白髪混じりって、なんだか苦労してるな、疲れてるな、っていう印象を与えてしまうものですよね。でも、そんな白髪でも、見つけるたびに抜いていたらどうなるのか、心配ではありませんか?

こちらではこの「白髪を抜く」という行為が与える頭皮への影響、白髪のメカニズムなどについてご紹介します。

白髪を抜くのはどうしてだめなの

髪の毛は毛根があって、頭皮から栄養をもらって少しずつ、少しずつ生えてきています。

頭皮の毛穴から生えている髪の毛ですが、その小さな毛穴の中には毛乳頭や毛根、皮脂腺、幹細胞などが作用して髪を作り出したり、皮脂を分泌したり、メラニンを作り出して髪に色をつけたり、ということをしてくれています。

頭皮の毛穴の中では、こんな驚くべきメカニズムで髪が作られているんです。

ご存知の通り、髪の毛が生えてくるのには、毛周期というのがあります。

頭皮の毛穴から、新しい髪の毛が生まれて、それに押し出されるようにして古い髪の毛が抜け落ちます。新しい毛は産毛となって、それが1ヶ月に1センチほど伸びながら、徐々に硬い髪の毛へと育っていきます。

女性の場合は、この毛周期が4年から6年と言われています。

1本の髪の毛が産毛となって生えてきて、そこから4年から6年のおつきあいになるわけです。これはなかなかの長~いお付き合いですよね。
そういえば、昔「髪の毛は、長~い友達」なんていうコピーを使ったCMもありましたっけ。

そんな長い期間、毛根では休みなく、せっせと髪を作るための機能が働き続けています。そして、4~6年で成長を終えた髪の毛はそのまま2ヶ月から4ヶ月ほど自然に抜け落ちるまで存在しているわけです。

これを休止期といいます。

この休止期を終えると、また新しい髪を作るために毛乳頭などのシステムが活動を再開するのです。

こうした長い年月をかけて、髪の毛は成長して、つぎの新しい髪を成長させてているんですよね。すごいと思いませんか?

せっかく生えてきた髪の毛を抜いてしまうということは、毛周期を無視して、毛根の働きを乱暴に終了させる行為です。

白髪が生えてきたからといって、その髪を抜いても、同じ毛穴から生まれるのは基本的には白髪。まぁ、稀に途中から髪が黒くなったなんてこともあるようですが。実際、白髪を抜いたからと言って、増えることも減ることもありません。

けれども、毎日せっせと髪を作り出している毛根を傷めているのは間違いありません。

その場の対処で白髪を抜いてしまうということは、毛根を傷つけるリスクのほうが高いことを覚えておきましょう。

白髪が生えてくることでの悩みもありますが、髪があれば白髪染めなどで対応できます。でももし毛根を傷つけることで次の髪が正常に生えてこれなくなり、それが原因で薄毛になってしまったら、そのほうがよほど大きな悩みのタネになることでしょう。

そうしたことがなくても、年齢とともに髪はハリやコシがなくなり、ボリュームも寂しくなったりするものです。健気にがんばっているあなたの毛根や髪の毛、せっかく生えている髪の毛は大事にしてあげたいですね。

白髪はどうして生えてくるの?

日本人の髪の毛は黒い髪ですよね。そもそもなぜ黒い髪なんでしょうか。

ごく簡単に言えば、毛母細胞で作られるメラニンが髪の毛の細胞に送り込まれて黒くなっています。このメラニン色素の量で髪の毛の色が若干変わってきたり、人種によっては金髪だったりと違いが生まれるのです。

女性の場合は個人差はありますが、30代頃から白髪が生えてきて、40代でさらに増え始めます。これは、様々な要因により毛母細胞でメラニンが作られなくなったり、うまく髪の毛に届かなくなるのが原因と言われています。

白髪の確実な科学的メカニズムについては今のところまだ解明されていないのですが、年齢と共に白髪が増えていくというのは、ある程度仕方がないことですね。

また、加齢による機能低下の他にも、過度なストレスや、栄養不足などといった要因でも白髪が増えることがあります。例えば出産後に白髪が増えた、なんていう方もいますので、やはり身体全体の栄養循環やホルモンバランスなども白髪にも影響しているんですね。

ですが、最近は「17型コラーゲン」という成分が白髪や脱毛を抑制するということがわかってきたり、日々研究も進んでいますので、もしかしたら、そのうちに白髪なんて無縁という日がやってくるかもしれません。

まとめ

髪の毛には毛周期があり、1本の髪の毛が頭皮にとどまっている期間は女性の場合で4年から6年。
白髪が生えてきたからといって、この貴重な髪の毛を抜いていると、若い頃は良くても、傷ついた毛根が復活しなかったらそこから新しい髪が生えてこなくなることも考えられます。

加齢とともに、白髪も増えて、次第に白髪染めをするのが当たり前になってきます。それまでできれば頭皮をいたわって白髪をぼつぼつと抜くような行為は避けたいですね。

その白髪も大切な1本の髪の毛です。

どうしても気になるなら、ハサミで根元近くをカットするようにしましょう。
毛根のダメージが多くなれば、薄毛やハゲに繋がる可能性もあります。せっかく生えている髪の毛ですから、大切にしてあげましょう。

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