頭皮の臭いは細菌のせい?皮脂のせい?私がとった過激な対策方法

【体験談】臭いトラブル
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私は、20代から30代の間の10年以上、いつも自分の頭皮の臭いが気になっていました。女性から微かにするシャンプーの香りがいいという男性の意見を聞いたことがありますが、私の頭皮からシャンプーの良い香りがするのは、せいぜいシャンプー後数時間です。

翌朝になるとごく微かにシャンプーの香りがしないことはないですが、お昼を食べる頃には、もういつもの「気になる臭い」になっています。

この頭皮の臭いはなんだか加齢臭みたいで、そんな臭いがする自分がとても嫌で、髪の毛に香水をかけていました。私はその当時、シャネルのNo.5を愛用していたのですが、このシリーズには頭から全身にかけられるとてもライトな香水があるのです。香りの持続時間は2、3時間なのですが、ライトタイプなのできつい香りにはならないのです。

朝、そのライトタイプの香水をかけて、夕方にもかけてと常に頭皮の臭いがばれないようにしていました。人が私の横に立たれるのが一番嫌いで、自然と人との距離を取るようになりました。もし頭皮が臭いことが周りにばれてしまったら、女性としては最悪です。

シャンプーは毎日していました。洗えば臭いは取れると思っていたのです。まくらカバーはタオルを置いて、そのタオルを毎日洗濯してました。タオルが臭いということもあると聞いたからです。
でもやはり改善しませんでした。

なぜ、私の頭皮は臭いのか、10年以上頭皮の臭いに悩んでいたのですが、改めて考えてみると、まず原因として、シャンプーで洗ったあと、ちゃんとドライヤーで乾かしていなかったことが思い当たりました。

軽くは乾かしますが、すっかり乾かすというのではなく、気休め程度、生乾きの状態で寝ていました。こういうことを続けていたために、寝ている間に細菌が増えて臭っていたというのもあると思います。

臭いの元とは、細菌が原因なのだということなのです。湿った環境で、細菌が増えて臭いが出てくる、そして頭皮と髪の毛にたくさんの細菌がついているので、それが時間とともに増えて夕方には臭いが強く出てくるのです。

では、ちゃんとドライヤーで乾燥させれば臭いがなくなるのかと思ってきちんと乾かすようになったのですが、残念ながら頭皮の臭いは完全に消えませんでした。そうなると、もともと私の頭皮は臭いのか、体質なのかと悩んでしまうのです。女性としてまだまだ諦める年齢ではありません。

次に思い当たるのは、頭皮の皮脂です。私の場合は、シャンプーしないで1日経つと、頭皮がベタベタとなります。皮脂の細菌が増えて臭いを出すのだと思ったのですが、皮脂については何をどうやって改善していいかわからなかったです。その頃の私は毎日、暇さえあれば頭皮の皮脂をどうするかなんてことを考えていました。

そして、ネットの情報から「洗いすぎが皮脂の分泌を活発にするから、洗わなければいい」というものにたどり着きました。髪を洗わないなんて!と半信半疑ではあったものの、他に方法が見当たらなかったんです。そこで、週末、仕事終わりの金曜日の夜から勇気をもって洗わないという選択をしてみたのです。

最初は、日曜日の夜の洗う前は臭いがきつかったです。かゆみも出てくるし、頭を洗いたくてどうしようもなかったです。でもなんとか週末だけはなるべく髪を洗わない、という生活をしていました。
会社に行くので、日曜から木曜までは髪を洗わないわけにはいきません。そこで、普段使うシャンプーは低刺激のオーガニックのものに変えました。
こんなふうにして約半年近く続けたところ、徐々に頭皮の皮脂が減ってきたのです。頭皮の皮脂バランスが整うと細菌も減るのか、もしくは増えないのか、臭いも減ってきたように感じています。

私の場合、髪を洗わないというちょっと過激な方法にチャレンジしてみましたが、頭皮の臭いが皮脂や細菌のバランスによるものだと考えると、やはり何らかの頭皮環境の見直しが必要だと思います。

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